こんばんは、10max(@10max)です。10maxと言えば旅&ドライブ好きということで●●界隈では有名ですね!(何の界隈かは秘密です)
実は先日ドライブ好きのツイ友さんが「ドライブの履歴を残せたり、事故などの時のために現在位置を知らせたり出来る機能があるといいな」とツイートされてまして、そこで筆者がしばしば活用していて便利なのでご紹介したのがGoogleマップの「タイムライン」という機能でした。
こちらとても便利で楽しい機能なので、本記事では、旅とドライブが3倍楽しめるGoogleマップのタイムライン機能の概要や使い方などをご紹介します。
なぜ3倍なのか?それはもう、この業界では何かを強調する際には「3倍」と相場が決まっているからです(何の業界かは秘密です)。
自分の移動履歴を残せるGoogleマップ「タイムライン」機能の概要
「タイムライン?そんな機能あったっけ?」
と思われた方、まさにこの記事のお客様です。いらっしゃいませ(笑)
まずスマートフォンでGoogleマップアプリのメニューを開いてみましょう。この辺りをポチッとな。
恐らく2018年くらいからだと思うのですが、Googleマップに密かにこんなメニューが追加になっているんです。
この「タイムライン」というのがそいつです。非常に使えるやつです。
ではどんな風に使えるやつなのか、ざっくりご紹介します。
※なお、タイムラインの下の「現在地の共有」を使うと、特定の人にタイムラインと同じ様な情報(加えて電池残量などの救助に役立つ情報)を通知する事が出来るため、冒頭で触れた「事故などの時のために現在位置を知らせたり出来る機能」として使えます。が、本記事ではそちらは割愛し、「タイムライン」機能をメインでご紹介します。
移動履歴を残して後で見る事が出来る
旅行やドライブの間、スマホで自分のGoogleアカウントにログインした上でタイムライン機能をオンにしておくことで、定期的に位置情報を記録してGoogleアカウントに保存してくれます。
それを、後からこんな風に時系列のマイルストーンとマップで視覚的に表示することが出来るんです。
もちろん、カーナビの様に常に位置情報を捕捉し続けている訳では無く、あるアルゴリズムに基づいて間隔を空けて取得している様なので、たまに細か〜いところで抜けている事はありますが、例えば食事をしたり車を停めて景色を眺めたり、なんていう風に立ち寄った場所を見逃すことは殆どなさそうです。逆にそうでないとバッテリーがすぐに無くなってしまいますからね。
年月日で検索できる
こうした移動履歴はGoogleアカウントに保存されており、それを後からこのように年月日を指定して検索する事も可能です。例えば下のスクショの様に月日を指定せずに年だけ2019年を指定して2019年に訪れた場所をザーッと表示させるなんてことも可能です。
場所で検索できる
また、場所をキーとして記録を探す事も可能です。例えば上と同じ画面で年月日に何も指定しない場合、下のキャプチャの様に記録されている全ての場所がズラズラっと並びます。
Googleフォトの写真を紐づけられる
そして極め付けが、Googleフォトとの連携機能。旅先で撮影した写真をGoogleフォトにアップロードしておけば、写真の撮影日時や位置情報を読み取ってタイムライン上に表示してくれるんです!
