「ハノイで一番恐ろしい」観光地、「ホアロー刑務所」をおどろおどろしくレポート

名店「Phở Thìn 13 Lò Đúc」での朝食を終え、Grabでホアロー刑務所へ向かいます。

ホアロー刑務所は、ハノイの観光地の中で一際「恐ろしい」と言われる観光名所です（妙な言い方だけど）。

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ハノイ式フォーの名店「Phở Thìn 13 Lò Đúc」で朝食を

今日はハノイ市内を観光してホーチミンの自宅へ戻ります。 午前中にホアロー刑務所、午後トレインストリートとハノイ大聖堂を訪れる予定です。 最終日の朝食は「Phở Thìn 13 Lò Đúc」で摂ることとします。筆者も出張で何度も訪れているハ...

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2024.04.06

※「ハノイ・ハロン湾子連れ3泊4日旅行記【ローカル飯と絶景クルーズ】」記事一覧

ハノイ・ハロン湾子連れ3泊4日【ローカル飯と絶景クルーズ】（2023年）

「ハノイ・ハロン湾子連れ3泊4日【ローカル飯と絶景クルーズ】（2023年）」の記事一覧です。

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生々しい歴史の証跡、ホアロー刑務所

ホアロー刑務所は19世紀末に、当時ベトナムを統治していたフランスの手により、独立運動を行っていたベトナム人政治犯を収容する目的で建設されました。そのフランス人による拷問や収容方法があまりにえげつなく、「地獄の中の地獄」と形容されたようです。

その後ベトナムが独立を果たし、ベトナム戦争が勃発すると、アメリカ人が収容されるようになりました。

その経緯は、フーコック島の刑務所と似ています。

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2023.01.20

写真で見るホアロー刑務所のリアル地獄

では刑務所内の様子をご紹介します。ホーチミンの戦争証跡博物館もそうでしたが、中々リアルで生々しい展示で当時の恐ろしさを伝えてくる内容になっています。

こちらが正面入口。左手の小屋でチケットを購入します。

Apple iPhone 12 Pro (1.54mm, f/2.4, 1/140 sec, ISO25)

中に入るとすぐ、音声ガイドの端末を貸し出してくれます。優良なのでご希望の方はどうぞ。

SONY ILCE-7C (32mm, f/5, 1/40 sec, ISO125)

当時の刑務所周辺の地図や写真、模型など。漢字表記が時代を感じさせます。思えば今のアルファベットベースのQuốc Ngữ（国語）が正式にベトナム語に採用されたのはつい最近の1945年ですからね。

SONY ILCE-7C (28mm, f/2.8, 1/30 sec, ISO125)

SONY ILCE-7C (28mm, f/2.8, 1/30 sec, ISO160)

SONY ILCE-7C (28mm, f/5.6, 1/30 sec, ISO12800)

重厚な扉と鍵。

SONY ILCE-7C (28mm, f/3.2, 1/30 sec, ISO10000)

SONY ILCE-7C (28mm, f/3.2, 1/30 sec, ISO12800)

当時の囚人の模型。文字通りの手枷足枷が重々しい。

SONY ILCE-7C (28mm, f/3.2, 1/60 sec, ISO12800)

SONY ILCE-7C (28mm, f/3.2, 1/30 sec, ISO250)

SONY ILCE-7C (28mm, f/3.2, 1/30 sec, ISO250)

一般房の並ぶ通路。

SONY ILCE-7C (28mm, f/2.8, 1/15 sec, ISO12800)

こちらには一応電灯と、やや大きめの窓、ベッドが備えられています。これでも酷い環境ですが、次の独房に比べれば・・・

Apple iPhone 12 Pro (1.54mm, f/2.4, 1/2 sec, ISO12500)

こちらが独房。

Apple iPhone 12 Pro (1.54mm, f/2.4, 1/25 sec, ISO2000)

ベッドもなく、代わりに設置されているのは足枷。壁には隙間のような窓が穿たれているばかり。ここに居れられたなら、すぐに気がおかしくなりそうです。

Apple iPhone 12 Pro (1.54mm, f/2.4, 1/2 sec, ISO4000)

フランス発祥のギロチン。ベトナムで本物にお目にかかるとは。フーコックの刑務所でも感じましたが、フランスの刑務所や拷問器具って、ちょっと常軌を逸しています。

SONY ILCE-7C (28mm, f/2.8, 1/30 sec, ISO12800)

ここからはベトナム戦争以降ベトナム人がホアロー刑務所を利用し始めてからの、アメリカの囚人の模様。アメリカ人達がバレーボールやバスケをしています。

SONY ILCE-7C (28mm, f/3.5, 1/30 sec, ISO500)

こちらはアメリカ人の囚人が書いたクリスマスの絵。こうした創造的な活動まで許されていたのですね。フランス人運営の刑務所の様子と比べると、どこか緩い感じが漂います。

SONY ILCE-7C (28mm, f/3.5, 1/30 sec, ISO200)

米軍パイロットスーツ。

SONY ILCE-7C (28mm, f/3.5, 1/30 sec, ISO2000)

ここから脱獄を図った囚人も居たと言われる、下水管か何か。

SONY ILCE-7C (28mm, f/6.3, 1/30 sec, ISO250)

子供ですらギリギリ通れるかどうかの大きさです。

SONY ILCE-7C (28mm, f/6.3, 1/50 sec, ISO100)

外には写真や新聞記事などの展示がありました。

SONY ILCE-7C (28mm, f/5.6, 1/30 sec, ISO125)

何かメッセージを訴えるかのようなアート的なものも。

SONY ILCE-7C (28mm, f/5.6, 1/100 sec, ISO100)

ホアロー刑務所のアクセス

生々しい展示で胸は一杯ですが、お腹は少々空いたので、ブンチャーを食べに行きます。

（2023年9月4日の記録）

つづく

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