【海外赴任時、携帯はどうする?】基本料0円のeSIMと海外現地SIMのデュアルSIMスマホにする。

こんにちは、10max(@10max)です。記念すべきベトナム赴任後初のブログ更新となります。

ベトナム生活が始まって丁度1週間が経ち、近所にいい感じのカフェを見つけ、ようやく腰を落ち着けて作業に取り組める環境が整ってきました。自宅アパートでも良いのですが、お金払ってるんだから元取らないと!という貧乏性のためどうも性格的に外のカフェなどの方が頭がシャッキリして作業も捗るんですよね^^

さて、今日は海外赴任準備シリーズです。海外生活を始めるに当たって最初に整えたい携帯電話の使用環境について、筆者が実際に行った事をお伝えしたいと思います。

結論から申し上げると、基本料0円プランとeSIMを活用してデュアルSIMスマホ化することで、1台のスマホを海外駐在中と日本帰国時の両方の環境で使えるようにしました。

※なおこの海外赴任準備シリーズは、あくまでも筆者が実際にあれこれ検討したり実体験する中でどうしたか、というお話であり、専門家によるアドバイスではありませんのでご了承ください。

SONY ILCE-7C (40mm, f/3.2, 1/50 sec, ISO100)
アパートの近くのカフェ。アイスコーヒー1杯300円前後。外国人の住むエリアと言う事もあるが、ベトナム人の所得水準や物価は着実に上っている。

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海外赴任時のスマホ関係の課題

さて、まず今回筆者が考えた課題と、何をしたかったのかをおさらいしておきます。海外赴任に当たり、携帯電話に関しては主に2つの課題がありました。

課題1:日本の携帯番号を維持したい

まず日本の携帯を解約すると、それまで使っていた番号は維持することは出来ません。これが1点目の課題です。

もっとも今や携帯番号で連絡を取ることは少ないので、それ自体はあまり問題では無いかも知れませんが、それ以外にも課題がありました。

それは、一時帰国などの際にすぐに使える携帯がないと不便だということです。日本への逆出張などで年に数回は帰国するので、その際にいちいちプリペイド携帯などを申し込むのは面倒です。

加えて、SMS認証が必要なサービスが増えてきたため、番号が変わってしまうと面倒なのです。

課題2:物理SIMカードを挿し替えるのが不便

今までは旅行や出張などで海外と日本を行き来する場合は、海外にいく度に空港などで現地プリペイドSIMカードを購入して挿し替えていましたが、今回海外赴任するに当たり下記のような問題があります。

  • 単純にSIMカードの抜き挿しが面倒
  • 日本に一時帰国する度に海外現地の携帯番号が変わるのはまずいので同じSIMを使いたい
  • いつかSIMカードを無くしそう

「面倒臭がらずにちゃんとSIMカード失くさないよう管理しろよ!」って話ですが、筋金入りのO型ズボラリストなのでそういう訳にも行きません。SIMカードを失くす自信は誰よりもあります!(ドヤ顔で)

ところがこれから申し上げる通り、うってつけの解決策がありました。いい時代になったものです。

解決策:基本料0円のeSIMと海外現地SIMのデュアルSIMスマホにする

今回実現した事の雰囲気を絵で描くと下図の通りです。いらすとやさん、お世話になっております。

海外赴任 基本料0円プランとeSIMでデュアルSIM化

ここまで絵で書いちゃったらもうこの記事終わっちゃいそうな気がしますが、それじゃSEO的に完敗なので以下で一応文字でご説明していきますね(汗)

最初にざっと流れをまとめるとこんな感じです。

  1. 自分のスマホのeSIM/デュアルSIM対応是非を確認
  2. 日本の携帯を基本料0円プラン(eSIM対応)にMNP移転
  3. 海外現地SIMカードを購入・契約
  4. スマホでデュアルSIM設定

