こんにちは。体細胞の66%ほどがベトナム麺で構成されつつある10max(@10max)です(ちなみに残りの3割はフォーのスープとビアサイゴン)。
本ブログでは「ベトナム人お薦めローカル飯」と称してお薦めのローカルベトナム料理店を紹介していますが、本記事では、これまでご紹介してきたホーチミン市内のお店を全てまとめました。以下、ホーチミン市(HCMC)の各区ごとに名店をご紹介します。
記事の最後に、ご紹介した店の一覧マップも掲載していますので、ホーチミン旅行の際の旅のしおりとしてご活用頂ければ幸いです。
- HCMC 1区のローカルグルメ:観光の中心
- 選べる麺とモチモチ牛ボール「Phở Bò Viên Thập Cẩm」
- 路地裏の海鮮フーティウ「Hủ Tiếu Mực Ông Già Chính Gốc」
- 別格に美味しいフォーの名店「Phở Thìn By SOL」
- ホーチミンで蟹を食べるなら「Quán 94」
- 【バインミーだけじゃ勿体ない】ベトナムローカルグルメ百貨店「ニューラン」
- 黄色いおこげの土鍋ご飯「Cơm Niêu Thiên Lý」
- 知る人ぞ知る蟹うどん店「Bánh Canh Cua」
- 百年続く街角の麺・お粥食堂「Thành Ký」
- 種類豊富な絶品バインミー「Bánh mì 362」
- フーティウナンバン「Hủ Tiếu Nam Vang Thành Đạt」
- 絶品鴨&豚肉のベトナム中華食堂「天然燒臘家(Lạp Vị Gia Thiên Nhiên)」
- 絶品牛骨スープの潮州火鍋店「旺和牛(WangHeNiu)」
- ベトナム風ビーフシチュー「ボーコー」の「Bò Kho Cô Mai」
- 絶品豚足スープのベトナム中華麺「Phát Ký Mì Gia(発記麺家)」
- フーコック島名物ブンクワイ「Bún Quậy KIẾN XÂY」
- ヤギ焼肉&ヤギ鍋「LẨU DÊ 214」
- HCMC 3区のローカルグルメ:ローカルと洗練の融合
- HCMC 4区のローカルグルメ:ローカル色強いエリア
- HCMC 5区のローカルグルメ:チョロン(中華街)
- HCMC 7区のローカルグルメ:駐在員も多く住む新興エリア
- 番外編:ホビロン(孵りかけのアヒルの卵)
- さいごに:ホーチミンローカルグルメマップ
HCMC 1区のローカルグルメ:観光の中心
ホーチミン1区は、代表的な観光スポットやホテル、土産店などがひしめいており、同市を訪れる旅人はもちろん在住者にとっても上陸頻度が最も高いエリアです。そんな1区のローカルベト飯の名店達はこちらです。
選べる麺とモチモチ牛ボール「Phở Bò Viên Thập Cẩm」
Apple iPhone 12 Pro (4.2mm, f/1.6, 1/160 sec, ISO32)
このPho Bo Vien Thap Camは筆者が大好きなベトナム麺屋の中でもいち推しの名店です。
何しろ筆者の勤務先の舌の肥えたベトナム人社長のおすすめですから、サラリーマンとしては推さないわけにはいきません間違いありません。
フーティウ、フォー、ミーなど複数のベトナム麺から好きな麺を選び、そこに肉やモチモチのミートボール、モツなど好きな具を入れ込みます。
