シーサーが出迎える名宿、「ロイヤルマリンパレス石垣島」に投宿する。
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この宿、セレブリティホテルと庶民に優しい民宿の間ほどの中価格帯なのであるが、実にリッチでワイルドな元リゾートマンションであったのである。
このように、部屋の玄関が屋外にあるという伝統的なマンションスタイルである。
突入した瞬間に無限の奥深さと無数の部屋数を予感させるマンション感が色濃く漂う。
このダイニングはもはや「自宅」のようである。玄関に表札を掲げようか真剣に思案したほどである。
ダイニングの向こうには小さめのテラスがあり、石垣市街方面を望む。石垣市街まではマッスルで男前なフォード・マスタング(もしくはノートe-Power)で5分ほどである。
リビングでくつろぎながらNHK教育テレビを鑑賞するハードボイルド・ブラザーズ。
寝室。
寝室がもう一部屋!ワイルドだろぅ?
浴室。全体的に年季を感じさせるのは否めない。
さて、夕食のために出かけることにする。玄関を出ると島の南西方面の眺望が広がる。
さて、夕食は、某有名モデルがインスタグラムで紹介したことなどで有名とのことで細君から情報提供のあった「島野菜カフェRe:Hellow BEACH」なるポップでキュートなカフェを怖いもの見たさで訪れてみた。
店内は確かにインスタ映えしそうな雰囲気を醸し出している。ここが沖縄、しかも離島であることをすっかり忘却してしまいかねない程である。
何料理かと言われると難しいが、間違いなく美味である。
味だけでなく、ついつい写真に撮りたくなる一品ばかりであることは確かである。
しかし、総合的な印象としては、歯に多少の衣を被せた表現で言えば、再訪する事は決して無いといったところであろう。それは、店主と思われる人物が、割と客を選ぶ(もしくは失敬である)ことがその理由である。
例えば、
- 筆者卓に注文を取りに来ておきながら、隣の卓のインスタ趣味の(会話から漏れ聞こえる)若い男女三人組と話し始めてこちらの対応をおざなりにする
- 帰りにスタッフにタクシーの配車を依頼したところ、間もなく戻ってきては「今はどこも一杯で来れないそうです」とにべもない回答を寄越すのだが、実際は店の前で即座に流しを拾うことが出来、運転手に左記の旨を話したところ「今の時間でタクシー呼べないなんて事はまず無いさ〜」と言われる
といった実に世紀末的な有様である。
あえて好意的に解釈(想像)すれば、所帯じみたファミリー客はぞんざいに扱うが、そうでないオシャンティな客には好待遇、ということなのではないだろうか。だとすれば、後者のような客層には大変オススメのインスタ映えカフェであると言えるであろう。一方、庶民的な島の味と温かい島人の風情を味わいたい向きには一考を要する店であるかもしれない。
以上の通り、良い点と悪い点を公平にご紹介しておく次第である。
さて、ファンキーな元リゾートマンションへ帰投する。
ファンキーブラザーズ専用のファンキーな寝室があるため、暴れ放題である。実に素晴らしい名宿である。
しかし夜はまだ終わらないのである。
(2018/8/5)
つづき↓
コメント
インスタ映えねぇ。。。
でも、そんな対応のお店は
長く続かないと思います。
私もたまに、酷い対応のお店に出会うことがあります。
二度と行くものか、って思います。
それにしてもお宿、めちゃ快適な(*´∇`*)
P☆
Sippo☆さん、こんばんは。
やっぱりそう思いますよね〜。
島らしくないと言うか、志がちっちゃいというか・・・
まあ長続きしようがしまいが、自分には関係のない店だったということで^^;
宿は数日間滞在するにはほんと快適な宿でした!
このお宿、たまりませんなー。表札つけちゃってください(笑)
印象というもの、噂というもの
こんなものはこのネット社会ではあっという間に広まりますから、
長く続かない様な気がしますね。インスタ映えを続けていくのもきっと
難しい事でしょう
のぶっちさん、こんばんは。
たまらんですよね〜表札つけて住み着きたくなりますよね〜(笑)
カフェの方、そう思いますよね。
なんかこう、せこいと言うか、この島に来る人が求めてるものと違う感じがしますよね。
(まあぶっちゃけた話、この店に行くこと自体元々乗り気ではなかったのですが^^;)