こんにちは。ベトナムでもズボラ過ぎて割高なものを買ってしまい細君にドヤされている10max（@10max）です。
そんな細君は比較的物価の安いベトナムにおいてもお得に買物をしたいという探究心が旺盛で、先日なども
「近くのタンミー市場っていうところにバスで買い物に行ってみたい」
などと殊勝なことを言うので、荷物持ち兼カメラマンとして同行してきました。
「Chợ Tân Mỹ（タンミー市場）」は7区で最大級の食料品や生活用品中心の市場。中の雰囲気や売られているもの、参考価格などをレポートしたいと思います。
SONY ILCE-7C (60mm, f/5.6, 1/60 sec, ISO100)
「タンミー市場」はホーチミン7区最大級の食料品・日用品マーケット
ホーチミン市の中で7区フーミーフン地区は日本人を始めとする外国人が多く居住するエリアで、生活必需品を買い揃えるには全く困らないのですが、食材や日用品などの物価に関しては安いとは言えません。
そうなるとやはりChợ Tân Mỹ（タンミー市場）の様な食材や日用品の豊富なローカルのウェットマーケットを手懐けておきたいものです。逆にタンミー市場には観光客向けのお土産はあまりありません。
タンミー市場のアクセス：市バスもおすすめ
タンミー市場は、広大な7区の中でも外国人居住エリアであるフーミーフン地区からほど近いロケーションです。
フランス系の大規模病院として有名なFV病院から北に5分ほど歩いた辺りにあります。
アクセス方法としてはタクシーかGrabが最も一般的ですが、バスでのアクセスも非常に便利です。バスはどこまで行っても6,000ドン（約30円／路線によって多少違うかも）。
タンミー市場の目の前に市バス139番路線のバス停があります。バス停の名前はそのまま「Chợ Tân Mỹ」。
市バス139番は1区のど真ん中のベンタイン市場の辺りから7区フーミーフン辺りをズキューンと駆け抜けられる便利な路線。ホーチミン市バスの乗り方について詳しくは下記記事を御覧下さい。
SONY ILCE-7C (60mm, f/5.6, 1/400 sec, ISO100)
139番バスは緑色
タンミー市場で買い物をする
「Chợ Tân Mỹ」バス停で降り立ち、早速タンミー市場の潜入操作を開始します。潜入操作というか普通に買い物をします（すみません言いたかっただけです）。
ここが市場の正面の入り口。それより左手前にバイク4人乗り家族がいい感じに写っているのが気になります。ベトナムのホンダは特別仕様につき定員4人らしいです（嘘）。
SONY ILCE-7C (28mm, f/5.6, 1/640 sec, ISO100)
いきなり食堂街
正面の入り口を入って左手にはコムタムやブン、フーティウなどの食事の屋台が並んでいました。
いきなり食堂街が待ち受けるとは・・・腹が減っては戦は出来ぬ、という思想の元に設計されたのでしょうか。
SONY ILCE-7C (42mm, f/5.6, 1/50 sec, ISO640)
見ているだけで腹が減ってしまいそうですが、昼食は別で食べる予定なので自制心を振り絞って通り過ぎます。本当に危険なエリアです。
SONY ILCE-7C (28mm, f/5.6, 1/30 sec, ISO500)
この辺りのはお惣菜として持ち帰る量り売り系でしょうか。
SONY ILCE-7C (28mm, f/5.6, 1/30 sec, ISO500)
衣料品・生活用品売り場
市場の正面入り口寄りは衣料品や日用品エリアになっているようです。7区という場所柄か、特に観光客を意識したラインナップにはなっておらず、外国人だからと声を掛けられることもあまりありません。
SONY ILCE-7C (28mm, f/5.6, 1/30 sec, ISO320)
SONY ILCE-7C (49mm, f/5.6, 1/50 sec, ISO800)
これはヘチマ的な何かでしょうか。買って垢スリとか作るんだろうか。
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少し変形したピカチュウやドラえもんがぶら下がっていました。抱き枕かな。
ベトナム人は大人・子供関わらずこういうクッションとか抱き枕が大好きです。
SONY ILCE-7C (60mm, f/5.6, 1/60 sec, ISO1250)
明らかに豚の人形を原型として模様だけ塗り替えたと思われる素晴らしいクオリティのドラえもんとピカチュウ。
SONY ILCE-7C (40mm, f/5.6, 1/40 sec, ISO800)
無印良品も取り扱っているようです。これは便利です（棒読み）。
SONY ILCE-7C (38mm, f/5.6, 1/40 sec, ISO500)
食材売り場
いよいよ今回の本命、食材エリアです。
いきなりこんな秀逸な魚介の練り物や揚げ物が売られていました。近所のスーパー（AEON Citimart）にはこういうのは置いてないので、これは素晴らしい。筆者、無類の練り物フェチなんです。
SONY ILCE-7C (33mm, f/5.6, 1/40 sec, ISO800)
めちゃくちゃ美味しそうだったので、大きいさつま揚げのようなもの2枚と小さい練り物を4つお買い上げです。全部で55,000ドン（約280円）。これは良いもんゲットできました。
観光客向けのお土産品市場や高額商品とかではないので、ベンタイン市場などのように価格交渉はありません。交渉が面倒なスボラな筆者にはこういう市場の方が楽しいです。
SONY ILCE-7C (28mm, f/5.6, 1/30 sec, ISO1250)
