フサキビーチを攻略し、夕餉までの間しばし投宿地の近辺を闊歩することとした。上のような、いかにも沖縄といったサトウキビ畑と丘陵があると知れば、漢たるものその中にダイブインしない手はない。
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夏である。
ざわわ ざわわ ざわわ〜♪
さて、夕食は八重山そばの名店を訪れてみた。
駐車場を備えたそば屋は限られているため、予めインターネットという文明の利器を活用し、ある程度の目星を付けて探索を行った結果、「島そば一番地」という名店に遭遇することが出来た。
「駐車場」などという単語の後にいきなりこの画像を掲載するのもいかがなものかと思われるが、これは実に寛大な細君が、復路のドライバーを買って出てくれたが故の僥倖である。深謝である。
さて、一般的な八重山そばはかまぼこや三枚肉の乗った本島の沖縄そばとは異なり、下図のごとく地味な細切り豚肉が乗っているのみである。
しかし今回はやや空腹であったため、下図の如きソーキを載せたややアバンチュールな八重山そばを注文した。
味付けは、本島の沖縄そばと比べると豚骨よりも出汁の割合が強く、かなりあっさりとした風味である。個人的には本島の沖縄そばの方が好みかもしれないが、八重山そばとて家庭の味、店によって味付けは異なるのであろう。
さて、八重山そばと石垣地ビールで身も心も満腹となって宿へ戻ると、ちょうどいい塩梅に夕日が沈むところであった。
すかさず電光石火の早業でレンズを14-150に付け替えてファインダーを覗き込むと、夕日の底辺に光の筋が見えるではないか。
見事な「だるま夕日」である。
冬季に稀に見られる現象だと聞いていたが、夏の石垣島で見られるとは、実にアレである。もとい、レアである。
夜は前夜に続き星空を見にホテル横の広場へ出かけて見た。ただ撮っても昨日と変わらないので、マニアックな樹木と天の川とのコラボレーションを試みてみた。
明日はいよいよ、西表島に初上陸である。
(2018/8/6)
つづく
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