では順に詳しく見ていきましょう。

やること1:自分のスマホのeSIM/デュアルSIM対応是非を確認

まず前提条件として、自分のスマホがeSIMやデュアルSIMに対応していなければ上記のことは(一部しか)実現できません。

また、仮に自分のスマホがeSIMに対応していない場合は、次のステップで基本料0円プランを申し込む時にeSIMではなく物理SIMを選ぶ必要が出てきます(そしてその場合はデュアルSIMには出来ません)。

筆者はiPhoneユーザーなのでAppleのホームページで確認しました。AppleのHPには以下のようにあります。

eSIM でデュアル SIM を活用する
eSIM はデジタル SIM です。物理的な nano-SIM を使わなくても、通信事業者 (キャリア) のモバイル通信プランをアクティベートすることができます。iPhone 13 Pro Max、iPhone 13 Pro、iPhone 13、iPhone 13 mini では、eSIM を 2 つ有効にするか、nano-SIM 1 枚と eSIM 1 つを組み合わせてデュアル SIM を利用できます。iPhone 12 モデル、iPhone 11 モデル、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR は、nano-SIM と eSIM を組み合わせたデュアル SIM に対応しています。

(出典:Apple公式サイト

筆者はiPhone12Proを使っているので、物理SIM1枚とeSIMを組み合わせてデュアルSIMを実現します。

(※上記には記載がありませんが、第2世代以降のiPhone SEでも物理SIM+eSIMが可能←筆者の家族がこれ)

やること2:日本の携帯を基本料0円プラン(eSIM対応)へMNP

海外駐在中に日本の携帯料金がかからないように基本料0円プランに申し込みましょう。これは仮に自分のスマホがeSIMに対応していなかったとしても、やっておくが吉でしょう。

筆者は最初楽天モバイルにMNPしたんですが、契約直後に0円プランの有料化(?)が発表されるという例の事件が勃発したため、もう一つの選択肢であるpovoに速攻で再度MNPしました・・・赴任直前のドタバタで焦りましたが、間に合ってよかった(汗)

(今は無き)楽天は、1GBくらい(うろ覚え)まで無料で、使用データ料が増えるのに応じて段階的に料金が上がっていくスタイルでしたが、このpovoは少し違い、0円の状態では何も出来ず(128kbpsの超低速通信のみ可)、トッピングという形で好きなデータ量を購入して使うという感じです。

「1GB・7日間:390円」「3GB・30日間:990円」・・・などと言うトッピングの中から自分の好きなものを選んで都度購入します。逆に言えば何も購入しない(≒月額ほぼ0円状態)という選択肢も可能です(※下で注意書きあり)。

基本料0円 eSIM対応 POVO

またもう一つのポイントは、(自分のスマホがeSIMに対応している場合は)eSIMを選ぶこと。

多くの場合、1台のスマホに2枚のSIMは挿せません。欧米は分かりませんが、筆者の赴任先であるベトナムなどではまだeSIMは普及していないので、海外現地SIMは物理SIMカードになる可能性が高いため、日本の契約をeSIMにしておく必要があります。

一方、もし自分のスマホがeSIMに対応していない場合はここで物理SIMカードを選択し、海外・国内移動時に物理SIMを挿し替えて使い分ける事になります(その場合、下の方の「やること4」のデュアルSIM設定は不要)。

ところでpovoの場合、一点注意点があります。

上で「何も購入しない(≒月額0円状態)という選択肢も可能」と書きましたが、よく読むと以下のような注意書きがあります。

基本料0円 eSIM対応 POVO

つまり、180日を超えてずっと何もトッピングを購入せずに0円契約を続けていると怒られる可能性があるので、半年に一度くらい、一番安いトッピングを購入しておきましょう。今筆者が見た所だと、220円のトッピングが最も安いようです。この220円は1回ぽっきりなので、半年ごとに220円払うだけでほぼ0円で携帯を維持できると考えれば十分お得でしょう。

