今日のメインイベント、ペナンヒルに登ります。
ペナン島からマラッカ海峡、マレー半島までを見渡せる大展望に加え、ペナン島のもう一つの魅力である「世界最古の熱帯雨林」の圧倒的な大自然を味わうのがお目当てです。
そんなペナンヒルの魅力を120%以上にブーストしてくれるのが、頂上の「ザ・ハビタット・ペナンヒル (The Habitat Penang Hill) 」。
今回のタイ〜マレーシア旅の中でも最も良かった体験の1つです。
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ケーブルカーでペナンヒルの頂上へ
ハビタット・ペナンヒル は、ケーブルカーでペナンヒルの頂上駅から、さらに上の方に登った辺りの原生林のジャングルの中にあります。
ということで、兎にも角にもケーブルカーでペナンヒルに登ります。
ケーブルカーでペナンヒルの頂上へ
ケーブルカーの麓駅です。しかし、旧正月休暇、ナメてました。
Apple iPhone 15 Pro (6.86mm, f/1.8, 1/1700 sec, ISO80)
チケット売り場、すごい行列・・・
Apple iPhone 15 Pro (6.86mm, f/1.8, 1/90 sec, ISO200)
20分ほど並んでやっとチケットを購入します。外国人の大人(13歳以上)の普通乗車券は30リンギット(900円ちょっと)。
Apple iPhone 15 Pro (9mm, f/2.8, 1/45 sec, ISO640)
しかし、チケットを買ったらすぐに乗車の列に並ぶのかと思いきや、何とこれは整理券になっていて、チケットに書いてある39番の番号が呼ばれたら乗車の列に並ぶ方式・・・電光掲示板によると、呼ばれる目安時刻はなんと1時間以上後!
Apple iPhone 15 Pro (9mm, f/2.8, 1/100 sec, ISO200)
Expressレーンの80リンギットだともっと早いようですが、さすがに4人分合計7千円近くプラスで払うのは気が引けます。。。
という事で、先に昼食を摂ることにしました。麓駅のすぐそばにマレー料理屋がありました。
Apple iPhone 15 Pro (6.86mm, f/1.8, 1/800 sec, ISO80)
チキンカレーを頂きます。中々普通に美味しいです。乗車目安時間まで、少々時間を潰させてもらいます。
Apple iPhone 15 Pro (6.86mm, f/1.8, 1/50 sec, ISO125)
トイレに行こうと思い左のドアを開けようとしたら、これはムスリムのお祈り部屋でした。粗相をしなくてよかった。マレーシアあるあるですね。
Apple iPhone 15 Pro (6.86mm, f/1.8, 1/50 sec, ISO640)
という事で改めて麓駅に戻り、ケーブルカーの乗車の列に並びます。並んだら並んだでまた2~30分待つ感じです。
ケーブルカーのスペックなどが書かれた展示。英語の「Facts」がマレー語だと「Fakta-Fakta」なのが何か可愛い。もう英語でいいじゃん!(定期ポスト)
Apple iPhone 15 Pro (6.86mm, f/1.8, 1/50 sec, ISO125)
ケーブルカーがやって来ました。
Apple iPhone 15 Pro (6.86mm, f/1.8, 1/120 sec, ISO80)
英語の「Penang」はマレー語で「Pinang」。これも英語で・・・まあこれは地名だから現地語に敬意を表しましょう。
さて、ケーブルカーはものの4~5分で頂上駅に到着します。登るほどに開けていくペナン島とマラッカ海峡の眺望が爽快です。
SONY ILCE-7C (28mm, f/11, 1/250 sec, ISO100)
頂上駅で人々が歓声を上げてスマホを向けていたので何かと思ったら、何やら珍しそうなお猿さまが居ました。いきなりペナンヒルの自然パワーの洗礼を受けます。
ケーブルカーの頂上駅にも展望台があります。
Apple iPhone 15 Pro (2.22mm, f/2.2, 1/2500 sec, ISO50)
ここからの眺望の中々のものです。が、ここは序の口。この後向かうハビタット・ペナンヒルはもっと高いところから見渡すことが出来ます。
SONY ILCE-7C (28mm, f/9, 1/640 sec, ISO100)
ハビタット・ペナンヒルで世界最古の原生林と絶景に浸る
ハビタット・ペナンヒル(The Habitat Penang Hill)は、自然保護とそれに触れる体験や教育の促進を目指して2016年にオープンした施設です。
