こんにちは、時間にはルーズなくせに腕時計は着けていたい10max(@10max)です。
少し前まで、お気に入りのTISSOTの自動巻き時計を着けていたのですが、ベトナムの暑さと湿気にやられたのか、壊れてしまいました(購入後5年経ったのでメンテ時期といえばそうなのですが、でも壊れるにはまだ早いような)。
ともかく、時間を確認するのにいちいちスマホを取り出すのも億劫だし、TISSOTは修理に1ヶ月程度掛かるし、それに機械式はベトナムで使うには少々気を使う・・・と言うことで、少し前に久々にG-SHOCKを新調しました。
モバイルリンクというスマホ連動機能を有したタフでスマートなG-SHOCK、旅や出張、海外生活に想像以上に便利でした。Apple WatchなどのスマートウォッチはToo muchだけど、スマートな機能と正確な時刻だけ欲しいという人向け。
なぜもっと早く購入しなかったのか・・・。
モバイルリンクG-SHOCK -海外でも頼れるタフでスマートな相棒
今回求めたのは、「モバイルリンク」機能を搭載したG-SHOCK。Bluetoothでスマホと連動することで、時刻合わせや様々な機能を、スマートフォンのアプリから操作出来る、所謂スマートウォッチ的な機能を搭載したG-SHOCKです。
「スマホ連動の腕時計が欲しければ、(10maxはiPhoneユーザーなんだから)Apple Watchを買えばいいじゃないか」、と思われるかも知れませんが、正直なところいつまでiPhoneを使い続けるか分かりませんし、TISSOTと同様、高温多湿なアジアでデリケートな機械を裸で(時計が、ですよ)手首に付けるのがどうも気にかかるので、もっとタフな相棒にしたかった、という感じです。
その意味で、スマホ連動機能を搭載した堅牢なG-SHOCKと言うのは、文武両道なこの上なく頼れる相棒たり得るのです。
クラシックデザインに先進機能搭載のGW-B5600HR-1JF
今回購入したのは、カシオG-SHOCKシリーズのGW-B5600HR-1JFというモデル。主な搭載機能としては以下の通りです。
- タフソーラー
- マルチバンド6電波時計
- ショックレジスト(G-SHOCKなので)
- 20気圧防水
- モバイルリンク機能(スマホBluetooth通信機能)
- コンポジットバンド, ワンプッシュ三つ折れ式中留
外観のデザインは実に伝統的なG-SHOCKのそれ。ものすごく突出した目新しい機能があるという訳ではありませんが、このクラシックな筐体の中に現代の最新機能が詰め込まれているというのが何とも厨二心をくすぐるじゃあありませんか。
なお、マルチバンド6の電波時計機能はベトナムでは無縁。ここで効いてくるのがモバイルリンクです。
SONY ILCE-7C (70mm, f/4, 1/80 sec, ISO3200)
クラシックではありますが、絶妙に散りばめられたレッドの差し色が、程よく引き締まるアクセントになっています。
また、バンドがよく出来ていて、ステンレスと樹脂を組み合わせたコンポジットバンドで、強度と軽さと肌触りのバランスが絶妙です。
そしてバックルはワンプッシュで着け外し出来るタイプ。最初だけコマを詰めたりして長さを調整すれば、日常の着け外しは非常に楽です。
SONY ILCE-7C (70mm, f/4, 1/80 sec, ISO3200)
モバイルリンク機能が激しく便利
さて、今回最も期待していたのが、Bluetoothによるスマホ連動機能。G-SHOCKシリーズでは「モバイルリンク」と呼ばれています。
Apple Watchなどのスマートウォッチ界隈では当たり前ですし、G-SHOCKにも2017年より上位機種に搭載され始めているので、大変今更ではありますが、これが想像以上に便利でした。
モバイルリンク機能の主なメリットは以下の通り。
- 自動時刻合わせ
- スマホから時計操作
- 時計のステータス確認やスマホ探索、スマホセンサー情報の取得など
特に、自動時刻合わせは色々な国を移動する場合には非常に便利です。
