フェリー乗り場からGrabで宿に向かいます。
車窓から望む町並みは古風かつカラフルで、既に美しいです。これぞプラナカンな町、ジョージタウン。実にいい感じ。
プラナカンとは、15世紀頃中国からマレー半島に移住し、現地のマレー人達との融和を遂げてきた中華系の人々の文化の事を指します。
せっかくプラナカン文化が色濃く残ることで知られるペナン島なので、プラナカン風情を存分に味わえる「ショップハウス」と呼ばれるゲストハウスに滞在することにしました。
Apple iPhone 15 Pro (6.86mm, f/1.8, 1/590 sec, ISO80)
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ペナン島のプラナカン建築が美しいショップハウス宿 | ムーンツリー47
ペナン島やマラッカはプラナカン文化が根付くことで有名ですが、プラナカン様式の伝統的な建築を店舗として活かしているホテルやカフェなどが、ペナン島の独特な町の風景を生み出す特徴の一つです。
それらは「ショップハウス」と呼ばれ、どこか懐かしい古き良き空気感を味わえることで旅行者に人気です。
今回投宿する「ムーンツリー47（Moon Tree 47）」もそんなショップハウス様式のゲストハウスの1つです。
古風なのに可愛らしいお洒落な外観
中国から渡来した伝統的な建築様式とカラフルで可愛らしい塗装がコラボした、お洒落な外観が目を惹きます。
SONY ILCE-7C (34mm, f/4, 1/320 sec, ISO100)
SONY ILCE-7C (32mm, f/5.6, 1/60 sec, ISO100)
プラナカンの人々は交易を生業としてきたため、多くがマルチリンガルで英語をよく話します。
SONY ILCE-7C (32mm, f/4.5, 1/40 sec, ISO125)
時が止まっているかの様な空間
ムーンツリー47の入口に一歩踏み入れると、そこは一瞬でタイムスリップしたかの様な空間です。古い家具や道具に囲まれて、まるでここだけ時の流れが止まっているかのような錯覚に囚われます。
SONY ILCE-7C (28mm, f/4, 1/30 sec, ISO500)
SONY ILCE-7C (62mm, f/5, 1/80 sec, ISO2500)
このレセプションは雑貨屋も兼ねており、絵葉書や雑貨を購入することも出来ます。
SONY ILCE-7C (53mm, f/3.5, 1/60 sec, ISO640)
SONY ILCE-7C (49mm, f/5, 1/50 sec, ISO500)
写真を撮っていたら母子がお土産を買い求めに入ってきた
ムーンツリー47には看板猫が2匹居り、客を出迎えてくれます。
SONY ILCE-7C (106mm, f/4.5, 1/125 sec, ISO6400)
子供達によく懐いていました。
SONY ILCE-7C (28mm, f/4, 1/30 sec, ISO2000)
長男の足をペロペロ舐める猫さん
カフェと中庭で寛ぐひととき
奥にはカフェを兼ねた中庭があります。ここが実によき癒やし空間なのです。
SONY ILCE-7C (28mm, f/5.6, 1/30 sec, ISO800)
吹き抜けになった中庭に差す光が、古くてよく手入れされた家具をほんのりと照らします。外界から隔絶された秘密の隠れ家のようです。
SONY ILCE-7C (28mm, f/4, 1/30 sec, ISO320)
何だか下北沢辺りの雑貨屋を思い出すな。
SONY ILCE-7C (50mm, f/3.5, 1/50 sec, ISO500)
トトロ居そう。
SONY ILCE-7C (38mm, f/3.5, 1/100 sec, ISO100)
こんな空間で頂くコーヒーは間違いなく極上です。
SONY ILCE-7C (48mm, f/5.6, 1/50 sec, ISO1250)
細君のカフェラテには猫さん。
SONY ILCE-7C (53mm, f/5, 1/60 sec, ISO1600)
SONY ILCE-7C (53mm, f/4, 1/60 sec, ISO3200)
SONY ILCE-7C (28mm, f/5.6, 1/50 sec, ISO100)
SONY ILCE-7C (61mm, f/4, 1/80 sec, ISO250)
レトロで清潔な客室
更に奥に進むと客室があります。
SONY ILCE-7C (56mm, f/5.6, 1/60 sec, ISO320)
今回は家族4人が泊まれるよう、クイーンベッドが2台あるファミリールームを予約しました。
SONY ILCE-7C (28mm, f/5.6, 1/100 sec, ISO100)
客室内はレトロですが、十分に清潔です。もっとも建物や設備自体は古いので、現代風のホテルを想像していると少しイメージが異なると思いますが、そこはショップハウス、雰囲気を楽しむ宿だと思って頂くのが吉です。
Apple iPhone 15 Pro (2.22mm, f/2.2, 1/50 sec, ISO640)
エアコンや冷蔵庫もあります。白湯が用意されている辺りに中華文化を感じます。こちらは毎日取り替えてくれます（取り替えられてなければお願いすれば替えてくれる）。
Apple iPhone 15 Pro (2.22mm, f/2.2, 1/50 sec, ISO1250)
大きめの部屋なので、奥にはダイニングルームがありました。洗濯物もここで扇風機を当てて乾かしました。
Apple iPhone 15 Pro (6.86mm, f/1.8, 1/60 sec, ISO500)
トイレとシャワーが一緒のタイプのバスルーム。シャワーは温水がちゃんと出ます。トイレにはハンドシャワーも付いています。
Apple iPhone 15 Pro (2.22mm, f/2.2, 1/50 sec, ISO500)
ムーンツリー47の料金・アクセス・詳細情報
料金は、今回宿泊した大人4人用のファミリールームで1泊300リンギットほど（今の円安レートで1万円程度）。シングルルームだと100リンギットくらい（約3千円）からあります。
ロケーションはジョージタウンの中心部に近く、多くの観光スポットに徒歩でアクセス出来る非常に便利な立地です。
中心部に近いですが、ムーンツリー47のある通り（Muntri Street、もしかして宿の名前の由来かも）は車通りも少なく非常に静かです。他にもいくつかショップハウス様式の宿やカフェがあります。
SONY ILCE-7C (67mm, f/4, 1/800 sec, ISO100)
その他設備や空室等の詳細は下記を御覧下さい。
ペナン島を感じられるショップハウスに泊まろう
現代的なホテルも良いですが、せっかくペナン島に滞在するのであれば、古き良きプラナカン文化を満喫できるショップハウスタイプの宿、かなりおすすめです。
正直、ペナン島でいくつか観光地を回りましたが、このショップハウスの宿でゆっくり過ごした時間が一番尊かったような気がするくらいです^^
さて、次の記事で再び旅行記に戻ります。ジョージタウンや水上集落を散策しつつ、夕食を摂ります。
SONY ILCE-7C (36mm, f/3.5, 1/40 sec, ISO2000)
つづく
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