出汁のよく効いたスープも最高です。
なお、社長おすすめと言っても高級店では全くなく、ドローカルな超庶民価格の店です。食とコスパに拘るベトナム人は「高くて美味い店」なんて人に薦めません。
路地裏の海鮮フーティウ「Hủ Tiếu Mực Ông Già Chính Gốc」
Apple iPhone 12 Pro (4.2mm, f/1.6, 1/50 sec, ISO200)
こちらも上のPho Bo Vien Thap Camと甲乙つけ難いベトナム麺の名店です。しかしこちらは同じ同僚でも部下のベトナム人女子に教えてもらった店であるため、サラリーマンとしては社長お薦めの方を上に(以下略)
こちらのHu Tieu Muc Ong Gia Chinh Gocは上の店とは異なり、麺は「フーティウ(Hu Tieu)」と呼ばれるタイプの米麺専門です。それに魚のすり身やイカ、ホタテといった海鮮の具が組み合わされた海鮮フーティウです。
この、魚の出汁がよく染み出したスープが非常にお優しく最高に美味くて、完飲してしまう危険を伴います。
フーティウという麺は数あるベトナム麺の中でも、フォーなどよりもコシがあってツルッとした喉越しの麺で、筆者が最も気に入っている麺の一つです。
そしてこの店の魅力はこのフーティウだけでなく、ベトナム戦争前から変わっていないという路地裏の風景も必見です。
別格に美味しいフォーの名店「Phở Thìn By SOL」
Apple iPhone 12 Pro (4.2mm, f/1.6, 1/100 sec, ISO80)
Pho Thin by SOLは所謂フォーの正統派のお店。
フォーならどの店で食べても同じ(同じくらい美味い)と思われるかも知れませんが、このPho Thin by SOLのフォーはその中でも「超美味しい」です。
特に絶品なのはスープ。飲んだ瞬間に、その深い味わいに驚かされます。
ホーチミン1区の観光の中心地に加え、旧2区、4区、7区にも店舗があるので、近くにお立ち寄りの際にはぜひ。
ホーチミンで蟹を食べるなら「Quán 94」
Apple iPhone 12 Pro (4.2mm, f/1.6, 1/50 sec, ISO100)
Quan 94はホーチミン市内で蟹料理を食べたいなら外せない名店です。
蟹料理といっても高級店ではなく、1缶100円足らずの「333」ビールをひたすら飲みながらカジュアルに食べられる庶民の人気店です。
蟹の身がたっぷり詰まった揚げ春巻きや蟹チャーハン、蟹春雨なども絶品ですし、何より必食なのは殻ごとムシャムシャ食べられる揚げソフトシェルクラブです。
【バインミーだけじゃ勿体ない】ベトナムローカルグルメ百貨店「ニューラン」
Apple iPhone 12 Pro (4.2mm, f/1.6, 1/120 sec, ISO50)
「Như Lan(ニューラン)」はホーチミン1区の観光エリアの真ん中で気軽にバインミーが買えるという事でガイドブックにも載っている有名店ですが、ニューランはバインミーだけで満足していては完全に勿体無い名店です。
ニューランは言わば「ベトナムローカルグルメの百貨店」!
