つ二月に三週間ほど長期出張でマレーシアに滞在して来ました。
課せられたミッションは、現地のジャングルで突如行方不明となった美人駐在員を捜索するスリルと冒険に満ちたエキゾチック・アドベンチャー・・・!!(意味不明)
・・・ではなく、数年前にグループに加わったベンチャー企業に乗り込んで経営状況を詳細にアップデートすると言う、まあこれはこれでカオスの中から東京のエライ人報告に値する情報を探し出すというなかなかのMission Impossibleっぷりだった訳であります。
そういった訳で、せっかく三週間もクアラルンプール(KL)という魅力的な地に滞在しながら、平日は深夜まで、週末もほぼホテルに缶詰で死相を浮かべながら仕事をしてきたのですが、その中でも朝晩の食料補給などの際にいくばくかカメラを携えての散策が出来たので数回に渡ってボチボチとご紹介していきたいと思います(^^)
さて、滞在を始めて最初の週末の朝食に、現地の方に案内してもらって近くの名店を訪れた際の模様です。
KLCC(ツインタワー)やKLタワーの近くのホテルから、チョウキットの方に徒歩で向かいます。大通りが歩行者天国になり、市民マラソンのようなものが行われていました。
OLYMPUS E-M1MarkII (34mm, f/3.8, 1/80 sec, ISO200)
KLの街中は割と綺麗に整備されております。前にKLを訪れたのはもう20年ほど前ですが、その時にはずっと雑然としていてアジア色が強かった記憶があります。著しい成長を感じます。
OLYMPUS E-M1MarkII (60mm, f/4, 1/125 sec, ISO200)
さて、お目当ての店に到着しました。現地の方オススメの肉骨茶(バクテー/Bak Kut Teh)屋さんで、「Ang Hock Bak Kut Teh」というお店だそうです。ローカル感がたまりません!!
OLYMPUS E-M1MarkII (12mm, f/2.8, 1/200 sec, ISO200)
「茶」と言ってもお茶ではありません。こんな感じで、基本は豚の骨つき肉の煮込みです。油揚げなんかも入ってます。
OLYMPUS E-M1MarkII (23mm, f/3.4, 1/40 sec, ISO3200)
こんな風に、熱々の汁と、大抵はご飯と一緒に食べるようです。右の唐辛子を加えて辛味を調整します。右奥の皿は揚げパンで、この汁と絶妙なマッチングを見せます。
OLYMPUS E-M1MarkII (12mm, f/2.8, 1/60 sec, ISO3200)
マレーシアからシンガポール方面の華人の料理らしいのですが、熱帯にも関わらず朝からこのように熱々で頂くのがローカル流のようです。実際汗だくになりましたが実に美味でした。よく出汁の出た煮汁といい、日本人なら間違いなく口に合うと思います。
バクテーを賞味しつつ店内を観察していると、誰が店員で誰が客なのかよく分からない感じで色々な人がどこからか現れて席に着いては気づいたら居なくなりまた新しい人が現れて・・・といった不思議な様相が展開されます。
OLYMPUS E-M1MarkII (12mm, f/2.8, 1/60 sec, ISO320)
とにかく何となく落ち着くと言うか、懐かしい空気です。
OLYMPUS E-M1MarkII (48mm, f/3.9, 1/100 sec, ISO200)
OLYMPUS E-M1MarkII (34mm, f/3.8, 1/60 sec, ISO200)
OLYMPUS E-M1MarkII (60mm, f/4, 1/125 sec, ISO800)
さて、店を後にすると、すぐ近くに中華系の朝市が開かれていまいた。こういう賑やかな路地に出遭うだけでテンションが上ります。
OLYMPUS E-M1MarkII (12mm, f/3.5, 1/400 sec, ISO200)
OLYMPUS E-M1MarkII (60mm, f/4, 1/160 sec, ISO200)
超新鮮な鶏さんをその場で捌くアジアンなスタイル・・・
OLYMPUS E-M1MarkII (12mm, f/3.5, 1/160 sec, ISO200)
住宅はどことなく香港のモンスターマンションにも通じる趣です。
OLYMPUS E-M1MarkII (20mm, f/3.5, 1/400 sec, ISO200)
おもちゃ屋では様々なドローンが並んでいました。
OLYMPUS E-M1MarkII (12mm, f/3.5, 1/60 sec, ISO250)
せっせと毛づくろいをする猫さん。
OLYMPUS E-M1MarkII (60mm, f/4, 1/320 sec, ISO200)
ローカルな朝食と庶民の朝市という最強の組み合わせで最初の週末を迎えることができました。現地の方に深謝です。
しかしこの朝の興奮はそれだけでは終わりませんでした。この後有名なチョウキット(Chow Kit)のウエットマーケット(生鮮市場的な)へ向かいました。次回はそちらの模様をご紹介します。
つづく
(2月16日の記録)
コメント
こんばんは
長い海外出張でしたね。
深夜まで仕事とはきつかったですね~。
現地の方に案内してもらって美味しいお店に
行けたのは良かったですね。
日本人好みのお味だったんですね。
食べてみたいな~。
20年ぶりのクアラルンプール 目覚しい発展を
感じたことでしょう。
猫ちゃんの前にある一本の花が気になります。
朝市のようなのも面白いですね。
目の前で捌く鶏・・・見てると食べれなくなりそうです^^;
はぴさん、こんにちは。
食事に出かける時だけが楽しみでした。
でもそれだけでも興味深いものがたくさん見られて、総じて楽しかったです(^^)
料理の味も、特に中華系はどれも日本人の味覚に合うものばかりで、次は何を食べに行こうかと楽しみでした。
この20年は日本でいう高度経済成長期のような時代に当たるのかもしれませんね。
でもこうした市場のような昔ながらの風景も残っていて奥深いです。
熱帯なのに、朝から熱々のお料理。
何故でしょうね?
それなりの理由が存在するのでしょう。
体は温めた方が絶対に良いと思いますので
お国柄の何か、あるのでしょうね。
猫ちゃんお耳が特徴的ですね。
私も、お花が気になります。。
P☆
Sippo☆さん、こんにちは。
中国では白湯を好んで飲むと言いますし、体を温めるという考え方が昔からあるのでしょうね。
それにしてもこれは熱かったです^^;
でもお味は最高でした。
猫さんの寝ているところは床が冷たそうで気持ち良さそうでした。
お花は誰がどうしてここに置いたのか、僕も気になりました。
そして猫さんが花がある場所を選んだのかも・・・