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マレーシア航空機内でワインを幸せそうに飲んでいた「ちょいムス」の話

さて、年末である。仕事納めも済み、後はお酒でも飲みながらぐうたらと過ごすのみ、となればかつて筆者と共に陽気にお酒を嗜んでいたとあるマレーシア人の話をしなければならない(謎)。 筆者のマレーシア出張にはマレーシア航空が御用達である。そうすると、マレーシア人の7割を占めるマレー系の乗客の隣席になる確率がそれなりに高い訳だが、マレー系の人々というのは多くが「ムスリム」である。「ムスリム」と言っても始終ムスッとしているとかそういう事では無く、所謂「イスラム教徒」の事である。 ある時、やはり筆者の隣にはマレー系の男性がいた。マレーシア人は大別すると「マレー系」「中…

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聖地アヌラーダプラ – 「旅の軸」と人々の笑顔編 | スリランカ旅行記【”We are Asian!!”と言ってくれた島国】

世界遺産の仏教遺跡と野生動物の町、アヌラーダプラ。しかし一番出会えてよかったと思えるのはやはり地元の人々の笑顔と心癒される出会いだ。どんな町に来ようが旅の軸はブレない。 という事で本記事には遺跡は一つも登場しないが、勝手にアヌラーダプラのクライマックス編である。 ※遺跡や野生動物をご紹介した記事については最後にリンクを置いてあるので御覧頂きたい。 さて、偶然道ばたの家でお兄ちゃんがヤシの実のような果物をナタで割っていたので、アホのごとく凝視していた時のことである。奥さんらしきお姉さんが奥から出てきて、「来い、来い」と手招きする。どうやら今まさに鋭意制作中…

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聖地アヌラーダプラ – 何でもない風景編 | スリランカ旅行記【”We are Asian!!”と言ってくれた島国】

CASIO COMPUTER CO.,LTD EX-P600 (7.1mm, f/2.8, 1/160 sec, ISO0) アヌラーダプラの名宿、ホテル・シャリニの朝。この建築は、いわゆる「コロニアル様式」というやつだろうか。 今日の相棒はこいつだ。アジアの遺跡や町を見て回るにはチャリンコが似合う。 CASIO COMPUTER CO.,LTD EX-P600 (7.1mm, f/2.8, 1/200 sec, ISO0) さて、アヌラーダプラは世界遺産に登録されている遺跡や野生動物がみどころの町であるが、本記事では町の風景をご紹介したい。遺跡や野生動…

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敬称「Khun 〜」と「〜 san」からタイと日本の共通点に思いを馳せる

こんばんは。日本が寒過ぎて東南アジアが恋しい10maxです。 先日ツイ友さんとの間で、タイ人の英文メールにおける敬称について話題になりました。タイの人々と仕事などでメールを交わすと、彼らは宛名をこんな風に綴ります。 「Dear Khun 10max」 「Khun 10max」 「K. 10max」 この「Khun」というのは、日本で言うところの「●●さん」に当たる敬称ですね。「K.」は「Khun」を略したものです(他にも、親しい間柄や目下に対しては「P. ●●」っていうのもよく使われますね)。読み方としては、「く」と「ん」の間にミリ単位の「h」を入れる、…

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聖地アヌラーダプラ – 天然サファリ編 | スリランカ旅行記【”We are Asian!!”と言ってくれた島国】

聖地アヌラーダプラの魅力は世界遺産に指定された仏教遺跡だけではない。その自然の豊かさもまた、観る者の心を癒してくれる。 いや正確に言えば、癒すどころか「こんな変態的にワイルドな動物がこんなにノシノシとその辺を歩いていていいのだろうか」と驚かされる。「地球の歩き方」に「民家の近くにこれだけ多くの野生動物が住む国は、世界広しと言えどもスリランカしかない」と言わしめたのもうなずける話である。 そう、アヌラーダプラは、天然サファリを楽しみながら遺跡見物が出来る素晴らしく贅沢な場所なのだ。   アバヤギリ大塔の前で悠然と草をはむ牛たち。紀元前3世紀へタイ…

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聖地アヌラーダプラ – 世界遺産的仏教遺跡編 | スリランカ旅行記【”We are Asian!!”と言ってくれた島国】

CASIO COMPUTER CO.,LTD EX-P600 (7.1mm, f/2.8, 1/125 sec, ISO0) 8時起床。快晴である。もっとも、雨の多い季節なのでいつ降り出すか分かったものではない。 さて、何を隠そうアヌラーダプラは聖地である。しかも世界遺産に登録されているというから筋金入りの聖地である。ということで本日は遺跡群を中心にアヌラーダプラ取材を敢行する。非常に広い範囲に点在する遺跡を回る間に、筆者の体脂肪は劇的に燃焼するに違いない。間違いない。 また聖地であると同時に、アヌラーダプラは古都でもある。なんと2500年以上前に、スリ…

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アジア最古のライオンラガーと無限カリーとアラックの夜 | スリランカ旅行記【”We are Asian!!”と言ってくれた島国】

「ホテル・シャリニ」はとても清潔で設備もよく、スタッフの対応も非常に感じがよい。これで朝飯込み1800Rs(約2000円)とは素晴らしい。そして食堂はオープンテラスとなっていて吹き抜ける風が心地よい。 CASIO COMPUTER CO.,LTD EX-P600 (7.1mm, f/2.8, 1/8 sec, ISO0) スポンサーリンク スリランカ・カリーと無限ライス スリランカの夕食はカリーだ。8種類ものカリー、そして大盛りライスが運ばれてくる。カリーと言ってももちろん日本のカレーとは全く別種の食べ物である。簡単に言えば、肉や野菜などをそれぞれ何種類…

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スリランカ鉄道 – 時速30kmで進む大英帝国の遺物 | スリランカ旅行記【”We are Asian!!”と言ってくれた島国】

CASIO COMPUTER CO.,LTD EX-P600 (28.4mm, f/4, 1/60 sec, ISO0) スポンサーリンク 歴史の証人 スリランカの列車は実にゆっくりと進む。コロンボからアヌラーダプラまでの約200kmの距離を6時間近くも使って「駆け抜ける」。 しかしそれはとても快適で豊かな旅だ。かつて大英帝国が島内の紅茶やコーヒーを運ぶために敷設したこの鉄道は今では物静かに旅人を載せ、旧い客車の多少の傷みも歴史の証人として重ねた年月を物語る。そして何より、この国の人々は行きずりの旅行者に対して皆満面の笑みを向けてくれる。これ以上何を望む…