霧過ぎるダージリンの山から降り、下界へやってきた。バグドグラ空港のあるシリグリ市内である。
このまま淡々と旅を終えようと思っていたのだが、最後に思いがけないドラマが待ち受けていた。
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(本旅行記は2025年1月31日の記録です)
インドのリキシャーは電動化していた
平地のシリグリへ降りてきた。
往路では気付かなかったのだが、オートリキシャーの形状というか風合いが、自分の脳内イメージのリキシャーとはどことなく異なる。
そう、インドのオートリキシャーと言えばこれである。
Apple iPhone 15 Pro (6.7649998663709mm, f/1.8, 1/570 sec, ISO80)
しかし、町を走っているリキシャーの大多数は、上のような伝統的なオートリキシャーではなく、下の写真のようなタイプに入れ替わっていたのだ。
Apple iPhone 15 Pro (6.7649998663709mm, f/1.8, 1/380 sec, ISO64)
なんと言うか、駆動系がスカスカな感じがする。
さらに耳をすませば・・・音が静か・・・
そう、実は今やインドを走るオートリキシャーの多くは電動リキシャー、つまり3輪EVになっているようなのだ。
かつて排気ガスと爆音を撒き散らして牛と牛の間を爆走していたリキシャーが、今や排気ガスとも爆音とも無縁なEVと化しているとは、若干の寂しさと共に隔世の感を覚える。
なお、インドにも少しずつEV化の波は押し寄せているが、四輪車、三輪車、二輪車の中で、実は最もEV化が進んでいるのは三輪車(オートリキシャー)だという。下の「Clean Mobility Shift」の2026年時点のEV販売統計によれば、三輪車については販売台数の約6割がEVらしい。その辺りはインドらしくて最高である。
インドの電動リキシャーシェア1位はまさかの日本企業
そんなインドの電動リキシャー界隈について調べていくと、さらに面白い事実に突き当たった。
なんと、インドの電動リキシャー業界で市場シェアトップを走るのは日本のベンチャー企業だというから、再び横転である。2015年にインドで電動リキシャーの販売を始めた「テラモーターズ」という日本発のベンチャーが、この地で奮闘を続けているというのだ。
これにはインド人もビックリである。
詳しくは下記記事を参照されたい。

Apple iPhone 15 Pro (6.7649998663709mm, f/1.8, 1/1150 sec, ISO64)
横転した状態でバグドグラ空港からコルカタへ飛び、そこからそのままホーチミンへの帰路につく。
ということで(どういうことだ)、すっかりお帰りモードだった旅の最後に思いがけず面白いネタでインド事情をアップデート出来たことは、旅の神様に感謝である。
ダージリン、そしてシッキム州ガントクと、当初の目論見である「インドらしからぬインド」を求めた旅は、飯といい、寺院といい、人々の言葉や顔立ちといい、想像以上に「 インドらしからぬカオス」を見せてくれた。
このチベット&ネパールエリア、ハマりそうである。「チベネパ」と称してウォッチしていこう。そして情熱は翌年の旅へと続くことになるのだが、それは後の話・・・
最後に、ダージリン汁120%のトイトレインに匹敵するベトナみ溢れる列車の勇姿に、この旅からの帰宅途中で運よく遭遇できたので、ついでにご紹介しておきたい。
おはようございます。
ダージリン🇮🇳にも鉄道はありますが、ホーチミンにも鉄道はあります🚂
住んでいてもなかなか見られない、長い旅を終えて早朝のサイゴン駅に戻ってきたベトナム統一鉄道です🇻🇳#おねいさんが踏切を片付けるまでがベトナみです pic.twitter.com/d4xlpmBGkV— 10max🇻🇳 | 旅とベトナム (@10max) February 4, 2025
ダージリン・シッキム旅行記はこれにておしまいです。
また世界のどこかでお会いしましょう。
(完)
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