タイマレーシア

【これは宝探し】ペナン島のウォールアートを観て歩こう

ペナンヒルから戻って少し宿のカフェなどで休憩したあと、夕食までの間にペナン島名物ウォールアートを訪れつつジョージタウンを散策します。

ペナン島名物のウォールアートですが、実はマラッカなどとは少し違い、「ここに行けば沢山ある」と言うような決まった「ウォールアートスポット」が必ずしもある訳ではないため、「散策」になるのです。

全てを網羅したわけではありませんが、いくつかお薦めのアートやスポットをご紹介するので、気になるウォールアートがあったらぜひ観に行ってみて下さい。

猫, ウォールアート, ペナン島SONY ILCE-7C (28mm, f/5, 1/60 sec, ISO100)

※前の記事

【絶景と世界最古の原生林】ハビタット・ペナンヒルへ行かずしてペナンヒルを下りるべからず
今日のメインイベント、ペナンヒルに登ります。 ペナン島からマラッカ海峡、マレー半島までを見渡せる大展望に加え、ペナン島のもう一つの魅力である「世界最古の熱帯雨林」の圧倒的な大自然を味わうのがお目当てです。 そんなペナンヒルの魅力を120%以...

※「夜行列車で行くBKK・ペナン島・クアラルンプール子連れ8日間旅行記」記事一覧

BKK〜ペナン島〜クアラルンプール夜行列車8日間旅行記(2024)
「BKK〜ペナン島〜クアラルンプール夜行列車8日間旅行記(2024)」の記事一覧です。
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ペナン島・ジョージタウンを彩るウォールアートスポットを巡る

ペナン島のウォールアート巡りは宝探しのようなもので、町の中の至る所に点在しています。全く予想もしていなかった地味な建物に突然手の込んだアートが現れたり・・・ということも。

ペナン島, ジョージタウンのウォールアート

SONY ILCE-7C (28mm, f/4, 1/400 sec, ISO100)
ジョージタウンの目抜き通り「Chulia Street」を歩いているだけでも突然こんなアートが。

なので、「ここへ行けば主なものは全部観られる!」的なスポットをご紹介するのは難しいのですが、それでもいくつか主だったアートが観られる場所があるので、ご紹介します。

Cannon Street〜Armenian Street辺り | 猫好きはこちらへ

最も多くのアートが狭い範囲に集まっているのはこのCannon Street〜Armenian Street辺りかと思います。

こんな遊び心のある「マジック」という通り名の付いたもの。

Magic, ウォールアート, ペナン島SONY ILCE-7C (31mm, f/5, 1/100 sec, ISO100)

あとは、これは結構有名な「椅子の上の少年」(勝手に命名)。次男が真似をしたくなる気持ちは分かります。

椅子の上の少年, ウォールアート, ペナン島

この穴のような窓の向こうは何だろう・・・次から次と観光客が手を入れてくるので、トイレとかだったら落ち着かなさそう・・・。

そしてこの辺りは特に猫派の紳士淑女にお薦めのアートが多いです。ちょっとした路地からヌッと顔を出す茶トラ君。たまらなくモフりたい・・・

猫, ウォールアート, ペナン島SONY ILCE-7C (28mm, f/5, 1/60 sec, ISO100)

ふと沢山の視線を感じたらこんなことに。ああ、囲まれたい・・・

猫, ウォールアート, ペナン島SONY ILCE-7C (28mm, f/5.6, 1/30 sec, ISO160)

う〜ん、可愛いぜ。たまらんぜ。(←猫派)

場所はこの辺りです。Armenian Street〜Cannon Street辺りは、カフェや客待ちのシクロなんかも多い、ちょっとした繁華街になっています。

Armenian Street

SONY ILCE-7C (108mm, f/5.6, 1/125 sec, ISO125)
Armenian Street

Cannon Streetとアチェモスク

SONY ILCE-7C (39mm, f/5.6, 1/200 sec, ISO100)
Cannon Streetとアチェモスク

バイクに乗る少年

これもペナン島のウォールアートとして有名な「バイクに乗る少年」(勝手に命名)。が、場所的には、ウォールアートが集まる場所というよりはポツンと単品で存在している感じ。

バイク, ウォールアート, ジョージタウン, ペナン島SONY ILCE-7C (38mm, f/6.3, 1/40 sec, ISO100)