また、先程から「基本料”ほぼ”0円」と書いていますが、ユニバーサルサービス料など月に数円程度の費用はかかりますので、完全に0円ではない点はご留意下さい。

MNP移転の手続き方法自体は本記事では割愛しますが、eSIMのもう一つのメリットとして、物理SIMの郵送が必要ないため、即日開通するというのがあります。

元の携帯キャリアでMNP予約番号を申し込み、その番号を移転先であるpovoの申し込み画面で入力し、eSIMの発行を申し込むと、数時間後、あるいは遅くとも翌日にはpovoを利用出来るようになります。物理SIMのように破損等の心配もないので、使えるようなら積極的にeSIMを使いたいですね。

基本料0円 eSIM対応 POVO

やること3:海外現地SIMを購入

次に、赴任先など海外現地でSIMカードを購入します。筆者はベトナムで比較的評判の良いと言われるMOBIFONEショップへ行きました。パスポートとクレジットカードが必要でした。

これはまあ、普通に物理SIMカードを買ってスマホに挿すだけですね。詳しくは割愛します。適当ですみません。

MOBIFONE SIMカードApple iPhone 12 Pro (4.2mm, f/1.6, 1/50 sec, ISO125)

やること4:デュアルSIM設定(iPhone)

iPhoneの設定についてご説明します(Androidの方、すみません。ググれば沢山出てきますのでご容赦をm(_ _)m)。

デュアルSIMを使えるようにする事自体は何という事はありません。eSIM含めて2つのSIMが設定・挿入された時点で、iPhoneが勝手に両方のSIMを認識して、両方使えるようにしてくれます。

ただ、ここからは筆者の独断と偏見ですが、使わない方のSIMを無効にするようにしています(ベトナムに居る時には、日本のpovoをオフに。逆は逆)。万が一、知らない間に海外ローミング通信や電話の着信などが発生して高額の料金が請求されてしまうと怖いからです。

そもそもそのような設定をせずとも各回線の海外ローミングサービスを無効にするの方が確実かも知れませんが、ここでは一旦下記の設定を行います。ということで、本項目は必須では無いと思われるので、こういうやり方もあるのか、というご参考まで。

iPhoneの「設定」→「モバイル通信」を開くと、デュアルSIMの状態ではデフォルトでは下記の様な設定になっているはずです。つまり、2つともSIM(モバイル通信プラン)が「オン」になっています。

iPhone eSIM デュアルSIM 設定 海外 ベトナム MOBIFONE

また、電波の強度を示す表示も、2段になっています。

「デュアルSIMにしてやったぜ!」感が一番味わえるのはこの表示かと思います。

iPhone eSIM デュアルSIM 設定 海外 ベトナム MOBIFONE

通常はこれがデュアルSIMのメリットで、常にどちらの回線でも着信などを受けることが出来るのですが、今回は海外で使うのであえてこのメリットを殺します。「してやったぜ!」感が薄れてしまうのは残念ですが。

まず、「設定」→「モバイル通信」の画面の「モバイル通信プラン」で、オフにしたい回線をタップします。今回は「povo」をタップします。

するとこの画面が出て来るので、ここで「この回線をオンにする」をオフにします。

iPhone eSIM デュアルSIM 設定 海外

すると、「モバイル通信」の設定は下記のようになり、電波強度表示も1段になります(してやった感が・・・)。

iPhone eSIM デュアルSIM 設定 海外 ベトナム MOBIFONE

上記の設定はもしかすると不要なのかも知れませんが、こうしておいた方が精神衛生上よいのでは、という話でした。

なお、帰国時や再度渡航時には、この設定を変更するのを忘れないようにしましょう。その意味では、上でも触れた通り各回線の海外ローミングサービスを無効にする方が良いかも知れませんが、この辺りはもう少し試行錯誤してみたいと思います。

さいごに

今や海外生活においても、LINEなどの連絡手段はもちろんのこと、Grabタクシーやマップ、キャッシュレス決済などなど、スマホが無い生活は考えられませんし、更に日本と海外を行き来しつつそれらのサービスを常に使えるようにしておきたいところ。

そう言ったわけで通信環境の整備は最重要事項の一つだと思うので、本記事がどこかのどなたかのお役に立てば幸いです^^

なお、今後もし運用方法や設定内容等について新たに分かったことがあれば適宜記事をアップデートしたいと思います。

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