先ほどまでカウファ峠の高所から見下ろしていた谷(あるいは盆地)へ下りてきた。そこにはモン族の村がある。
この村はパラグライダーの着地点にもなっているのだが、モン族の伝統的な暮らしぶりや、峠の上とは違う角度からの絶景を望むことが出来た。
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モン族の村とグリーンライスの精米
モン族の住居は伝統的には壁も屋根も木造だが、最近はトタンなど別の材料に置き換わりつつあるようだ。
峠の上から降りてくるパラグライダーを眺めるモン族の人々。なんだか可愛らしい。
少女に真っ直ぐな目で見つめられて恥ずかしい。
左の女の子は、スカートだけモン族衣装というハイブリッドスタイルでアイスらしきものを食べている。
このご婦人方は何をしていたのだろう。井戸端会議にしてはみんな同じ方を向いているのが不自然である。パラグライダーを眺めながらの座談会であろうか。
少年たちがビリヤードをしていた。ビリヤードはベトナム人の間でかなりポピュラーな娯楽だが、モン族の若者達の間でも普及しているのかも知れない。
グリーンライス「Cốm」の精米
とある民家の前を通りかかると、緑色の何かを大鍋で煎っているような光景が見られた。
この「緑色の何か」は米であるようだ。グリーンライス、あるいはヤングライスと呼ばれる若いもち米だという。
ベトナム語で「米」のことを「Cơm」というが、この若いもち米は「Cốm」と言うらしい。「同じじゃねえか!」と言われそうだが、目を皿のようにして見比べて頂きたい。「o」から生えているヒゲがやや異なる。つまりは厳然たる発音と意味の違いがあるのだ。
こうしてモミ殻のまま煎った後、脱穀しておこわのような感じでで食べるらしい。ベトナムのもち米料理「Xoi」に似たような風情になるようだ。残念ながらまだ季節ではなく、今回は食べる機会に恵まれなかったが、中々面白いものを見ることが出来た。
さて、村に一本しか無い表通りを山の方へと進んでいく。
日本昔話に出てきそうな、どこか懐かしい農村風景が広がる。
サボテンのような植物が生えていたが、これは何だろう?
なだらかな傾斜に張り付く棚田と、とんがり帽子のような面白い形の山。山の斜面でも何か作物が作られているのだろうか。
のどかである。
大変のどかである。
筆者が写真を撮りだすと、大抵ミーさんも撮影を始める。ガイドさんなのに(笑)
さて、雲に覆われていた空からようやく陽光が差してきたようだ。来る道で通った絶景ポイントでリベンジを期すことにしよう。
(2024年9月2日の記録)
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