ムイネー鉄道旅、2日目の朝です。
もとい、2023年元旦の朝です。
このいい感じにオンボロのジープ的な車で砂漠に昇る初日の出を見に行くのです。
Apple iPhone 12 Pro (4.2mm, f/1.6, 1/17 sec, ISO1000)
ムイネー・サンライズジープツアーの概要
今回参加したのは、ムイネーのサンライズツアー。ムイネーの代表的な観光名所をジープで巡れる現地ツアーです。申込みはホテルで行いました。
訪れる場所とスケジュールはこんな感じ。
朝4:30ホテルを出発 | |
① | ホワイトサデューン(白い砂漠)でバギーに乗り日の出を観る |
② | レッドサデューン(赤い砂漠) |
③ | 漁村 |
④ | 妖精の渓流(スイティエン渓谷) |
9:00頃ホテル帰着 |
これだけ沢山回って9時にはホテルに戻ってこれるので、その後暇すぎてする事がないのんびり部屋やビーチでリゾートを満喫できて、1日を有効に使えます。
しかも今回は元旦だったので、「早起きは三文の徳」を元旦から実践出来てしまった訳です。「一年の計は元旦にあり」ですからね!(以来本記事執筆時点で早起きは一度もしていませんが)
料金はジープ1台あたり690,000VND(約3,500円)でした。普通にGrabでこれだけ回ってももっとすると思うので、こんなに安くていいの?って感じ(ただし後でツアー内ツアーの別料金が発生します。アプリ内課金的な。元々ホテルからも聞いてたので騙されたとかそう言う事ではありませんが)。
ともあれ、まずはジープに乗り込みます。上り坂になると後ろに下がらないか心配になるほどのオンボロジープですが、それがまた味わいがあります。
Apple iPhone XS (4.25mm, f/1.8, 1/4 sec, ISO3200)
ムイネーの白い砂漠、ホワイトサデューンで初日の出を拝む
ホワイトサデューンに近づいてきました。何やらダカール・ラリーの様なワイルドな雰囲気です。
Apple iPhone 12 Pro (4.2mm, f/1.6, 1/20 sec, ISO800)
ところでこの白い砂漠は英語で書くと「White Sand Dunes」なのですが、日本語では殆どのサイトで「サデューン」と書かれています。なんで「サンデューン」じゃないんだろう・・・子音を発音しないベトナム人も、「ン」はあまり省略しないと思うんだけど・・・。
そんな事を考えているうちにホワイトサデューンの入り口に到着しました。沢山のジープが並んでいる姿はワイルドでもありどこかしらコミカルでもあります。
OLYMPUS E-M1MarkII (12mm, f/2.8, 1/13 sec, ISO6400)
砂漠をバギーで爆走!ちょっと怖い・・・!
ところでこのホワイトサデュイーンは、バギーで日の出スポットなどを巡ってもらう小ツアーになっていて、上でも触れた通り料金はジープツアー本体とは別料金になっています。
ドライバーさんがホワイトサデューンのスタッフのところへ案内してくれて、最初に料金を払います。うろ覚えですが実はこっちの方がジープツアー本体よりも高くて、日本円換算で一人2〜3000円くらいだったような。やむを得ない。
ともかくバギーにまたがります。基本客2人+運転手の3人で1台に乗ります。
Apple iPhone 12 Pro (4.2mm, f/1.6, 1/15 sec, ISO1250)
で、これが怖い怖い・・・!
ベルトなんて勿論無いし、捕まるところも有るような無いような感じなのに、ものすごいスピードで砂漠を爆走します。ちょっと不用意に凹凸があったりしたら横転するんじゃないか、などとビビりまくりつつ、まあ次第に慣れてきましたけどね。
まあ振り落とされたところで地面は砂なのでたかが知れてるし、フーコックのソファーボートに比べればマシでした(笑)
2023年初のご来光の瞬間
バギーで爆走して1分ほどで日の出鑑賞スポットに到着します。日の出の予想時刻は6時5分です。
日の出鑑賞スポットに着いたのは5時半頃。雲が多いこともあり、その時点では空はまだ明るんでいませんでしたが、すぐに雲間が赤く染まってきました。
OLYMPUS E-M1MarkII (12mm, f/2.8, 1/60 sec, ISO5000)
これは5時55分頃。だいぶ空が明るくなってきました。あと10分ほどで日の出です。
OLYMPUS E-M1MarkII (12mm, f/5.6, 1/60 sec, ISO2000)
そしてついに日の出時刻を迎えました!