ただし、スマホではなくデジカメで撮った写真はGoogleフォトにアップされていても紐づけられないようです。たまにデジカメで撮った写真も表示される事もあるので微妙なのですが、されないと思っておいた方が無難です。なので、デジカメでメインに撮影する場合でも、タイムライン用に場所が分かる程度の写真をスマホでも撮影しておいた方が良いでしょう。
実に楽しそうでしょう?こんな風に写真と一緒に過去の旅やドライブの履歴を眺めてるだけでも焼酎3杯くらいいけますね。何故2杯じゃなくて3杯なのかって?それは(以下ry
(2021年4月追記)Googleフォトの無料プランの容量制限に注意
Googleフォトとの連携でさらに便利に楽しくなるのは間違いないのですが、残念ながら2021年6月よりGoogleフォトのサービス仕様が変わり無料プランでの保存容量が有限となることがアナウンスされています。
上記のような写真とタイムラインの連携はGoogleフォトに写真がアップロードされている事が必要なので、こうした使い方をするためには容量を圧迫しないようにGoogleフォトにアップするのは旅行中の写真のみ、といったような運用方法を工夫する必要があるかも知れませんね。
スマホで撮影すれば日時と撮影場所は記録されるはずなので、後から必要なものだけGoogleフォトにアップしても連携は問題なく行えるはずです。
タイムラインはこんな時に便利
こうして帰ってから軌跡を振り返れる事で旅やドライブが2倍楽しくなる訳ですが、冒頭で「3倍」と申し上げたのは適当ではありません。以下のようなケースで活用することで2倍から更にプラス1倍=3倍楽しくなります。
「この料理どこで食べたんだっけ?」- 旅行先の食事の写真と場所を紐付ける
旅先で心に残るような美味しい料理に出会ったとします。それが有名なレストランで、予め予約をしたり目星を付けて訪れたような場合には良いのですが、アジアの道端で遭遇した名前もよく分からないローカルな食堂だったりすると、再訪しようとしても見つけるのが絶望的だったりします。
そんな時、Googleマップのタイムラインに写真と一緒に場所の履歴が残っていれば一件落着ですね!それに食事の時にはスマホで写真を撮ることも多いでしょう。上で触れた通りGoogleフォトの写真と場所を紐付けて振り返ることが出来るので、印象に残った料理をどこで食べたのかが一目瞭然で分かります。
Apple iPhone XS (6mm, f/2.4, 1/35 sec, ISO640)
「思わず車を停めて見惚れた絶景、どこだっけ?」- ドライブ中の撮影スポットを振り返る
日本には絶景をたらふく食べられる道が沢山あります。伊豆スカイラインやビーナスライン、志賀草津ルートなどなど・・・そんな道をドライブしていると、不意に心奪われる絶景が眼前に現れ、何も考えずに車を停めて見惚れたり撮影したりする訳ですね。でも、そんな道の途中にはいちいち名前なんて付いていません。
いや、どの道だったのかを覚えていればまだ救いようもありますが、「そもそもどこを通ってる時に撮ったんだっけ?長野県のどこかくらいしか分からん・・・」てな時の方が多いかも知れません。
そんな時にもGoogleマップのタイムラインが助けてくれますね。
ただし、特に風景の場合はスマホではなくデジカメで撮影する事が多いと思いますが、上でも書いた通り位置情報を持たないデジカメ写真ではタイムラインに掲載されない可能性が高いので、念のためスマホでも何枚か撮影しておきましょう。
OLYMPUS E-M1MarkII (29mm, f/3.7, 1/3200 sec, ISO200)
タイムラインの使い方と重要な設定
そもそもタイムライン機能を使用するには
まずはスマホ側で行動履歴の記録をONにする事がスタートです。スマホのGoogleマップアプリでタイムラインの画面を開き、右上の「・・・」マークをタップすると「設定」という項目が現れます。
こちらを開くと、少し下の方に「ロケーション履歴がオン」という項目があるので、こちらをオンにする事が必要です。
また合わせて、位置情報の使用を「常にON」にしておく必要があります。上と同じタイムラインの設定画面で「位置情報サービスが「常に使用」に設定されていない」となっている場合は、そこをタップして位置情報サービスの設定画面に遷移し、「常に使用」に設定します。
逆に言えば、「ロケーション履歴がオン」や「位置情報サービス」をオフにすればGoogleマップのタイムライン機能はオフになり、位置情報が記録されない様にする事ができます(できます、というか、元に戻るという事ですね)。普段からずっとオンにしておくとバッテリーの減りも早くなるので、旅行やドライブの間など必要な時だけオンにすると良いでしょう(忘れそうですが・・・)。
Googleフォトとの連携
Googleフォトと連携させるためには下の「Googleフォト」の設定をオンにしておく必要があります。
履歴情報の削除・編集
旅行やドライブが終わってから、タイムライン機能をオフにし忘れていた場合などには、不要な履歴を削除する事も可能です。
一定期間の履歴をまとめて削除する事も可能ですし、
ある履歴の中の特定の場所だけピンポイントで削除したり場所の名称を変えたりする事も可能です。
最後に:googleマップ タイムライン機能で旅が3倍楽しい
まあ旅やドライブ好きならこれは間違いなく楽しいんじゃないかと思います。帰宅後の旅の思い出の楽しみ方に、写真だけでなく「Googleマップのタイムラインを眺める」というのも加えて見てはいかがでしょう。訪れた場所の地図上での位置関係を知ると新たな発見もあるかも知れませんしね。
ただ個人的にはタイムライン機能をオンにするのを忘れがちなんですよね(笑)
ということで、この記事がどこかの誰かのお役に立てれば幸いです^^
Googleマップ タイムライン機能の細かい使い方については下記もご参照ください。
OLYMPUS IMAGING CORP. E-620 (38mm, f/13, 1/250 sec, ISO200)
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