北角・春秧街のお粥でド満足し、これからフェリーで「長州島」という離島へ向かいます。
長州島には、極楽の島時間と海鮮料理が待っているのです。
長州島、それは古き良き香港溢れる離島
長州島は香港の南西方面にある離島です。漁業と観光業で成り立つ小さな島で、香港ジモティにとっての観光地として有名です。香港島の中環フェリー乗り場から、普通船で1時間、高速船なら３０分ほどでアクセスできます。
長州島の特徴として、救急車などの緊急車両以外に車が走っていないというのがあり、島内の移動は徒歩か自転車のみ。それくらいコンパクトな島です。
そういう事情もあって、長州島では、長閑で昔ながらの町並みや暮らしぶりが醸し出す、実に旅情あふれる景観が楽しめます。その風情は日本の離島にも通じるものがあり、とても懐かしいのです。香港を取り巻く大きな時代のうねりの中で、いつまでも残っていて欲しい、そんな島です。
SONY ILCE-7C (75mm, f/2.8, 1/1600 sec, ISO100)
中環から長州島行きのフェリーに乗る
長州島へは、香港島の玄関口、中環（セントラル）のフェリー乗り場から向かいます。下の写真の案内表示の左端に、「離島へは２番～６番埠頭」的な事が書いてあります。
SONY ILCE-7C (28mm, f/3.5, 1/160 sec, ISO100)
中環のフェリー乗り場は、地下鉄MTRなどの中環駅から少し歩く場所にありますが、上のような歩道橋が渡っているので、ここを通って向かいます。
長州島行きのフェリーは５番埠頭に発着します。
SONY ILCE-7C (31mm, f/2.8, 1/50 sec, ISO100)
こちらは時刻表。時刻通りなのかどうかはちょっとよく分かりませんでしたが、本数は比較的多いので問題無いでしょう。来た船に適当に乗りましょう（適当かよ！）。
SONY ILCE-7C (38mm, f/4.5, 1/40 sec, ISO100)
軽食の売店もありました。
SONY ILCE-7C (28mm, f/4.5, 1/30 sec, ISO200)
ここでチケットを買う事もできますが、ここもオクトパスカードがあればそのまま改札を通ることが出来ます。香港に旅行に来たなら、オクトパスカード、パンツの替えの次に必携ですね。
SONY ILCE-7C (28mm, f/4.5, 1/30 sec, ISO400)
フェリーがやって来ました！
SONY ILCE-7C (31mm, f/3.5, 1/80 sec, ISO100)
これが長州島行きのフェリー！意外とデカい！
SONY ILCE-7C (28mm, f/6.3, 1/800 sec, ISO100)
ちなみにこれは長州島側のフェリー乗り場で撮影
こちらが船内。２階席もありますが、窓無しで海風を楽しめる１階席が好みでした。
SONY ILCE-7C (28mm, f/5.6, 1/200 sec, ISO100)
香港の摩天楼が遠ざかって行きます。
SONY ILCE-7C (75mm, f/2.8, 1/2500 sec, ISO100)
SONY ILCE-7C (75mm, f/2.8, 1/2500 sec, ISO100)
段々と南の海っぽくなってきました。沖縄の離島にでも向かう気分です。緯度的にも沖縄とさほど変わらないですしね。
SONY ILCE-7C (56mm, f/11, 1/160 sec, ISO100)
ふと進行方向左（東）に目を向けると、突如高層ビル群が・・・！これは香港島の（中環とはビクトリア・ピークを挟んで反対側の）南側の町ですね。どこまで行っても香港は斜面に竹のようなビルをニョキニョキ建てるんですね。そんな香港のブレないキャラが素敵です。
SONY ILCE-7C (75mm, f/8, 1/500 sec, ISO100)
その香港島の南岸もいよいよ遠ざかって行きます。
SONY ILCE-7C (28mm, f/8, 1/640 sec, ISO100)
右後方（北西）方面には工業団地や倉庫街の様な建物や、そこへ出入りするタンカーの様な船が見えます。九龍半島の西方の青衣方面ですね。
SONY ILCE-7C (59mm, f/5.6, 1/1000 sec, ISO100)
