こんばんは。今、日本へ一時帰国するべくホーチミンのタンソンニャット国際空港で油を売っている10max(@10max)です。
ただ油を売っているだけでなく、今回タンソンニャット国際空港の自動化ゲートの登録手続きをしてみたのですが、出国が鬼スムーズになって予想外に感動しました!
登録手続きの様子や、実際に自動化ゲートを使って出国してみた感想をご紹介します。
Apple iPhone 15 Pro (6.7649998656528mm, f/1.8, 1/25 sec, ISO400)
タンソンニャット国際空港の自動化ゲート登録してみた
2023年8月ころ、ホーチミン・タンソンニャット、ハノイ・ノイバイ、ダナン、ニャチャン・カムラン、フーコックの各国際空港で自動入出国ゲートが運用開始されました。
なのですが、現状ベトナム在住外国人についてはベトナムからの出国時にしか利用できないという事もありあまり食指が動かず、登録しないまま今日に至っていました。
ところが今回、羽田行きのフライトのボーディングが1時間半超の大遅延・・・という事で激ヒマ人になってしまったため、満を持して登録してみました。
Apple iPhone 15 Pro (6.7649998656528mm, f/1.8, 1/100 sec, ISO100)
初回登録手続きは時間がかかるので余裕を持って
登録手続きですが、まず、ICチップ付きパスポートを持っているベトナム人以外は、初回利用時に指紋や顔の登録が必要です。
で、この初回登録手続きから実際に自動化ゲートを通れるようになるまでに意外と時間が掛かるので要注意です。登録手続きの列は比較的空いていましたが、トータルで30分ほど掛かりました。
登録場所は、航空会社のチェックインカウンターを過ぎた出国手続きカウンターの右側にあります。下の構内図のオレンジの囲みら辺です。自動出国ゲート自体もこの辺りです。
この辺りは撮影禁止エリアが多いので写真が少なくて恐縮ですが、こんな感じの登録用機器があります。
Apple iPhone 15 Pro (6.7649998663709mm, f/1.8, 1/50 sec, ISO400)
紛らわしいのですが、上の写真のキオスク端末の様な無人登録機で自動で登録した後、続いて左奥に少し写っている有人カウンターで手動で手続きをしてもらうという、2段階方式です。
最初、人のいるカウンターが空いているのに受け付けてくれないので、「お前何のためにそこにいるんだ!サボってんじゃねえ!」と思いましたが、そういうことでした・・・
なお、必要書類としては、パスポートに加えてTRC(テンポラリー・レジデンスカード/一時在留許可証)が必要です。
で、筆者が登録した2024年9月13日時点では、最初の無人登録機が1台しか無く、しかもパスポートや指紋の読み取りエラーが頻発するので結構待ち時間が必要です。登録作業自体はエラー無しで2〜3分ほどでしょうか。
その次の有人カウンターも、スタッフが2人しかおらず、しかも1人は無人登録機のエラーなどで頻繁に席を外していたりして、こちらもそれなりに待ちます。こちらの登録作業時間そのものは(おじさんが何をしてるのかは分かりませんが)4〜5分かかった印象。
さらに次が盲点で、これらの登録作業が完了すると「wait 10 minutes!」などと言われます。つまり自動出国ゲートそのものに反映されるのに10分ほどのタイムラグがあるのでしょう。
ということで、筆者の場合、無人登録機で前に3人ほど並んでいる状態で、最初に列に並んでから自動出国ゲートを通れるようになるまで合計30分ほどかかりました。
なので結構余裕がある時でないとヒヤヒヤすると思います・・・。
※なお、有人登録カウンターはもしかすると営業時刻的なものがあるかも知れません。今回21時半過ぎまでは対応している感じでしたが、深夜は登録出来ないかも。
自動化ゲートはベトナム出国時のみでも価値あり!
