ペナンヒルから戻って少し宿のカフェなどで休憩したあと、夕食までの間にペナン島名物ウォールアートを訪れつつジョージタウンを散策します。
ペナン島名物のウォールアートですが、実はマラッカなどとは少し違い、「ここに行けば沢山ある」と言うような決まった「ウォールアートスポット」が必ずしもある訳ではないため、「散策」になるのです。
全てを網羅したわけではありませんが、いくつかお薦めのアートやスポットをご紹介するので、気になるウォールアートがあったらぜひ観に行ってみて下さい。
SONY ILCE-7C (28mm, f/5, 1/60 sec, ISO100)
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ペナン島・ジョージタウンを彩るウォールアートスポットを巡る
ペナン島のウォールアート巡りは宝探しのようなもので、町の中の至る所に点在しています。全く予想もしていなかった地味な建物に突然手の込んだアートが現れたり・・・ということも。
なので、「ここへ行けば主なものは全部観られる!」的なスポットをご紹介するのは難しいのですが、それでもいくつか主だったアートが観られる場所があるので、ご紹介します。
Cannon Street〜Armenian Street辺り | 猫好きはこちらへ
最も多くのアートが狭い範囲に集まっているのはこのCannon Street〜Armenian Street辺りかと思います。
こんな遊び心のある「マジック」という通り名の付いたもの。
SONY ILCE-7C (31mm, f/5, 1/100 sec, ISO100)
あとは、これは結構有名な「椅子の上の少年」(勝手に命名)。次男が真似をしたくなる気持ちは分かります。
この穴のような窓の向こうは何だろう・・・次から次と観光客が手を入れてくるので、トイレとかだったら落ち着かなさそう・・・。
そしてこの辺りは特に猫派の紳士淑女にお薦めのアートが多いです。ちょっとした路地からヌッと顔を出す茶トラ君。たまらなくモフりたい・・・
SONY ILCE-7C (28mm, f/5, 1/60 sec, ISO100)
ふと沢山の視線を感じたらこんなことに。ああ、囲まれたい・・・
SONY ILCE-7C (28mm, f/5.6, 1/30 sec, ISO160)
う〜ん、可愛いぜ。たまらんぜ。(←猫派)
場所はこの辺りです。Armenian Street〜Cannon Street辺りは、カフェや客待ちのシクロなんかも多い、ちょっとした繁華街になっています。
バイクに乗る少年
これもペナン島のウォールアートとして有名な「バイクに乗る少年」(勝手に命名)。が、場所的には、ウォールアートが集まる場所というよりはポツンと単品で存在している感じ。
SONY ILCE-7C (38mm, f/6.3, 1/40 sec, ISO100)
位置的には上の「Armenian Street」から徒歩数分なので、ついでに立ち寄ってみると良いでしょう。バイクのシートに乗って写真を撮る人も多いです。
消防署周辺
上の「バイクに乗る少年」のすぐ近くに、「Central Fire Station」があります。この周辺でもちょっと風変わりなウォールアートが観られます。
まず消防署自体がアートの様でした。年中クリスマスパーティが出来そうな風情です。
Apple iPhone 15 Pro (6.86mm, f/1.8, 1/3400 sec, ISO80)
消防署の裏の細い路地が、なんとウォールアートのオンパレードになってました。ネタはもちろん消防署。
やたらと頼りになりそうな隊員たちです。「Always On Duty!」
SONY ILCE-7C (32mm, f/8, 1/40 sec, ISO160)
「Save the day!」お、おう、ありがとな!
SONY ILCE-7C (28mm, f/8, 1/30 sec, ISO160)
こっちは署長とかかな・・・絵面的に汚職のにおいが・・・
SONY ILCE-7C (28mm, f/8, 1/30 sec, ISO160)
場所は上の2つのスポットのすぐ徒歩圏内。少し風合いも違って面白いので、セットでぜひ行ってみて下さい。
ムーンツリー47の少女
今回筆者家族が投宿したショップハウス様式の宿「Moon Tree 47」の壁にも、面白いウォールアートがありました。壁の窓につかまり立ちをしているかのようなちょっと怪しい雰囲気の少女。
SONY ILCE-7C (35mm, f/5.6, 1/1250 sec, ISO100)
夜になると更に不思議な雰囲気を醸し出します(笑)
SONY ILCE-7C (45mm, f/5, 1/50 sec, ISO1600)
このムーンツリー47自体も宿として非常にお薦めですし、Muntri Streetには他にもショップハウス様式の宿があるので、この辺りに宿泊された際にはぜひ周囲を散策してみて下さい。通りの雰囲気自体も、古き良きプラナカンの雰囲気満点です。
SONY ILCE-7C (54mm, f/4, 1/60 sec, ISO100)
ということで、ペナン島に来たなら、ぜひウォールアート探しつつ散策してみて下さい。
ウォールアートだけでなく、マレーと中華、インドの文化が美しく共存する町並みは、歩いていて非常に興味深く楽しいです。
さて、この後再び旅行記に戻り、夕食にニョニャ料理のレストランを訪れます。
(2024年2月12日の記録)
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