ビクトリア・ピークの100万ドンならぬ100万ドルの夜景にド満足し、夜トラムの旅情に惚れた前夜の余韻の中、朝食の粥を食べに春秧街に繰り出します。
SONY ILCE-7C (28mm, f/5.6, 1/100 sec, ISO100)
北角の行列の出来る粥店「Chung Kee Congee(忠記粥品)」
香港の朝と言えばお粥である、と言う格言がありますね(いやない)。
でも何となく、そんなイメージありますよね。
北角・春秧街に、お粥の名店「Chung Kee Congee(忠記粥品)」 はあります。地元の人達でささやかな行列すら出来る名店です。
SONY ILCE-7C (28mm, f/3.2, 1/30 sec, ISO160)
Chung Kee Congee(忠記粥品)のアクセス
香港島の北側の北角の英皇通りから春秧街へ入るところにあります。付近には美味い麺やなどもある希少なローカルエリアです。
春秧街についてはこちらの記事をご覧下さい。
外観と店内
ローカルな春秧街らしく非常に地味な店構えです。
行列と書きましたが、実際は持ち帰り待ちの人も結構多いようです。いずれにしても、地元の人達で賑わう様子が窺えます。
SONY ILCE-7C (28mm, f/4, 1/30 sec, ISO125)
店内では注文に対応する店員さん達が忙しそうに立ち回っていました。
SONY ILCE-7C (28mm, f/4, 1/30 sec, ISO320)
客席は奥の方に広がっています。
SONY ILCE-7C (28mm, f/2.8, 1/30 sec, ISO125)
メニュー
メニューは非常に豊富で、お粥以外にも色々あります。
メインのお粥は、左側の「即熟粥」的なやつでしょう。右側の「各式食品」がサイドメニュー的なもの。真ん中の「生何とか粥」というのは何かよくわかりませんが、字面的にちょっとお腹との相談が必要そうな気がします。
SONY ILCE-7C (28mm, f/2.8, 1/40 sec, ISO100)
実食!ボリュームタップリ熱々粥
結論から申し上げると、すごいボリュームでした。他のテーブルを真似て頼んだんだけど・・・
まずはサイドメニューです。どのメニューがどんなものか分からなかったので、他のテーブルの美味しそうなものを指差しで頼んだら、これが出てきました。
揚げパンをフォーのような米製の生地で巻いたもの。メニューで言うと右端の「炸両」と言うものだと思います。
SONY ILCE-7C (42mm, f/5, 1/50 sec, ISO640)
他の人のテーブルをチラッと見ただけなので、巻かれているのが揚げパンだとは気づきませんでした。これだけで既にすごいボリューム・・・!
店頭にも揚げパンが売られていたので、恐らく定番のサイドメニューなのでしょう。
SONY ILCE-7C (39mm, f/3.2, 1/50 sec, ISO100)
ベトナムでも、特にハノイではフォーに揚げパンをトッピングするのが鉄板なので、文化的な繋がりがあるのかも知れません。地理的にもハノイと香港はほぼお隣さんですもんね。
そして本命のお粥が着丼!
注文したのは、煮卵と牛肉のお粥。メニュー表の左側の下の方の「何とか蛋牛肉粥」です。
SONY ILCE-7C (45mm, f/4, 1/50 sec, ISO320)
ほんっと熱々で、美味しいのは美味しいのですが・・・デカい!!
写真だと分かりにくいですが、吉野家の牛丼のどんぶりよりちょっと小ぶりくらいなサイズです。
しかも熱々のお粥なので大口でかき込むわけにもいかず、食べても食べても全く減らない感じ・・・(笑)
味付けは結構あっさりなので、卓上の調味料で味変させます。醤油的なものもあります。
SONY ILCE-7C (31mm, f/3.2, 1/40 sec, ISO320)
SONY ILCE-7C (28mm, f/3.2, 1/30 sec, ISO160)
それにしても何というか、満足感と健康感が凄いですね。消化によく、味付けもあっさりで、やはり昼や夜よりも朝に沢山食べるのが吉、という基本に則った朝食。香港人の健康への高い意識を垣間見る感じがします。
ちなみにこのお粥は1つ23HKD。今の円安レートだと400円ちょっと。少し前のレートなら300円弱。
SONY ILCE-7C (28mm, f/5, 1/30 sec, ISO250)
結局、揚げパン巻きの炸両もあったので家族4人でも完食し切れませんでした^^;香港人の胃袋は4次元なのでしょうか。
でも味はとても美味しかったので、取り分け用の椀を貰ってシェアするなど分量に気をつければ、素晴らしい香港の朝の粥活を楽しめること請け合いです。
さて旅行記に戻りまして、この後フェリーで長州島へ向かいますよ。
(2023年8月6日の記録)
つづき↓
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