OLYMPUS E-M1MarkII (60mm, f/4, 1/100 sec, ISO1000)
平日はオフィスに居たので気が付きませんでしたが、夕方はほぼ毎日スコールです。
そんな事をまだ知らなかった最初の週末の夜、ようやく仕事が一段落して外へ繰り出し、KLタワーからの夕景でも拝もうかとホテルの前のJalan Ampangを渡った刹那、恐ろしいほどの雷鳴と共に天地をひっくり返す程の豪雨が襲ってきました。たまたまモノレール駅のそばだったので、駅の高架の下に逃げ込みます。バイクに乗ったお兄ちゃんやら買い物袋を下げた女性やらバックパックの旅行者やらも次々と逃げ込んで来ます。
東京のゲリラ豪雨のごとく15分もすれば止むかとタカを括って居ましたが一向に止む気配がなく、Grabタクシーを捕まえようかと思ったのですがみんな考えることは同じようでこれまた一向にキャッチできず、結局モノレール駅の下で30分以上雨宿りする羽目に( ;´Д`)
雨脚が弱まった瞬間を狙って何とかホテルまで帰り、仕方なく缶ビールを一本飲み終えた頃、ようやく雨雲が去り、改めて夜の街へ繰り出すことにしました。
お目当てはマレーシア最大の屋台街、ジャラン・アロー(Jalan Alor)、今回最も楽しみにしていた場所の一つです。
まずはモノレールで最寄りのブキッ・ビンタン(Bukit Bintang)へ行きます。ここはKLの銀座であり六本木のような繁華街。東京と遜色ありません。
OLYMPUS E-M1MarkII (12mm, f/3.5, 1/60 sec, ISO800)
OLYMPUS E-M1MarkII (12mm, f/3.2, 1/60 sec, ISO320)
OLYMPUS E-M1MarkII (12mm, f/2.8, 1/60 sec, ISO250)
OLYMPUS E-M1MarkII (56mm, f/4, 1/60 sec, ISO3200)
Bukit Bintang駅から3分ほど歩くと、見えて来ました!活気溢れる屋台街、Jalan Alor!
OLYMPUS E-M1MarkII (12mm, f/3.2, 1/60 sec, ISO800)
このカオスな光景を目にするだけで、昼間ホテルに缶詰で仕事をしていた事が全て忘却の彼方へ吹き飛びそうなくらいテンションが上がります。やっぱりアジアは最高です。
実はここには、ちょうど20年ほど前、大学生だった頃にバックパックを背負って訪れた事があるのです。その時の写真がこちら↓
その時と変わらぬ熱気に、嬉しくなりました。ただ心なしか、外国人の姿が目立つようになりました。それは今の時代の流れ、仕方のないことでしょう。かく言う筆者も外国人(^^;
再び今回の写真へ。
OLYMPUS E-M1MarkII (60mm, f/4, 1/125 sec, ISO200)
フルーツの王様、ドリアン。ここでは買わない方がいいかも、とは駐在員のアドバイス。
OLYMPUS E-M1MarkII (60mm, f/4, 1/125 sec, ISO1600)
マレーシア名物、「サテー」と呼ばれる焼き鳥。
OLYMPUS E-M1MarkII (12mm, f/2.8, 1/60 sec, ISO250)
さて、活気があるのはいいけど、あり過ぎてどこに腰を落つけようか悩ましい・・・
OLYMPUS E-M1MarkII (60mm, f/4, 1/100 sec, ISO1000)
何となく中華系のメニューが充実して居そうな店に決めました。ここはイスラム教国のため酒類が高額(日本と同じかちょい高め)なので、SkolやAngkorといった安価なビールがあるかも要チェックです(笑)
OLYMPUS E-M1MarkII (12mm, f/2.8, 1/60 sec, ISO2000)
大好きな空心菜の炒め物(だと思う)。
そして本命は、福建麺(ホッケン・ミー、Hokkien Mee)!
OLYMPUS E-M1MarkII (12mm, f/2.8, 1/60 sec, ISO2000)
マレーシア、シンガポールでよく見られる中華系の麺で、この黒い麺が特徴の焼うどん的なものです。この、見る人によっては大変地味な、あるいはマニアックな外見ですが、味は非常に日本人好みだと思います。比較的コクのある焼うどんといった感じです。(焼うどん以外の例えが出来ない・・・食レポ失格orz)
価格的にもやや観光地化してしまっていますし、現地の人々からするとベタなスポットなのでしょうけど、三週間の間食事くらいしか自由時間のない今回の出張、ベタでいいので思いっきりアジアンに浸れる場所としては最高です。
空芯菜とホッケンミーをつつきつつ大瓶二本をちょびちょび空けつつ街行く人々を眺めていたら、ふと気付くと一時間以上をここで過ごしていました。
アジアの景色の中に溶け込み、自分が紛れも無いアジア人であることを思い出させてくれる、そんな場所です。アジア万歳。
(2月16日の記録)
コメント
こんばんは
さすが南国 スコールが毎日あるんですね。
せっかく出かけたのに災難でしたね~。
でも 雨もあがり仕切り直しできて良かったですね。
20年前と変わらぬ熱気を感じれたのも嬉しいですね。
赤くて丸いイルミや提灯?がいいですね。
いろいろ食べ物もあって何を食べていいのか
迷ってしまいそうです。
はぴさん、こんばんは。
最初はちょっとしたスコールかと思いきやとんでもなく本格的なやつでした^^;
熱帯を舐めてました。
でも夜中降り続けることはなく必ず止むので分かっていれば予定は立てやすいですね。
赤い提灯みたいのは、中華文化の影響で、この時期は特に旧正月だったのでこの装飾がたくさんありました。
う〜ん、楽しそう!
・・・って、すみません、お仕事たいへんなんでしょうね、きっと。
でも夜には屋台街にくり出せると思っただけで、やる気もだいぶ違ってきますよね。
スコールの後にはSKOLで乾杯。訳のわからない焼うどんも美味しそう !
屋台街も素敵ですが4〜5枚目、なんだかいい感じですね。
naoggioさん、こんにちは。
いえいえ、まあ、日本で仕事してるよりは確かに楽しみは多かったです^^
楽しみがあれば、多少大変でも張り合いがありますね。
大雨の後なのに街にはスコールが嘘だったように人々が溢れて来ます。
面白いものです。
中華ともマレーともつかない街並みはなかなか不思議な情緒がありますね。
こんばんは(^^♪
見事なスコールですね!
繁華街での食べ歩き、たまりませんね!空心菜の炒め物、あのオイリーな味、大好きなんですよ。
生ぬるい空気の中、瓶ビールと美味しいものでとっても解放感を感じそうです。
20年前に訪れた場所をお仕事でまた訪問なさるなんてドラマ見たいですね~。
時間を越えて感じるものがあるんでしょうね!
taekaさん、こんばんは。
はい、絵にかいたような見事なスコールでした(笑)
空心菜の炒め物はどこへ行っても安定のおいしさですよね。
中華文化は偉大です。
街の様子は20年前とは比べ物にならないくらい発展していましたが、あの屋台の雰囲気だけはそのままでした。
グローバル化が進んでも、残ってほしいものの一つです^^