今日はジャイプル近郊のアンベール城を訪れる。
アンベール城 | ジャイプル
アンベール城の前の蛇使い
まさか本当にこういう典型的なインド風味のオッサンを目にすることができるとは思っていなかった。もちろん観光客向けなのだろうが。
それにしても、本当に笛の音に合わせて蛇が動いており、不思議であった。だが今思うと、蛇の動きに合わせて笛を吹いていたのだろうか・・・。いやいや、インド人の計り知れない技巧の賜物に違いない。
ところで蛇使いのオッサンの後ろに見えているのがアンベール城。
アンベール城の象とカーストについて
アンベール城では、ゾウに乗るのが定番らしい。
ゾウに乗って笑顔を見せてくれた観光客らしきこの家族、そしてゾウを操るオッサン。彼らはお互いどういう身分で、お互いのことをどう思っているのだろう。
今では制度こそ廃止されたものの、思想としてインドの人々の心に根深く残ると言われるカースト。
旅で外国に来ると、本やテレビの中でしか知らなかったその国の実情を肌で感じることはできるが、彼らの心の中までを共有することはできない。
アンベール城の中で咲いていた綺麗な花。名前は知らない。
鏡の間
アンベール城には「鏡の間」と呼ばれる一室がある。このように鏡が散りばめられた幾何学模様が壁面から天井まで敷き詰められ、夜には蝋燭の明かりに照り輝いて美しいという。
同じく「鏡の間」の装飾。こちらはステンドグラスのような鮮やかな彩りのガラスが嵌め込んである。
明かり取りの穴か、はたまた通気孔か、はたまたAddiction to Indiaへの入り口か・・・。
子供たちの笑顔と赤い衣装
観光に来ていた子供たち。
女の子が着ている服はまるで「ムトゥ・踊るマハラジャ」にでも出てきそうな服であるが、この辺りでお洒落をするといった場合、こういった出で立ちは比較的メジャーのようである。
城内の物陰に置いてあった格好いいオートバイ。先日登場した「ロイヤル・エンフィールド」もそうだが、クラシックな英国風バイクの影響が見られるのは楽しい。
[2000年11月22日]
※本連載は西暦2000年のインドバックパック旅の手記を本ブログ向けに起こしたものです。記載内容は当時の手記そのものであるため情報は当時のものであると共に、筆者が学生だった頃の稚拙な文章であることを差し引いてご笑覧頂ければ幸いです。
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