ハノイからバスでハロン湾へ、そして港から渡船(謎のバナナ酒ボトル積載の)で沖止めのクルーズ船まで、ようやく辿り着き、これからいよいよハロン湾クルーズの本番です。
OLYMPUS E-M1MarkII (12mm, f/8, 1/800 sec, ISO200)
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La PANDORA CRUISEツアー1日目
今回はハノイのホテル経由で予約した、「La PANDORA CRUISE」という1泊2日のハロン湾クルーズツアー。デラックスプランとノーマルプランがあり、1人10ドルしか違わなかったのでデラックスの方にしました。車を買う時のオプションと旅中の出費は誤差ですからね(違)。
料金は変動するようですが、今回は4人用のファミリールームでUSD145/1pax。祝日なので10ドルのホリデー料金が加算された値段です。
さて、いよいよクルーズ船の客室、楽しみ楽しみ♪ということでいざ、客室に突撃!!
・・・というか、普通に荷物を置きに行きます。
おお~~。いいジャマイカ!素晴らしいパノラマ。
その絶景を満喫できるよう、バルコニーも付いています。
コーヒーやケトル、水に・・・えっと、なぜ竜眼??(笑)
バスルームも綺麗♪
さて、クルーズ船にチェックインを済ませると、ちょうど昼時なので船内のレストランで昼食です。
ただ正直なところ、食事についてはちょっと無理して色々折衷してる感じで、もう少し普通のベトナム料理で良いんじゃあないかと思いました^^; 「欧米か!」と思いましたが、そうか、欧米とかの旅行者に配慮してるのかも。
昼食後、しばし船上の展望デッキからハロン湾の絶景を楽しんだりと、ブラブラ過ごします。これぞクルーズ船の至福です。
大海原でカヤック&海水浴!
さて、本クルーズの目玉イベント、湾内でカヤック体験&海水浴!大人も子供もガッツリ爽快に楽しめるアクティビティです。クルーズ船から渡船に乗ってカヤックや海水浴ポイントまで移動します。
まずはカヤック!こうして自ら漕ぎだして大海原と対峙していく迫力よ。
カヤックは2人乗り。体重バランスにより、細君と長男、筆者と次男の組み合わせて行きました。海ですが、ハロン湾は波がほとんど無いため、漕ぎにくいことは全くありません。
体力的にも拮抗するバランスで、競争したりして楽しみました。
カヤックと言うか、カヌーは以前山中湖でデビューしており、その時に子供達からも絶賛だったので、まさかのベトナムで再び楽しんで貰えたのは本当に行幸です。
続いて海水浴。
海水浴と言ってもビーチでジャブジャブやる訳じゃあありません。
海の真ん中の船上から、豪快にザブン!!
子供達はこれが病みつきになって、何度も何度も回転ダイビングを繰り返していました。
海の真ん中なので当然足なんか着かない訳ですが、浮力が強いためか、不思議と不安な感じは全くしません。ザブン!とダイブインすると、体が一瞬沈み込んだ後、自然と浮かび当たって来る浮遊感が堪りません。浮かび上がった後は、背泳ぎの姿勢でプカプカ浮かんでいられます。
セーフジャケットも使えるので泳ぎが得意じゃなくても大丈夫。ビーチとはまた全然違う感じで海との一体感が味わえて、めちゃくちゃ気持ちいいんです。
いや~、本当に気持ち良くて楽しかったです。子供達が飽きずに楽しめる、旅中アクティビティの有力候補としてお薦めです。
夢中で海と一体化していると、次第に日が傾いてきました。渡船に乗り、クルーズ船に戻ります。
夕暮れのハロン湾の絶景に乾杯
クルーズ船に戻ると、やがて夕焼けの時間を迎えます。
夕景をバックに愛車を撮影する長男。
ルーフトップの展望デッキにはバーがあります。ハロン湾の夕景を眺めながら乾杯と行きましょう。
ビールはもちろん、ハロンの地ビール「サファイア」です。
とてつもなく最の高です。
バーの方からサービスで、ココナッツワインというのを頂きました。ほんのり甘いリキュールと言った感じ。
あ〜、本当に素晴らしい時間。
ハロン湾は波がなく、船も基本的に移動しないので、クルーズと言っても実に静かで落ち着いた時間が流れていきます。
陸上と違うのは、360度広がる絶景がすぐ目の前にあるということ。
ベトナム料理教室からの夕食
デッキではベトナム料理作りの体験教室が行われました。料理好きの細君も参加します。揚げ春巻きを作っていました。
やがて夕食の時間となり、レストラン階へ降りて行きます。夕食はブッフェ形式。我々人類は何歳になればブッフェで無駄に取り過ぎないように学習するのでしょうか。
先ほどの料理教室でこさえた揚げ春巻きも登場です。全ての料理の中でこれが一番美味しかった気がするのは、手作りと言うプラシーボ効果でしょうか。
夕食後、イカ釣り体験というのが出来ると言うので子供たちが参戦しました。
長男と次男が交代で30分以上粘りましたが、戦果ゼロ・・・隣のイタリア人(だったかな)父子も同様で、敗戦の傷を舐め合いながら「良い旅を」と言葉を交わして客室に撤退します。
部屋に戻り、特等席のバルコニーでアマプラを見る次男。長男はベッドを広々と使ってやはり動画を見ています。なお、クルーズ船の上では電波はほぼ届かないため、ダウンロードしておく必要があります。
細君と筆者はハロン湾の夜景を眺めつつ、缶ビールを呷ります。静かなハロン湾の夜が更けていきます。
とは言え翌朝は早いため、22時過ぎに就寝します。
(2023年9月2日の記録)
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