ベトナムっ子御用達のテイクアウト軽食からちょっと通向けのローカル麺まで、わざわざ有名店に足を伸ばさずともここだけで手に入る魔法の様なお店であり、短時間で効率的にローカルフード巡りをしたい旅行者にも大いに助けになります。
黄色いおこげの土鍋ご飯「Cơm Niêu Thiên Lý」
Apple iPhone 12 Pro (4.2mm, f/1.6, 1/80 sec, ISO125)
「Cơm Niêu Thiên Lý」 はホーチミン市内に11店舗を展開する古き良きベトナム家庭料理のお店。
シグネチャーメニューであるカリカリの黄色いおこげの土鍋ご飯を始め、ベトナム在住の筆者も、「おっ、ここはちょっと他には無い面白い店だな」と感じる、ちょっと懐かしい家庭のベトナム料理メニューが魅力で、定期的に通っています。
清潔で一際落ち着いた空間の中で、少し趣の異なるベトナム家庭料理を楽しみたい、という時には非常にお薦めの店です。
知る人ぞ知る蟹うどん店「Bánh Canh Cua」
Apple iPhone 12 Pro (4.2mm, f/1.6, 1/50 sec, ISO64)
「Bánh Canh」は米粉やタピオカを主材料としたベトナム南東部発祥の麺で、日本でいうと「うどん」のような丸太麺です。その麺を蟹ベースのスープや具をメインに仕上げたのが「Bánh Canh Cua」。
ホーチミン1区の鬼のように分かりづらい路地の奥に得も言われぬ美味うどんが待ち受けていたので感動のあまりご紹介します。
百年続く街角の麺・お粥食堂「Thành Ký」
Apple iPhone 12 Pro (4.2mm, f/1.6, 1/120 sec, ISO32)
フーティウと中華麺、お粥を、なんと親子五代、百年にも渡って提供し続けているドローカル食堂です。
こちら、出汁の沁み渡るスープを一口食べた瞬間に
「これは何杯でも食べられそうだぞ・・・」
と予感したのですが、美味し過ぎて本当に(以下略)。
また、お粥が超ダークホースで、麺類にも勝るとも劣らない絶品だったので、こちらも見逃せません。
種類豊富な絶品バインミー「Bánh mì 362」
Apple iPhone 12 Pro (4.2mm, f/1.6, 1/50 sec, ISO80)
Bánh mì 362は40年以上の歴史がある老舗有名店で、ホカホカ&サクサクパンが絶品で具のバリエーションが豊富なバインミー専門店。
1980年頃、ビンタン区のバクダン通り362番地に創業、その後創業の店舗は廃業したものの、現在1区に1店舗、7区に2店舗、旧2区(現トゥドゥック市)に2店舗の計5店舗を展開しています。
店内はお洒落で清潔感もあり、外国人でも安心して利用できる感じです。
フーティウナンバン「Hủ Tiếu Nam Vang Thành Đạt」
Apple iPhone 12 Pro (4.2mm, f/1.6, 1/50 sec, ISO80)
ベトナム語でカンボジアのプノンペンを意味する名前を持つ「フーティウナンバン(Hủ Tiếu Nam Vang)」という麺料理。ホーチミンのローカル麺の中では割とメジャーな存在だったりします。
こちらは地元ベトナム人の間の口コミでも知られる、ホーチミン市内観光の中心である1区界隈で名高いフーティウナンバンの名店です。
絶品鴨&豚肉のベトナム中華食堂「天然燒臘家(Lạp Vị Gia Thiên Nhiên)」
Apple iPhone 15 Pro (6.86mm, f/1.8, 1/50 sec, ISO100)
ホーチミン1区の観光の中心部にある、創業1938年の「ドローカルな」ベトナム中華料理店。所謂丸い回転テーブルがあるような中〜高級中華料理店ではなく、古くこの辺りに土着した広東系華人が営むこぢんまりとした食堂で、人懐っこいおばちゃんが激旨麺&飯を出してくれる隠れ名店です。
元々食肉の卸販売の店だったようで、店頭にぶら下がった鴨や豚の丸ごと肉が味への自信を物語っています。
絶品牛骨スープの潮州火鍋店「旺和牛(WangHeNiu)」
