香港

「Chung Kee Congee(忠記粥品)」で朝食を – 行列の出来る北角の粥店 | 香港・長洲島子連れ2泊3日(6)

ビクトリア・ピークの100万ドンならぬ100万ドルの夜景にド満足し、夜トラムの旅情に惚れた前夜の余韻の中、朝食の粥を食べに春秧街に繰り出します。

ギャラリー:夜のトラムと北角・春秧街旅情 | 香港・長洲島子連れ2泊3日(5)
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北角・春秧街の朝, 香港SONY ILCE-7C (28mm, f/5.6, 1/100 sec, ISO100)

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北角の行列の出来る粥店「Chung Kee Congee(忠記粥品)」

香港の朝と言えばお粥である、と言う格言がありますね(いやない)。

でも何となく、そんなイメージありますよね。

北角・春秧街に、お粥の名店「Chung Kee Congee(忠記粥品)」 はあります。地元の人達でささやかな行列すら出来る名店です。

Chung Kee Congee(忠記粥品), 北角・春秧街, 本kのんSONY ILCE-7C (28mm, f/3.2, 1/30 sec, ISO160)

Chung Kee Congee(忠記粥品)のアクセス

香港島の北側の北角の英皇通りから春秧街へ入るところにあります。付近には美味い麺やなどもある希少なローカルエリアです。

春秧街についてはこちらの記事をご覧下さい。

古き良き香港の市場通りとトラムのコラボが尊い「春秧街」に鼻血が出そう | 香港・長州島子連れ2泊3日(2)
香港上陸後、今回の投宿地である香港島北岸の北角エリアへ向かったのですが、そのホテルのある通りに足を踏み入れた瞬間、想像を超えるローカル市場風情に、予定外に開幕と同時に優勝が決まったのでした。 事前知識を全く持たずにこのホテルを予約したのです...

外観と店内

ローカルな春秧街らしく非常に地味な店構えです。

行列と書きましたが、実際は持ち帰り待ちの人も結構多いようです。いずれにしても、地元の人達で賑わう様子が窺えます。

外観, Chung Kee Congee(忠記粥品), 北角・春秧街, 本kのんSONY ILCE-7C (28mm, f/4, 1/30 sec, ISO125)

店内では注文に対応する店員さん達が忙しそうに立ち回っていました。

店内, Chung Kee Congee(忠記粥品), 北角・春秧街, 本kのんSONY ILCE-7C (28mm, f/4, 1/30 sec, ISO320)

客席は奥の方に広がっています。

店内, Chung Kee Congee(忠記粥品), 北角・春秧街, 本kのんSONY ILCE-7C (28mm, f/2.8, 1/30 sec, ISO125)

メニュー

メニューは非常に豊富で、お粥以外にも色々あります。

メインのお粥は、左側の「即熟粥」的なやつでしょう。右側の「各式食品」がサイドメニュー的なもの。真ん中の「生何とか粥」というのは何かよくわかりませんが、字面的にちょっとお腹との相談が必要そうな気がします。

メニュー, Chung Kee Congee(忠記粥品), 北角・春秧街, 本kのんSONY ILCE-7C (28mm, f/2.8, 1/40 sec, ISO100)

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実食!ボリュームタップリ熱々粥

結論から申し上げると、すごいボリュームでした。他のテーブルを真似て頼んだんだけど・・・

まずはサイドメニューです。どのメニューがどんなものか分からなかったので、他のテーブルの美味しそうなものを指差しで頼んだら、これが出てきました。

揚げパンをフォーのような米製の生地で巻いたもの。メニューで言うと右端の「炸両」と言うものだと思います。

揚げパンのライスペーパー巻, Chung Kee Congee(忠記粥品), 北角・春秧街, 本kのんSONY ILCE-7C (42mm, f/5, 1/50 sec, ISO640)

他の人のテーブルをチラッと見ただけなので、巻かれているのが揚げパンだとは気づきませんでした。これだけで既にすごいボリューム・・・!

店頭にも揚げパンが売られていたので、恐らく定番のサイドメニューなのでしょう。

揚げパン, Chung Kee Congee(忠記粥品), 北角・春秧街, 本kのんSONY ILCE-7C (39mm, f/3.2, 1/50 sec, ISO100)

ベトナムでも、特にハノイではフォーに揚げパンをトッピングするのが鉄板なので、文化的な繋がりがあるのかも知れません。地理的にもハノイと香港はほぼお隣さんですもんね。

揚げパン, Pho Thin by SOL, フォー,おすすめ, ホーチミン

Apple iPhone 12 Pro (4.2mm, f/1.6, 1/50 sec, ISO100)
ハノイ式フォー@Pho Thin by SOL

そして本命のお粥が着丼!

注文したのは、煮卵と牛肉のお粥。メニュー表の左側の下の方の「何とか蛋牛肉粥」です。

牛肉粥, Chung Kee Congee(忠記粥品), 北角・春秧街, 本kのんSONY ILCE-7C (45mm, f/4, 1/50 sec, ISO320)

ほんっと熱々で、美味しいのは美味しいのですが・・・デカい!!

写真だと分かりにくいですが、吉野家の牛丼のどんぶりよりちょっと小ぶりくらいなサイズです。

しかも熱々のお粥なので大口でかき込むわけにもいかず、食べても食べても全く減らない感じ・・・(笑)

味付けは結構あっさりなので、卓上の調味料で味変させます。醤油的なものもあります。

調味料, Chung Kee Congee(忠記粥品), 北角・春秧街, 本kのんSONY ILCE-7C (31mm, f/3.2, 1/40 sec, ISO320)

牛肉粥, Chung Kee Congee(忠記粥品), 北角・春秧街, 本kのんSONY ILCE-7C (28mm, f/3.2, 1/30 sec, ISO160)

それにしても何というか、満足感と健康感が凄いですね。消化によく、味付けもあっさりで、やはり昼や夜よりも朝に沢山食べるのが吉、という基本に則った朝食。香港人の健康への高い意識を垣間見る感じがします。

ちなみにこのお粥は1つ23HKD。今の円安レートだと400円ちょっと。少し前のレートなら300円弱。

Chung Kee Congee(忠記粥品), 北角・春秧街, 本kのんSONY ILCE-7C (28mm, f/5, 1/30 sec, ISO250)

結局、揚げパン巻きの炸両もあったので家族4人でも完食し切れませんでした^^;香港人の胃袋は4次元なのでしょうか。

でも味はとても美味しかったので、取り分け用の椀を貰ってシェアするなど分量に気をつければ、素晴らしい香港の朝の粥活を楽しめること請け合いです。

さて旅行記に戻りまして、この後フェリーで長州島へ向かいますよ。

(2023年8月6日の記録)

つづき↓

長州島日帰り旅(前編)フェリーで島に渡り極楽海鮮中華を食す | 香港・長洲島子連れ2泊3日(7)
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香港・長州島子連れ2泊3日【新旧時代の真ん中で】(2023年)
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