ペナン島を発ち、空路クアラルンプールへ移動します。
クアラルンプール国際空港(KLIA)から市内への高速鉄道KLIAエクスプレスでは、マレーシアならではの洗礼を受けることになりますが、それは後の話・・・
出発が早いので朝食は昨夜仕入れておいたファミリーマートのおにぎりなど。今のマレーシアのコンビニ飯は普通に美味しいので油断できません。
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※前の記事
※「夜行列車で行くBKK・ペナン島・クアラルンプール子連れ8日間旅行記」記事一覧
ペナン国際空港から空路クアラルンプールへ
ペナン国際空港に向かいます。本当は列車で移動したかったのですが、後で触れる通り少々ズボラな事情があって空路になりました。
「オールドタウン」でマレーシア名物「ホワイトコーヒー」を
ところでマレーシアで一度は味わっておきたい飲み物に、「ホワイトコーヒー」というのがあるのですが、幸運にもペナン国際空港で遭遇することができました。
チェックイン後、「オールドタウン」を発見。ホワイトコーヒーの故郷と言われるイポーの町で創業した、インスタント版のホワイトコーヒーを出すことで有名なマレーシアを代表するカフェチェーン店です。
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「ホワイトコーヒーって何?」
と言われると困るのですが(←知らないだけ)、飲んだ感じはやや甘めのカフェオレ的な。マレーシアのコーヒーはベトナムの様に練乳が底に溜まってる感じですが、それよりはコーヒー自体もマイルドで、全体的にさっぱりしている感じです。
ペナン島→KLの列車予約はお早めに
さて、今回のペナン島からクアラルンプールへの移動は空路になったのですが、当初は列車で移動しようと考えていました。
ところが、完全に甘かった・・・出発の1週間ほど前にオンラインで予約しようと思ったのですが、全て満席!しかも自由席などという選択肢も無いので、列車で移動するというオプションは完全に詰みました。払い戻しが難しそうだし、国内の陸路なので、後回しにして全体の工程が固まってきてからにしようと思っていたのが裏目に出ました。
これも後から分かったのですが、ペナン島〜KL間にはバスなどのそれ以外の陸路の移動方法も実質的に無いため、やむを得ず急遽LCCであるバティックエアのフライトを押さえたのでした。
今回は中華系マレーシア人の行楽シーズンである春節ということもあったと思いますが、列車だと思って舐めずに早めに予約する事をお勧めします。。。
ということで初のバティックエア(OD2101便)。1人1万円強とバスに比べれば当然高額ですが、10時10分ペナン発、1時間後の11時10分にはKL着と、時間効率は非常に良いです。
尾翼辺りにバティック織物風の柄が施された、なかなかお洒落な機体です。
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CAさんの制服もバティック調。座席もLCCにしては広く、ちょっと高級なLCC(半ライス大盛りみたいだな)という位置付けの様です。
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KLIAエクスプレスでマレーの洗礼を受けつつKLセントラルへ
ペナン島からクアラルンプール国際空港(KLIA)へは1時間ほどで到着。KLIA自体は出張で数えきれない程来ているので慣れている・・・はず・・・でした。
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が、KLIAから市街地に出る高速鉄道、KLIAエクスプレスのチケット購入で思いがけずマレーシアらしいトラブルに遭遇!
チケットは有人カウンターもしくは券売機でこのようなQRコードが記載された物を買うのですが、この後驚愕のやり取りが繰り広げられます・・・
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- 家族4人分の往復チケットを券売機で購入(15歳までは子供料金のため、満15歳と13歳の子供達は子供用チケットを購入)
- 長男の子供用チケットが何故か改札を通れなかったので(この理由は不明)有人カウンターに持っていく。そこでパスポートを求められたので提示したところ、ヒジャブ女性係員に「彼は16歳なので大人用だ」(!)と言われる
- どうもこの国では数え年基準(日本の15歳はこちらでは16歳)らしい。そのくらいは想定の範囲内なのでよろしい。「では差額を払うからこの1枚を大人用に変更してくれ」と依頼
- ところがそれで渡されたのはなんと片道用チケット!「いやいや元々往復なんだから往復チケットにしてくれよ」と言うも、「出来ない。だって往復って言わなかったじゃないか」との驚くべき怠慢な返答
- しかもよく見てみると、先に買った子供用往復チケットを返金して大人用チケットとの差額を払ったのではなく、単に「追加で」大人用の片道チケットを買わされただけだった。つまり「お前が年齢間違えて買ったんだからその分は諦めろ」という理屈・・・!
- 結局、能面ヒジャブ係員は押し問答をしても全く時間の無駄なタイプだと分かったので、最後のチケット1枚分はなんとか返金してもらい(レシート渡してない癖に「返金にはレシートが要る」とか言われたがそこは流石に無理に通した)、たまたまVISAカードの改札タッチ決済割引キャンペーンを使って乗ることに
ちなみにチケットは片道100リンギット(3千円強)。それほど安い買い物ではありません。そこまで難しいものではないのでいつも無人券売機で買っていたのですが、家族がいて複雑な購入内容の時は面倒がらずに最初から有人カウンターで買っておくのが吉でした。
しかし、この木で鼻を括ったような(久々にこの言い回し使ったわ)対応、彼女の個体としての性格の可能性もありますが、個人的にはマレー系マレー人(=中華系マレー人とは違う)特有の事案な気がするんですよね。マレーシアでは何度か似たような体験をしているのです。
これも個人的な感覚ですが、これがもし(今住んでいる)ベトナムであれば、最初の時点で「OKOK!」とか言いながら現金で差額を払って終わっていたか、仮にシステム上難しかったとしても、少なくとも何とかしようと足掻いてくれると思うのです。恐らく、駅員もその辺の客もワイワイ集まってきてああだこうだ騒ぎになったんジャマイカ、ベトナムなら。
この辺りのマレー系マレー人とベトナム人との違いやマレーシアでのトラブル体験については下の記事で触れているのでご興味あれば↓
2年以上住んでいるベトナムでは殆どトラブルが無いのに、旅行と出張でしか行っていないマレーシアでは路上スリ1回にクレカ番号スキミング2回、その他ホテル無断キャンセル(宿の方から)などなど、どうもこの国、鬼門なのです。
すったもんだはあったものの、KLIAエクスプレスでクアラルンプール市街へ向かいます。空港から中心部のターミナル駅であるKLセントラル駅までは約30分。
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KLセントラル駅に到着。池袋駅並みに構造が複雑な初見殺しですが、筆者は何度も利用しているので何とか土地勘が備わって来ました。
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駅直結のNu Sentralを通り抜けて、本日の昼食の地、”Moneys Corner” Food Courtへ向かいます。
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(2024年2月13日の記録)
つづき↓
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