さて、前方に長州島の島影が大きくなってきました。
SONY ILCE-7C (28mm, f/11, 1/250 sec, ISO100)
大小さまざまな漁船などが湾内に浮かんでいます。漁業の島の雰囲気が伝わってきます。
SONY ILCE-7C (28mm, f/5.6, 1/1250 sec, ISO100)
建物も高層ビルなどではなく、長閑な雰囲気が最高です。いかにも島時間が流れていそうじゃあありませんか。
SONY ILCE-7C (69mm, f/2.8, 1/2000 sec, ISO100)
長州島のフェリー乗り場に到着です。
SONY ILCE-7C (28mm, f/3.5, 1/1600 sec, ISO100)
長州島上陸 – 活気と長閑さが同居する漁師町
いよいよ長州島上陸・・・すごい人！流石、香港人憩いの島です。
SONY ILCE-7C (28mm, f/6.3, 1/320 sec, ISO100)
「救急車などの緊急車両以外に車が走っていない」と書きましたが、いきなり救急車に遭遇するとはなんと奇遇。怪我人または病人さんの無事を祈りつつ、貴重な１台をパシャリ・・・^^; でも車も居ないし、重大事故は少ないんでしょうね、たぶん。
SONY ILCE-7C (35mm, f/6.3, 1/400 sec, ISO100)
海岸通りには飲食店や海産物店などが並んでおり、活気がありながらも、日本の漁村に来たかのようなどこか懐かしい雰囲気です。
SONY ILCE-7C (28mm, f/8, 1/320 sec, ISO100)
SONY ILCE-7C (28mm, f/2.8, 1/250 sec, ISO100)
いいなあ、島。さっきまで眺めていた香港の高層ビル群が夢の様。
古き良き香港がどんどん失われていく中、ここはまだ時代の波に見つからずに、そっと守られているような気がします。
SONY ILCE-7C (28mm, f/8, 1/320 sec, ISO100)
島の海鮮中華レストラン「興楽菜館」で極楽ランチ
この海岸通りには海鮮中華のレストランが多数並んでいます。ちょうど昼時なので適当に入ってみます。
何となく人の入りが多い感じのした「興楽菜館」に入ってみる事にしました。まあ、どの店もハズレはないでしょう（たぶん）。
SONY ILCE-7C (28mm, f/2.8, 1/1600 sec, ISO100)
SONY ILCE-7C (28mm, f/5, 1/30 sec, ISO200)
とりあえずビール！至福のひと時です。
SONY ILCE-7C (28mm, f/5, 1/125 sec, ISO100)
食器を洗う温かいお茶が出てきました。そうそう、これぞ香港式。もちろん飲用も兼ねています。贅沢。
SONY ILCE-7C (56mm, f/5, 1/60 sec, ISO200)
SONY ILCE-7C (48mm, f/2.8, 1/80 sec, ISO100)
いよいよ料理が運ばれてきます！こちらは海鮮焼きビーフン！
SONY ILCE-7C (46mm, f/4, 1/50 sec, ISO125)
海鮮湯麺！
SONY ILCE-7C (39mm, f/4, 1/50 sec, ISO100)
マテ貝の炒め物！
SONY ILCE-7C (52mm, f/5.6, 1/60 sec, ISO400)
海鮮チャーハン！
SONY ILCE-7C (41mm, f/5.6, 1/50 sec, ISO250)
もう、何食べても最の高です。まさに極楽。これ以上の説明が要りましょうや。あ、いや面倒だからとかでなく。
SONY ILCE-7C (41mm, f/7.1, 1/50 sec, ISO500)
興楽菜館の場所
美味しい海鮮中華料理屋は大概この辺りに集まってます。
胃も心も大いに満たされました。
これから、レンタサイクルを借りて島内をブラブラしたりスイーツをパクついたりするとします。
ほんといいなあ、島。
（2023年8月6日の記録）
つづき↓
記事一覧：香港・長州島子連れ2泊3日【新旧時代の真ん中で】（2023年）
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