2023年のご来光です。
OLYMPUS E-M1MarkII (12mm, f/5, 1/125 sec, ISO200)
何だかここがベトナムだという事を忘れてしまいそうな光景です。
皆思い思いに写真を撮ります。そんな服でバギー乗ったんかい、という映え女子が多数います。ベトナム人以外にも韓国人も多かったような。
OLYMPUS E-M1MarkII (50mm, f/3.9, 1/100 sec, ISO250)
OLYMPUS E-M1MarkII (60mm, f/4, 1/160 sec, ISO200)
このバギー自分で運転してみたいな。
OLYMPUS E-M1MarkII (34mm, f/3.8, 1/125 sec, ISO200)
風力発電の設備でしょうか。何やらエヴァンゲリヲンを思い起こさせるような不思議な光景・・・
OLYMPUS E-M1MarkII (60mm, f/4, 1/320 sec, ISO200)
子供達はソリ滑り。登ってくるのがめちゃくちゃ大変そう(笑)
OLYMPUS E-M1MarkII (60mm, f/4, 1/125 sec, ISO200)
最後にこの丘をバギーで湖のほとりまで一気に駆け下り、元の場所へ戻ります。
ソリ遊びの坂を下るのでかなりの急坂ですが、2回目でコツが分かっていそこまで怖くはありません。
Apple iPhone 12 Pro (1.54mm, f/2.4, 1/140 sec, ISO25)
赤い砂漠「レッドサデューン」
白い砂漠の次は赤い砂漠、レッドサデューンに向かいます。ホワイトサデューンから車で30分ほど。
こんな感じで、たしかに砂が赤い。
OLYMPUS E-M1MarkII (34mm, f/3.8, 1/1000 sec, ISO200)
OLYMPUS E-M1MarkII (12mm, f/5, 1/500 sec, ISO200)
この辺りは赤土が多く、それが砂となったものが風で海側から飛んできて堆積したのがレッドサデューンだそうです。
OLYMPUS E-M1MarkII (46mm, f/7.1, 1/200 sec, ISO200)
OLYMPUS E-M1MarkII (12mm, f/4, 1/1000 sec, ISO200)
しかし、ホワイドサューンに比べるとスケールはかなり小さく、周囲の景色も含めそれほど大したことはないな、というのが正直なところ・・・。
15分ほど散策して、レッドサデューンを後にします。
大奮闘!?ロシア「UAZ」製ジープ
・・・と思ったら、なんとジープのエンジンが掛からないらしく、他のドライバー仲間に手伝ってもらって押し掛けしてました(笑)
OLYMPUS E-M1MarkII (31mm, f/4, 1/400 sec, ISO200)
このジープ風の車、一体どこの国のなんてメーカーの車なんだろう・・・と思ったら長男が、
「お父さん知ってる?このジープ、ロシアの車なんだって」
OLYMPUS E-M1MarkII (20mm, f/3.3, 1/400 sec, ISO200)
すごいな長男よ・・・
そう、どうやらロシアのUAZというメーカーのUAZ-3151というジープで、こんなレトロな見た目なのに新車で買えるそうです。ロシア版ラングラーといった感じ?(性能は月とスッポンだけど)
実は何気にウクライナ侵攻の光景にも登場してるらしいです。
OLYMPUS E-M1MarkII (25mm, f/3.5, 1/250 sec, ISO200)
そんなロシア版ラングラー、無事にエンジン始動したようです。
手伝ってくれたおじさんありがとう!
OLYMPUS E-M1MarkII (60mm, f/4, 1/400 sec, ISO200)
ツアーはこの後、漁村、そして妖精の渓流「スイティエン渓谷」へと続きます。
上でも申し上げた通り、個人的には漁村が一番エモかったです。大量のお椀船が漁をしていたり、砂浜を様々なものを積載したHONDAが爆走したりと、見応え満点でした。
つづく
関連ツアーのご紹介
旅行代理店が提供している類似のツアーをいくつかご紹介します。
こちら↓は今回と同様、早朝にムイネーを出発して9時頃戻ってくるツアーです。
★【ムイネー日の出半日ツアー |ムイネー出発】ベトナム(提供:KKday)
こちら↓はホーチミンを夜出発して朝ムイネーに着き、砂漠の日の出などを回って午後ホーチミンに戻るツアー。
★【ホーチミン市からのムイネー日の出日帰りツアー】ベトナム(提供:KKday)
こちら↓はホーチミンを朝出発して午後ムイネーを周り、砂漠の日の出を見て夜ホーチミンに戻るツアーです。
★【ホーチミンからのベトナムムイネーサンセットデイツアー】ベトナム(提供:KKday)
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