SONY ILCE-7C (50mm, f/5.6, 1/50 sec, ISO2000)
絶品牛骨スープを鍋ごと飲み干したいと思ってしまった火鍋の名店が、ホーチミン1区(と7区)の「旺和牛旺和牛潮汕牛肉火鍋(lẩu bò triều châu WangHeNiu)」。創業の地は中国内陸部の重慶で、その後中国国内で上海、北京、天津に展開し、初の海外展開地としてホーチミンにやって来ました。
牛骨出汁の効いたスープは、延々と飲み続けたくなるスープは絶品です。
ベトナム風ビーフシチュー「ボーコー」の「Bò Kho Cô Mai」
Apple iPhone 15 Pro (6.86mm, f/1.8, 1/35 sec, ISO400)
サイゴンの地にてフランスとベトナムの文化が融合することで生まれ、ベトナムの食材や暑い気候に最適化されて育った、ベトナム版ビーフシチューとも呼ばれる「ボーコー(Bò Kho)」。
「Bò Kho Cô Mai」は、サイゴンの町で牛肉を煮込み続けて40年のホーチミン1区の老舗です。ホロホロに煮込まれた牛肉はベトナムでは中々貴重な、癖になる逸品です。
絶品豚足スープのベトナム中華麺「Phát Ký Mì Gia(発記麺家)」
Apple iPhone 15 Pro (6.86mm, f/1.8, 1/100 sec, ISO125)
Phát Ký Mì Giaの特徴は「豚足スープ」。豚足をぐつぐつ煮込んだスープもさることながら、骨付きの豚足がドーンと椀の中に入って出てくる様は中々豪快です。ホーチミンでもそのような豚足スープを出す店は限られるので、貴重な一軒です。
また、小麦麺や複数の米麺(フーティウ)など豊富なバリエーションの麺を選ぶ事が出来るのも魅力です。ワンタンや牛肉ボールなどのトッピングも選べます。
フーコック島名物ブンクワイ「Bún Quậy KIẾN XÂY」
Apple iPhone 15 Pro (6.86mm, f/1.8, 1/50 sec, ISO250)
フーコック島名物ご当地麺「Bún Quậy」の有名店「Bún quậy Kiến Xây」。
これが滅法美味く、は島内でも未だに個人的にはベトナムにおけるトップクラスの推し麺の地位を守っているのですが、何とホーチミン1区にその支店が出来ているのを発見しました。
ヤギ焼肉&ヤギ鍋「LẨU DÊ 214」
Apple iPhone 12 Pro (4.2mm, f/1.6, 1/50 sec, ISO500)
ベトナムではヤギ肉は割りとメジャーな食材であるようで、煮込んでスープなどにも使われます。「LẨU DÊ 214」 はヤギのおっぱい肉が無性に美味しく、そして何より、サイゴンの町を眺めながら路上で七輪を囲む雰囲気が極上な、ヤギ焼肉&ヤギ鍋の名店です。
HCMC 3区のローカルグルメ:ローカルと洗練の融合
ホーチミン3区は観光やビジネスの中心1区と、ローカル色の強い5区や10区との結節点に当たる、ローカルと洗練、利便性の良いバランスがあり、隠れたローカルグルメも多いエリアです。
ボーラロットの名店「Quán Ăn Cô Liêng」
Apple iPhone 15 Pro (6.86mm, f/1.8, 1/120 sec, ISO80)
「ボーラロット(Bò lá lốt)」という料理は、牛の挽肉をつくねの様に棒状にして串に刺したものを、「ラロット」と呼ばれる香草で巻いたりして焼き上げたものが主役の、ホーチミンの伝統料理です。
この「Quán Ăn Cô Liêng」は地味にミシュランガイド掲載店だったりするので、地味にチェキラです(古語)。そして、ジューシーな牛肉の肉汁がお好きな方は地味にチェキラです(古語②)。
HCMC 4区のローカルグルメ:ローカル色強いエリア
まだ古い街区が残り、「スラム街」と表現される事すらある4区はローカル色が色濃く残るアジア好きには堪らないディープなエリア。ローカルベトナムグルメも豊富です。
定番ストリート定食コムタム「Cơm tấm Mai」
