古き良き香港の街並み残る廟街の路地をぶらつき、新旧香港の狭間にある旺角で点心を食べ、ホテルへ戻ります。
九龍半島側と香港島とを往来する、地元民も利用する渡船、スターフェリーに乗るべく、尖沙咀のフェリー乗り場へ向かいます。このスターフェリーは、香港島や九龍半島の夜景を楽しむのにも抜群の乗り物です。
最初にスターフェリーの概要や運賃、時刻表などの簡単な乗り方をご紹介し、後半で100万ドルの夜景とともに乗船模様をお届けします。
香港スターフェリーの概要・運賃・時刻表
ここで簡単にスターフェリーについてご紹介しておきます。簡単すぎてアゴが外れるかも知れませんが、実際乗り方は簡単です。(2024年2月時点)
スターフェリーの2つの路線
スターフェリーには2つの路線があります。九龍半島側は尖沙咀のみですが、香港島側は中環と湾仔の2つの発着点があります。
- 尖沙咀(Tsim Sha Tsui)↔中環(Central)
- 尖沙咀(Tsim Sha Tsui)↔湾仔(Wanchai)
以下、尖沙咀〜中環航路を例にご紹介していきます。湾仔航路も概ね似たような感じです。最新情報や詳細は公式HP(英語)を御覧下さい。
運賃
本記事執筆時点(2024年2月)の尖沙咀〜中環航路の料金は以下の通りです。成人、平日の1階席でHKD4.0、今の円安換算で75円くらいですね。100万ドルの夜景を堪能できる乗り物にしてはだいぶお得です。
月曜〜金曜 | 土日・祝日 | |||
2階席 | 1階席 | 2階席 | 1階席 | |
成人 | HKD5.0 | HKD4.0 | HKD6.5 | HKD5.6 |
子供(3-12)
シニア(65-) 障碍者 |
HKD2.9 | HKD2.8 | HKD3.9 | HKD3.7 |
実際に乗る際にはOCTOPUSカード(SUICA/PASMO的な交通プリペイドカード)で改札を通ります。MTRやトラム、コンビニなどでも利用できるので最初に購入するが吉です。コンビニやMTRの駅などで購入できます。
時刻表
時刻表と言うよりも大体の出航間隔が定められています。以下、尖沙咀〜中環航路についてです。
- 始発:午前6:30頃
- 最終:午後23:30頃
- 出航間隔:6〜12分毎、時間帯により変動
最新情報や詳細は下記公式HPをご確認下さい。
尖沙咀から中環行きスターフェリーに乗り、香港島の夜景を愛でる
では今回のスターフェリー利用模様を、香港島の100万ドルの夜景と共にご紹介します。
旺角駅から地下鉄MTRに乗り、尖沙咀駅で降ります。
綺羅びやかな高級ブランドの路面店の間を駆け抜けるクラウン・コンフォートのタクシー。目隠しされてここでパッと外されたなら、間違いなく銀座だと思うでしょう。
Apple iPhone 12 Pro (1.54mm, f/2.4, 1/55 sec, ISO400)
MTR尖沙咀駅からスターフェリー乗り場へは、徒歩で15分弱です。
MTR尖沙咀駅からスターフェリー乗り場へのアクセス
こちらが尖沙のスターフェリー乗り場。
SONY ILCE-7C (28mm, f/2.8, 1/30 sec, ISO125)
これがスターフェリーの船です。1階席と2階席があり、上の通り料金が異なります。個人的には下の階の方が窓ガラスがなく風を感じられて気持ちいい気がします。
SONY ILCE-7C (75mm, f/4, 1/80 sec, ISO1000)
船着き場から香港島側を望みます。この時点で70万ドルくらいでしょうか(適当)。
SONY ILCE-7C (28mm, f/8, 1/40 sec, ISO12800)
船乗り場の改札でOCTOPUSカードをかざし、フェリーに乗り込みます。
船内(1階席)はこんな感じ。
SONY ILCE-7C (28mm, f/4, 1/30 sec, ISO320)
70円の渡船から、100万ドルの夜景が手に取る様に見えます。乗船時間はほんの10分ほどですが、珠玉の時間です。
SONY ILCE-7C (28mm, f/2.8, 1/30 sec, ISO400)
SONY ILCE-7C (75mm, f/2.8, 1/80 sec, ISO1250)
SONY ILCE-7C (43mm, f/2.8, 1/50 sec, ISO1000)
SONY ILCE-7C (28mm, f/2.8, 1/30 sec, ISO1250)
なお、もっと高いところから100万ドルの夜景を愛でる方法については下記記事を御覧下さい。
さて、香港島の中環フェリー乗り場から中環駅に移動し、MTRに乗り換えて宿のある北角・春秧街に戻ります。
明日はいよいよ最終日、モンスターマンションなどに寄ってホーチミンへ帰ります。
SONY ILCE-7C (51mm, f/2.8, 1/60 sec, ISO2000)
(2023年8月6日の記録)
つづき↓
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