マラッカで有名なスポットの一つ、水上モスク”Masjid Selat Melaka”が夜にはライトアップされるとのことなので、日没前に向かってみました。
日没前に・・・ついでに夕日も撮ってしまおうという算段です^^
水上モスクはダウンタウンから車で10分ほどの海のほとりにあります。こうして見ると割と普通のモスクですね(失礼)。
OLYMPUS E-M1MarkII (25mm, f/5.6, 1/160 sec, ISO200)
ところがちょっと場所を変えて密かにGoogle Mapで探しだした秘密の撮影スポットに来ると・・・
ドーン!!
OLYMPUS E-M1MarkII (12mm, f/5.6, 1/500 sec, ISO200)
こんな光景が広がります!
って、全然秘密じゃなかった・・・みんな考えることは同じですね(笑)
やがてその時を迎えます。辺りは不思議な一体感に包まれます。
OLYMPUS E-M1MarkII (60mm, f/8, 1/200 sec, ISO200)
そうそう、マラッカで観る夕日には思い入れがあるのです。下の写真は1999年に同じマラッカで観た日没です。
筆者は、沢木耕太郎さんの「深夜特急」を読んでバックパッカーを始めたと言うステレオタイプな人なのですが、その作中の「僕は、ただ夕陽が見たかった。 そのために、マラッカを訪れた」という一説にひどく惹かれて20年前の初めてのバックパック旅の旅程にマラッカを組み入れました。
実は20年前にはこの水上モスクはまだ建立されていませんでした(2006年完成らしい)。なので少し景色は変わってしまいましたが、水平線に目を凝らしている我々に夕日が与えてくれる平穏な温かみは今でも変わりません。
※ところでマラッカ海峡に沈む夕日は「世界三大夕日」と言われているらしいですが、一体誰が何を根拠に言い出したんだろう(笑)
日が沈むと、イルミネーションの時間です。
OLYMPUS E-M1MarkII (12mm, f/22, 30 sec, ISO100)
緑っていう色のセレクションがとてもいいですね。暑いマレーシアでは涼しげな色が気持ちいい。
三日月とのコラボも出来ました。
OLYMPUS E-M1MarkII (14mm, f/5.6, 1/50 sec, ISO3200)
ところで一つ注意事項があります。ここに夜間に来る場合、車をチャーターするなどしてあらかじめ復路の交通手段を確保される事をお勧めします。
まずここ、帰り道のGrabが全然拾えません。ダウンタウンから離れて少し孤立した場所にあるので、周りにドライバーが居ないんです。居たとしてもかなりの競争率になります。流しのタクシーも通っていません。
じゃあ歩いて帰るか、と言うことになる訳ですが、途中の道に商業施設や街灯が全く無いんです・・・暗闇の中に、ムスリム系の近隣住民たちの影がたまに浮かんで見えます。足元も見えづらいくらいの暗闇です。
空き地のような場所も多く、人の気配そのものがあまりないエリアを10分ほど(正直怖くて本当は5分くらいだったのかも知れないけど)歩いてようやく商店や飲食店、ホテルなどのあるエリアに出ることが出来ます。Google Mapが無かったらまずここまでたどり着くことは不可能です。
大の男の大人でも中々スリル満点の体験だったので、女性の方などは特にご注意下さい。
さて、これからお待ちかねのマラッカ川沿いでのビールタイムです┏(・ω・)┛
コメント
マラッカの沖合いに浮かぶ人口島、”Pulau Melaka”ですね♪
ここ、私も行きましたよ。
フォトジェニックな場所があるからと、マレーシアの写真友達が連れて行ってくれました。
https://blackface.exblog.jp/14405100/
マレーシアって見どころが意外に多いですよね。
また、他の東南アジア諸国に比べて、街がキレイだし治安も良いと思います。
食事も多彩だし、お値段も手頃・・・
英語を話せる人も多いし、旅行先としては魅力的ですね。
黒顔羊さん、こんばんは。
9年前に行かれたのですね。
「銀残し」の水上モスクも映画のワンシーンのようで素敵です!
マレーシアはおっしゃるとおり東南アジアの中では治安も良くて英語も通じやすくて行きやすい国ですよね。
個人的にはムスリム国ということもあってお酒が高いのが玉に瑕ですが^^;