SONY ILCE-7C (28mm, f/4, 1/30 sec, ISO250)
そんなベトナムローカル定食の代表選手、コムタムの名店、Com tam Mai。
ローカルな店が立ち並ぶ路地をバイクが行き交う、ザ・ベトナム、とでも言うべき風景の中に、油断していると通り過ぎてしまいそうな地味な店舗の店頭でおばちゃんが作ってくれるコムタムは、パラパラのご飯に染み込んだジューシーな肉汁、パリパリの目玉焼き、もう間違いのない美味しさです。
HCMC 5区のローカルグルメ:チョロン(中華街)
チョロンはホーチミン市内の中華街です。チョロンの場合、中華街と言っても日本やマレーシアなどの様な分かりやすい中華街感はありませんが、町中をよく見渡すと看板には漢字が書かれ、地味に中華料理の名店を見つけることが出来ます。そして味は確かです。
爆旨水餃子麺「Sủi Cảo 162」
OLYMPUS E-M1MarkII (19mm, f/5.6, 1/60 sec, ISO1600)
チョロンを訪れたらぜひ食べて頂きたいのが、水餃子と、麺の入った水餃麺。チョロンには水餃子ストリートと呼ばれる一角があり、水餃子や水餃麺の店がずらりと並んでいます。
その中でも地元で人気なのが、Sui Cao 162。こちらのお店は日本語のブログやサイトではあまり紹介されていませんが、店はいつも地元の人達で混雑しています。メニューも料理もシンプルですが、味はピカイチです。
大きな声では言えませんが、今までのところベトナムに来てから一番美味しかったのがこのSui Cao 162の水餃麺かも・・・。ベトナム料理も相当美味しいのですが、中華料理やっぱりすげえ、と思わされた名店です。
ダックヌードル「海記麺家(Hải Ký Mì Gia)」
Apple iPhone 12 Pro (4.2mm, f/1.6, 1/230 sec, ISO32)
チョロンの「海記麺家(Hải Ký Mì Gia)」は鬼美味いダック(鴨)ヌードルを提供する名店です。
箸で簡単にほぐせるほどホロホロに煮込まれた鴨と、その鴨肉の味を最高に引き出してくれる深みのある特製スープを、中華麺と共に気軽に堪能出来てしまう夢のような欲張り料理が「ダックヌードル」です
ダックヌードル以外にも、水餃子(麺)やワンタン(麺)、揚げ餃子などのスタンダードな中華料理も激美味です。
HCMC 7区のローカルグルメ:駐在員も多く住む新興エリア
ホーチミン市の中で最南部に位置する7区は、市内でも最も最近開発が進められた新興エリアです。特にフーミーフンと呼ばれるエリアは街区も綺麗に整備され、日本人含む外国人駐在員も多く住んでいる、比較的ハイソで小綺麗な店が多い雰囲気。
そんなフーミーフンにも、ちゃんとローカルなベトナム料理屋は潜んでいるのです(別に潜みたくて潜んでるわけじゃないと思いますが、他のエリアより少ないのは確か)。
ハノイ料理とビアホイ「Long Béo Băm Sáu Phố Phường」
Apple iPhone 12 Pro (4.2mm, f/1.6, 1/50 sec, ISO320)
「Long Béo Băm Sáu Phố Phường」は、ハノイの「ビアホイ(Bia Hơi)」の雰囲気をホーチミンでも味わえる庶民の店です。
ハノイ名物のド迫力のリッター単位のビアホイ缶や北部料理をお手頃な値段で楽しめる名店、貴重な存在です。
7区でオープンエアの夜空のもとで乾杯したくなったら、こちらがイチ推しです
クレセントモール近くの絶品ベトナム料理「Hương Bắc xưa」
Apple iPhone 12 Pro (4.2mm, f/1.6, 1/50 sec, ISO160)
「Hương Bắc xưa」は、ホーチミン7区の中でも意外とローカルベトナム料理屋が少ないクレセントモール付近では貴重なオーセンティックかつ独創的なベトナム北部家庭料理店です。
このエリア在住歴の長いベトナム人のママ友さんに教えて頂いただけあり、味の方も、7区と言わずホーチミン市の中で見ても中々の絶品。