ペナンヒルの森林は世界最古の熱帯雨林の一つで、なんと1億3千万年前(!)から生存し続けていると言われており、その生態系は非常に貴重なものとして自然保護対象となっています。
ハビタット・ペナンヒルは、そんな太古の熱帯雨林を満喫出来る様に設けられた約1.6kmの歩道を中心とした自然公園です。
アクセスと入場チケット
では頂上駅は程々にして、早速ハビタット・ペナンヒルの入り口に向かいます。
一応Googleマップを載せておきますが、実はこのマップが示すポイントはハビタット・ペナンヒルの出口に近いので、分かりにくいです。
下のマップで、オレンジの矢印の様にケーブルカーを登って頂上駅に着き、そこから緑の矢印の様に徒歩で5〜6分ほど登った辺りにハビタット・ペナンヒルの入口が見えて来ます。案内看板が要所要所に出ているので迷うことは無いでしょう。
Googleマップで普通に検索しても出てこないのですが、ここで「The Habitat Penang Hill Entrance」と表記されているポイントが入口です。
この看板が目印。
Apple iPhone 15 Pro (6.86mm, f/1.8, 1/1150 sec, ISO80)
受付でチケットを購入します。大人1人60リンギット(約1900円)。なお、KlookなどのOTAサイトで事前購入すると多少割引価格になります。
Apple iPhone 15 Pro (2.22mm, f/2.2, 1/390 sec, ISO40)
こちらもQRコードスキャン方式なので、写メを撮っておくと安心・便利です(お土産屋で使ったりする)。
手付かずの原生林に身も心も洗われる
では手付かずの原生林の大自然に飛び込んでいきましょう。
SONY ILCE-7C (76mm, f/4, 1/100 sec, ISO100)
ここは自然保護区になっているので、本当に濃すぎるくらいのジャングルの息吹を感じることが出来ます。まるで恐竜が跋扈していた白亜紀の様な大迫力の原生林に圧倒されると共に、色んなイオンとか何とかで体が浄化されていく様な感覚に陥ります(これは気のせい)。
Apple iPhone 15 Pro (2.22mm, f/2.2, 1/250 sec, ISO40)
そんな原生林の真ん中を吊り橋で突っ切って行くのは実に爽快。
SONY ILCE-7C (28mm, f/3.2, 1/320 sec, ISO100)
なお、遊歩道や橋などの設備は新しくしっかりしているので、ワイルドなジャングルでありながら、散策は非常に快適です。その辺りは流石中進国マレーシア。
森林の中に生息する生物たちの標本。森の中では、蝉や野鳥の声が間近に聴こえてきます。
SONY ILCE-7C (35mm, f/3.2, 1/200 sec, ISO100)
ツリートップウォークからの絶景
1.6kmの自然歩道の中ほどに、「Curtis Crest Treetop Walk」という展望台があります。絶景を楽しみながらぐるっと1週回れる空中歩道です。
Apple iPhone 15 Pro (2.22mm, f/2.2, 1/1800 sec, ISO50)
先ほどのケーブルカーの頂上駅よりも更に高く、かつペナン島らしい雄大な森林を前景にした絶景を望むことが出来ます。
SONY ILCE-7C (20mm, f/11, 1/320 sec, ISO100)
Apple iPhone 15 Pro (6.86mm, f/1.8, 1/9000 sec, ISO100)
自然歩道の終着点にはお土産屋があります。
Apple iPhone 15 Pro (6.86mm, f/1.8, 1/70 sec, ISO200)
ここから少し下ったところに、ケーブルカー頂上駅行きの電動カート乗り場があります。
SONY ILCE-7C (31mm, f/2.8, 1/250 sec, ISO100)
再びケーブルカーに乗って麓駅に降り、Grabを捕まえてジョージタウンの宿に戻ります。Grabを待つベンチに充電用のコンセントがあるのが嬉しい。
Apple iPhone 15 Pro (6.86mm, f/1.8, 1/125 sec, ISO50)
という事で、世界太古の手つかずの熱帯雨林を全身で浴び、絶景も楽しめる「ハビタット・ペナンヒル」、非常におすすめのスポットです。
ペナン島、およびペナンヒルを訪れる際にはぜひ足を延ばしてみて下さい。
(2024年2月12日の記録)
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