SONY ILCE-7C (46mm, f/5.6, 1/50 sec, ISO250)
こちらではハムとか麺類を沢山売っていました。
ブンとかの乾麺を買って鍋の〆に投入する未来が見えます（この日は買いませんでしたが）。
SONY ILCE-7C (41mm, f/5.6, 1/50 sec, ISO1000)
SONY ILCE-7C (29mm, f/5.6, 1/30 sec, ISO320)
生鮮食品売り場
野菜や生鮮食品のエリアに差し掛かってきました。建物の外にまで売り場が広がっています。
SONY ILCE-7C (28mm, f/5.6, 1/30 sec, ISO1000)
目に鮮やかな緑、いいですね。目の保養になります。
SONY ILCE-7C (28mm, f/5.6, 1/40 sec, ISO100)
果物屋。ここで今回のお目当て、メロンを1個お買い上げ。91,000ドン（約460円）。爆安です。
SONY ILCE-7C (28mm, f/5.6, 1/80 sec, ISO100)
kg当たりの値段が決まっていて、こんな風に量り売りしてくれます。1kgあたり50,000VND。明朗会計なのも素晴らしい。
SONY ILCE-7C (28mm, f/5.6, 1/30 sec, ISO250)
鶏が実にワイルドに売られていました。右がBefore、左がAfter、といった分かりやすいディスプレイ？となっております。
SONY ILCE-7C (28mm, f/5.6, 1/125 sec, ISO100)
その後ろの赤い服のおばちゃんが一番ワイルドな気もします。
こちらは、肉・肉・肉。「LOVE LOVE LOVE」ではありません。
SONY ILCE-7C (28mm, f/5.6, 1/60 sec, ISO100)
生肉をこんな暑いところで吊るし売りして大丈夫なのかな・・・といつも思います。こればかりはベトナム駐在中に買うことはないだろうな。。。
こちらは魚売り場。お姉さん、魚の首？を出刃包丁でズバッと切り落としつつの渋い表情がとても良いです。
SONY ILCE-7C (28mm, f/5.6, 1/30 sec, ISO100)
何とも可愛らしいナマズ的なさかなクン。
SONY ILCE-7C (60mm, f/5.6, 1/60 sec, ISO200)
やんちゃ過ぎてタライの外に飛び出してしまいましたが、すぐに戻されていました。リアルおよげたいやきくんですね。
SONY ILCE-7C (60mm, f/5.6, 1/80 sec, ISO100)
建物外の花屋
ベトナム人は花も大好き。大きいものから小さいものまで沢山売られています。
SONY ILCE-7C (37mm, f/5.6, 1/100 sec, ISO100)
こちらも5輪ほどお買い上げ。全部で25,000ドン（約130円）
SONY ILCE-7C (37mm, f/5.6, 1/640 sec, ISO100)
雑貨屋
雑貨店では食器や屋台などで使われているようなプラ風呂イスなど様々な生活雑貨が手に入ります。風呂イス欲しい。
SONY ILCE-7C (28mm, f/5.6, 1/40 sec, ISO100)
最後に里芋を買って大満足で市場を後にしました。こちらは10個で16,000ドン（約80円）。やっす！
SONY ILCE-7C (41mm, f/5.6, 1/50 sec, ISO400)
再び139番のバスで家路につきます。
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タンミー市場は地元の生活感に触れながらお得に買い物が出来る市場
いや本当に素晴らしい市場を開拓できました。
では興奮冷めやらぬうちに改めて今回買ったものと参考価格をまとめておきます。
- メロン1個：91,000ドン（約460円）（1kgあたり50,000VND）
- さつま揚げ大きいの2枚と小さいの4個：55,000ドン（約280円）
- 里芋10個：16,000ドン（約80円）
- 花5輪：25,000ドン（約130円）
なお、卵はなぜか10個で35,000ドン（約180円）とスーパーよりも高かったので買いませんでした。
ベトナムの市場というとお土産で有名なベンタイン市場のように、おばちゃん達との豪快な価格交渉の末に戦利品をゲットする、というイメージが強いかも知れませんが、このタンミー市場は地元の人達が食材や生活必需品を買うための純粋なローカル市場。
そうした市場では価格交渉もなく、スーパーには無いローカルなものを、安価な地元価格で手に入れられる素晴らしい場所である事が確認できました。
ズボラでネクラで、かつ観光客向けの土産物などに一切興味のない筆者には、こういう市場の方が百倍くらい魅力的ですね。今度は入り口近くの屋台でご飯も食べてみようかしらん。
ただ難点を挙げるとすれば、市場の中が暑いこと・・・訪れた4月は暑気だったので、もう少し涼しい時期に再訪して、食事がてらまた練り物でも仕入れにに行きたいと思います。
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ロシアンマーケットはスポーツ・アウトドアブランドのバッグや上着などの衣類中心の市場です。
また、市場で覚えておくと便利なベトナムドンの数え方や換算方法はこちらをご参照下さい。
SONY ILCE-7C (48mm, f/5.6, 1/50 sec, ISO800)
タンミー市場で買った花
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