古き良き絶品マレーシア中華料理「Quán Ăn Hao Ký」
SONY ILCE-7C (45mm, f/5.6, 1/50 sec, ISO1250)
ホーチミンにも中華料理屋は沢山ありますが、大陸からマレーシアに渡って別の世界線で温存された古き良き中華料理「マレーシア中華料理」を出す店はそうそう多くはありません。
そんな貴重なマレーシア中華料理の名店が7区にありました。他の中華料理とはちょっと違う独特の美味を楽しむことができます。
バインダークア等少し珍しいベトナム北部料理「Món Bắc」
Apple iPhone 12 Pro (4.2mm, f/1.6, 1/50 sec, ISO160)
きしめん風のバイン・ダー・クア(Bánh đa cua)や「ソイ・セオ(Xôi xéo)」と言う餅米おこわの料理などは、少し探さないと見つからないややマニアックな北部名物ですが、「Món Bắc」は、こうした少しだけ珍しいベトナム北部ご当地料理で定評ある名店です。
ホーチミン7区フーミーフン地区の日本人学校近くにあるので学校での行事帰りのランチなどにもおすすめです。
メニュー豊富な日越韓アジアン居酒屋「MY THAI KITCHEN」
SONY ILCE-7C (37mm, f/8, 1/40 sec, ISO3200)
ベトナム料理もそこそこ美味しく、でもそれだけではないので様々な人の好みに幅広く応え、ビールが進み、お値段もそこそこお手頃。そんな便利なお店が7区フーミーフンにあります。
それが、ベトナム、韓国、日本中心に幅広いアジアン料理を高次元な味で提供する珠玉の居酒屋「MY THAI KITCHEN」です。
絶品牛骨スープの牛肉火鍋「旺和牛(WangHeNiu)」
SONY ILCE-7C (50mm, f/5.6, 1/50 sec, ISO2000)
ホーチミンには火鍋屋が少なくありませんが、その中でも大当たりのお店がこちら。絶品牛骨スープを鍋ごと飲み干したいと思ってしまった火鍋の名店が、ホーチミン1区と7区の「旺和牛旺和牛潮汕牛肉火鍋(lẩu bò triều châu WangHeNiu)」 です。モチモチビーフボールと締めのラーメンも忘れずに。
チャーカーラボン「Chả Cá Hà Nội Phố」
Apple iPhone 15 Pro (6.86mm, f/1.8, 1/35 sec, ISO400)
ハノイ名物料理チャーカーラボンの名店が、ホーチミン7区フーミーフン地区にありました。地元の人達で賑わう「Chả Cá Hà Nội Phố」というお店。本場に勝るとも劣らない美味しさ・・・いや、正直なところこちらの方が洗練されていて美味しいかも?というほどでした。
番外編:ホビロン(孵りかけのアヒルの卵)
Apple iPhone 12 Pro (4.2mm, f/1.6, 1/25 sec, ISO800)
ホーチミンのとある路地の屋台で、ベトナム名物ホビロンを食べたのでご紹介しています。
産後2〜3週間経ち、殻の中で孵化しつつある状態のアヒルの卵で、見た目は少々インパクトがありますが、ベトナムローカルの味と雰囲気をとことん満喫されたいなら非常にお薦めです。
この記事ではホーチミン市11区の屋台をご紹介していますが、他にも食べられる場所はあるので、興味のある方はぜひ。
さいごに:ホーチミンローカルグルメマップ
以上、ほぼほぼガイドブックには載っていない、筆者が地元のベトナム人に教えてもらったり地元で人気のあるローカルグルメの名店達を集めてみました。
上でご紹介したホーチミン市内のローカルグルメ店を、Googleマップのリストにしましたので、観光などの際の食事場所の参考に、ぜひご活用下さい。
なお、本記事は随時更新していきます(まだまだお店の在庫があるんだけど全然筆が追い付かない・・・)。もう少しラインナップが増えてきたら、食事の種類やエリアごとのまとめ記事もご用意したいと思いますので、どうぞお楽しみに^^
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