個人的に(上でも触れた理由で)スマートウォッチにはあまり食指が動かなかったのですが、タフなG-SHOCKと組み合わさることで、旅や海外生活ではもう無くてはならないと感じています。
一方、当然ながらスマートウォッチではないので、スマホへの着信・メッセージ確認などの機能やその他のアプリはありません。個人的にそこまでは不要なので、時計の機能に特化したスマホ連動のみの方がシンプルで好ましいです。(話している相手がApple Watchなどをチラチラ見ているのを見ると、たぶんLINEの着信とかなのでしょうけど、「時間を気にしているのかな」って思っちゃうんですよね・・・)
CASIO WATCHESアプリ上でG-SHOCKを操作
まずはモバイルリンク機能の特徴とメリットを利用シーンでイメージしやすいよう、基本的な使い方に沿ってご紹介しますね。
G-SHOCKのモバイルリンク機能を使うには、まずCASIO WATCHESアプリをスマホにインストールします。
その後、CASIO WATCHESアプリに自分のG-SHOCKを登録します。時計裏面の機種番号を入力して登録します。
すると、こうして自分の時計が「マイウォッチ」としてアプリ上に表示されます。複数持っている場合は複数のG-SHOCKが並ぶんでしょうね。その画面状況もちょっと良きかも・・・とニヤニヤ妄想してしまいますが、ひとまず先に進みます。
自分の時計を選ぶと、その時計の操作メニュー画面が表示されます。
ここで、中ほどに「接続されていません」と表示されています。ここをタップしたり、何か時計の操作を行おうとすると、下のように接続のインストラクションが出てきます。
接続されるとこんな風に、時計のバッテリーの残量なども表示されます。
スマホから操作できる項目はこんな感じ。
例えばこちらはアラームのセット画面。時計単体だと通常はアラーム時刻は1つしかセットできませんが、モバイルリンクでは5つまでセット出来、それぞれのON/OFFも設定できます。スヌーズ機能もあるんですね。
こちらはワールドタイム。5つまで登録出来てスマホの画面で選べるというのは、ちっちゃな時計のボタンをポチポチやるのに比べると圧倒的に使いやすい。
ちなみにワールドタイム登録都市をマップで選ぶUIも、地図フェチとしては嬉しいです(笑)
1日4回自動時刻合わせ – 世界中でスマホ連動が便利
さて、色々ありますが、一番重宝するのは何といっても、自動時刻合わせ。旅行や出張の時はもちろん、特にベトナムの様な電波時計機能の対象外地域で非常に重宝します。マルチバンド6って日欧米中でしか使えないんですよね。
こちらは上の各機能とは違い、わざわざ時計とスマホを接続しなくても、自動的に6時間おきにG-SHOCKをスマホの時刻に合わせてくれるというもの。こんな感じで、ちょいちょい時刻合わせしてくれている様子がアプリ上で確認出来ます。
海外旅行や出張などでもこれは便利で、スマホはタイムゾーンを跨いだ際にも、自動的にその国の標準時に時刻修正しますので、しばらくするとG-SHOCKの方もその国の時刻に合っています。
また、この時刻合わせは6時間おきの自動修正の他に、Bluetoothで時計とスマホを接続した際にも行われるので、すぐに現地時間に合わせたい場合には一度CASIO WATCHESアプリを開いて時計と接続すればよいのです。
こうなってくると、通常の旅行や出張であれば、むしろワールドタイム機能が不要になるくらいですね。
スマートフォンを探す機能
他にちょっと面白かったのが、スマートフォンを探す機能。G-SHOCKを操作することでスマートフォンに接続し、音を鳴らすことが出来ます。一人暮らしの自宅でスマホが行方不明になった時に便利そうです。
旅や出張・海外生活に、タフでスマートなG-SHOCKを
こんな感じで(どんな感じだ)、
- スマートウォッチはToo muchだし
- よりタフな時計が欲しいけれど
- スマートな機能と正確な時刻だけは欲しい
- というかG-SHOCKが好きだし
というクラスターに、モバイルリンク機能搭載G-SHOCK、ちょうど良さげです。
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