位置的には上の「Armenian Street」から徒歩数分なので、ついでに立ち寄ってみると良いでしょう。バイクのシートに乗って写真を撮る人も多いです。

消防署周辺

上の「バイクに乗る少年」のすぐ近くに、「Central Fire Station」があります。この周辺でもちょっと風変わりなウォールアートが観られます。

まず消防署自体がアートの様でした。年中クリスマスパーティが出来そうな風情です。

ペナン島・ジョージタウンの消防署Apple iPhone 15 Pro (6.86mm, f/1.8, 1/3400 sec, ISO80)

消防署の裏の細い路地が、なんとウォールアートのオンパレードになってました。ネタはもちろん消防署。

やたらと頼りになりそうな隊員たちです。「Always On Duty!」

ペナン島・ジョージタウンの消防署のウォールアートSONY ILCE-7C (32mm, f/8, 1/40 sec, ISO160)

「Save the day!」お、おう、ありがとな!

ペナン島・ジョージタウンの消防署のウォールアートSONY ILCE-7C (28mm, f/8, 1/30 sec, ISO160)

こっちは署長とかかな・・・絵面的に汚職のにおいが・・・

ペナン島・ジョージタウンの消防署のウォールアートSONY ILCE-7C (28mm, f/8, 1/30 sec, ISO160)

場所は上の2つのスポットのすぐ徒歩圏内。少し風合いも違って面白いので、セットでぜひ行ってみて下さい。

ムーンツリー47の少女

今回筆者家族が投宿したショップハウス様式の宿「Moon Tree 47」の壁にも、面白いウォールアートがありました。壁の窓につかまり立ちをしているかのようなちょっと怪しい雰囲気の少女。

MoonTree47のウォールアート, ジョージタウン, ペナン島SONY ILCE-7C (35mm, f/5.6, 1/1250 sec, ISO100)

夜になると更に不思議な雰囲気を醸し出します(笑)

MoonTree47のウォールアート, ジョージタウン, ペナン島SONY ILCE-7C (45mm, f/5, 1/50 sec, ISO1600)

このムーンツリー47自体も宿として非常にお薦めですし、Muntri Streetには他にもショップハウス様式の宿があるので、この辺りに宿泊された際にはぜひ周囲を散策してみて下さい。通りの雰囲気自体も、古き良きプラナカンの雰囲気満点です。

ペナン島のプラナカン建築が美しいショップハウス宿 | ムーンツリー47
フェリー乗り場からGrabで宿に向かいます。 車窓から望む町並みは古風かつカラフルで、既に美しいです。これぞプラナカンな町、ジョージタウン。実にいい感じ。 プラナカンとは、15世紀頃中国からマレー半島に移住し、現地のマレー人達との融和を遂げ...

ペナン島, ジョージタウンの風景SONY ILCE-7C (54mm, f/4, 1/60 sec, ISO100)

ということで、ペナン島に来たなら、ぜひウォールアート探しつつ散策してみて下さい。

ウォールアートだけでなく、マレーと中華、インドの文化が美しく共存する町並みは、歩いていて非常に興味深く楽しいです。

ジョージタウン, ペナン島

SONY ILCE-7C (200mm, f/5.6, 1/500 sec, ISO100)
中華系の店があつまる徳成飯店近くの通り

カピタンクリンモスク, ペナン島

Apple iPhone 15 Pro (2.22mm, f/2.2, 1/2800 sec, ISO50)
ジョージタウンを代表するモスクの一つ、カピタンクリンモスク

インド人宿, ペナン島

SONY ILCE-7C (43mm, f/5, 1/1600 sec, ISO100)
リトルインディア辺り

さて、この後再び旅行記に戻り、夕食にニョニャ料理のレストランを訪れます。

(2024年2月12日の記録)

つづき↓

ペナン島・ジョージタウンのニョニャ料理レストラン | Nyo Nya Lah!
夕食は、ペナン島・ジョージタウンで評判のニョニャ料理レストラン「Nyo Nya Lah!」を訪れます。 ペナン島に来たなら、一度はニョニャ料理を堪能しないわけにはいきません。ニョニャ料理とは、15世紀頃を中心にマレー半島に移住してきた華人と...

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