ただ、それだけの手間と時間を掛けても
「登録してよかった!」
と思いました。
正直、登録手続きが上のようにグダグダな感じだと、ゲート自体も全然通れないのでは・・・と危惧していたのですが、意外や意外、自動出国ゲートは鬼スムーズに通れました!!(そのための自動化ゲートなのだが・・・)
自動化出国ゲートにはそもそも待ちの列は無く、更にパスポートと指紋のスキャンも1回もエラーにならずに通れました。
もっともこれは筆者が運が良かっただけかも知れませんが、仮に数回読み取りエラーなどになったとしても、オンシーズンのイミグレの列に並ぶことを考えれば全然マシです。連休なんてこんな感じ(↓)ですからね。
Apple iPhone 12 Pro (4.2mm, f/1.6, 1/105 sec, ISO125)
ホーチミンからの出国時に最も時間が掛かるのが出国手続きなので、ここを瞬時に駆け抜けることが出来れば(言葉の綾ですよ。本当に駆け抜けちゃ駄目ですよ)空港に向かう際も余裕が出来ますし、その後の旅に思いを馳せつつゆっくりビールを飲む時間も出来るというもの。
そのうちもしかするとベトナムへの入国時にも使えるようになるかも知れないですし、そうなって登録手続きが混雑しないうちに、登録しておくのはおすすめかも知れません。
ということで、かんぱ〜い♪あ〜早く寿司食いて〜♪
(参考)消費税免税制度には影響なし
ブログのコメントやTwitter(X)でご質問頂いたのが、海外在住者の日本での消費税免税制度との関係について。
ベトナム出国時に自動化ゲートを利用し、パスポートへのスタンプ押印が貰えないことで、日本での免税制度が利用できなくなるのでは、と言うご心配がありましたが、問題ありません。
免税制度利用時に必要なのは「日本への入国スタンプ」なので、ベトナム出国時に自動化ゲートを利用しても大丈夫です。
Apple iPhone 15 Pro (6.7649998656528mm, f/1.8, 1/25 sec, ISO500)
コメント
こんにちは。とても有益な情報をありがとうございます。
ご存知でしたらお聞きしたいことがございます。
パスポートの読み込み後、出国時に出国スタンプは押して貰えますか?
日本と同じ様に希望者だけでしょうか?
それとも全員スタンプなしでしょうか?
また、知人が「登録しても最初の1回は自動ゲートが使えず、次回の出国時から
使える」と言っていたのですが、登録後すぐに自動ゲートでご出国できたのですね?
コメントありがとうございます。
出国時のスタンプについては不明ですね・・・
追加情報があったらご報告させていただきます。
先日、登録してみました。誰も並んでおらず、ラッキー⭐︎と思いましたが、器械がエラー連発で😅「人にやって貰う様に」との表示が出て、直接カウンターで全部やって貰いました。
係員さんに「出国スタンプは押せない、欲しいなら通常の方に並ぶ様に」と言われました。
今後、保険請求(ベトナム滞在期間の証明)にスタンプを使うかも、
または「外国人の入出国の登録または登録解除」の際に入出国スタンプをレセプションに写真で提出していた為(証拠)、必要かなーと思い質問させて頂きました。
保険請求先とアパートのレセプションにスタンプの件は確認して解決しました。
お世話になりました。
追加コメントありがとうございます!
スタンプはやはり通常のカウンターじゃないと無理でしたか😅
保険請求や「外国人の入出国の登録または登録解除」と言う手続きで出国スタンプが必要になるというのは知りませんでした。
逆に参考になる情報ありがとうございます😊
写真の大きさが、無駄にでかい。
特に、縦に長いのが画面に切れるので、もう少しバランスを考えたほうがよいです。
写真の内容にもよりますが、「なんでこんなにでかいの?」と疑問に思う写真が多すぎます。
コメントありがとうございます。
具体的にどのような機材でご覧くださってますでしょうか?
現状ほとんどの閲覧環境に対応しておりますので対策可能かどうかはお約束できかねますが、スマホ、PCなど、スペックをご教示いただければ幸いです。
たとえば、最後のビールの写真。
高さ2048ピクセル × 幅1536ピクセル の写真を載せています。
高さが2048ピクセルもあると、画面いっぱいになるが、たかがビールの写真です。
自分は、画面の解像度は、推奨の1920×1080で使っています。
ビールの写真の上半分弱しか表示されません。
ビールの写真等、大きすぎます。
コメントありがとうございます。
縦写真は、おっしゃる通り環境によっては見切れる場合があるようなので、設定を変更し、高さを840pxで表示されるようにしました。