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ワット・サケット – 黄金の丘の頂よりバンコクを見渡す | 夜行列車で行くタイ・ラオス子連れ7日間(4)

至高の体験であったセンセープ運河の水上バスを降り、「ワット・サケット、別名「ワット・プーカオ・トーン」=「黄金の丘」へ向かいます。

小高い丘の上に黄金のパゴダがあり、そこに登ればバンコク市内を見渡す眺望が楽しめるというもので、ビアシンを飲む前の運動にもぴったりです。

至高のバンコク・ジャングルクルーズ、センセープ運河水上バス | 夜行列車で行くタイ・ラオス子連れ7日間(3)
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ワット・サケットへのアクセスは水上バスが便利

このワット・サケットへはセンセープ運河の西の終点、Panfa Leelardの船着場から徒歩5分ほどです。

センセープ運河はセントラルワールドなどからも近いので、まずは近くのセンセープ運河の船着場から水上バスに乗ってしまうのが便利です。

それ以外の公共交通機関で近くまで来れるのはバスしかないので、ワット・サケットへの楽しくて便利なアクセス手段として、水上バスはお薦めです。

ワット・サケット(プーカオ・トーン)前の道

SONY ILCE-7C (80mm, f/4.5, 1/200 sec, ISO100)
水上バスPanfa Leelard Pierからワット・サケットへの道

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80mの黄金の丘を登り、バンコクの街を展望する

ワット・サケットの入り口を入るといきなり眼前に小高い丘と、その上にはまさに黄金の仏塔が聳え立つ光景が現れます。

ワット・サケット(プーカオ・トーン), Golden MountSONY ILCE-7C (28mm, f/5, 1/1600 sec, ISO100)

いやいやこんなところに局所的に小高い丘とかオカしいでしょ、丘だけに・・・と思って調べてみると、丘自体が人工の丘なのですね。

調べてみると、この地には丘が作られる前から、遡ればアユタヤ朝時代から寺院が存在した様です。

アユタヤ王朝(1351~1767年)から存在する古い寺院で、もともとは「ワット・サケー」と呼ばれていましたが、バンコク王朝が創設された1782年に現在の「ワット・サケット」に改名されました。別名「ワット・プーカオ・トーン」とも言います。

出典:Amazing Thailand

その後19世紀後半、ラーマ5世の時代にこの高さ80mほどの「黄金の丘」が完成したそうです。

人の手で丘を作っちゃうって凄いですよね。かつて一度地盤が弛くて建設中に崩壊したんだとか・・・南無阿弥陀仏・・・。

まずは丘の周りをぐるっと回ってみます。

黄金の丘に相応しく黄金の小判が目映いガジュマルの大樹がありました。

ワット・サケット(プーカオ・トーン)のガジュマルの木SONY ILCE-7C (28mm, f/2.8, 1/800 sec, ISO100)

小判には人々の願いが込められていました。ちっちゃくて書き切れ無さそうだな・・・そういう欲深い人は小判を沢山買えということだな。

ワット・サケット(プーカオ・トーン)のガジュマルの木の金の小判SONY ILCE-7C (77mm, f/4.5, 1/500 sec, ISO100)

トイレです。男性用、女性用、車いす用・・・もう一つの黄色いのは・・・お坊さん用ですね。この国ではお坊さんファーストです。

ワット・サケット(プーカオ・トーン)のトイレSONY ILCE-7C (39mm, f/4.5, 1/250 sec, ISO100)

大きいブッダと小さいブッダ。

ワット・サケット(プーカオ・トーン)の仏像SONY ILCE-7C (88mm, f/4.5, 1/100 sec, ISO320)

投げ銭の池的な。黒いお椀に小銭が入ると良いことがあるとか無いとか。

ワット・サケット(プーカオ・トーン)の投げ銭の池SONY ILCE-7C (62mm, f/4, 1/80 sec, ISO125)

344段の階段を制して絶景を手に入れろ

いよいよ344段の階段を登り、80mの黄金の丘の頂きを目指します。

ここからは有料。階段の麓近くのチケット売り場で入場料50B(約200円)を払います。

ワット・サケット(プーカオ・トーン)の階段の登り口SONY ILCE-7C (28mm, f/2.8, 1/200 sec, ISO100)

階段の脇にはブッダや様々な彫像などがあり登る者を飽きさせません。

見ざる、言わざる、聞かざる、的なものはタイにもあるのですね。

ワット・サケット(プーカオ・トーン)の見ざる言わざる聞かざるSONY ILCE-7C (42mm, f/3.2, 1/50 sec, ISO160)

こちらも見ざる、言わざる、聞かざる・・・あれ?猿じゃなくて人じゃね?

というかそもそも「◯ザル」が猿に被るのって日本語ならではのダジャレか・・・

ワット・サケット(プーカオ・トーン)の見ざる言わざる聞かざるSONY ILCE-7C (46mm, f/3.5, 1/50 sec, ISO800)

途中にある鐘をカンカン鳴らしながら進むと良いことがあるとか無いとか。2、3個鳴らしたら面倒くさくなってやめちゃった

ワット・サケット(プーカオ・トーン)の鐘SONY ILCE-7C (28mm, f/2.8, 1/500 sec, ISO100)

頂上はもうすぐです。そこで写メ撮ってる人たち、もう少し上まで我慢せい。

ワット・サケット(プーカオ・トーン)の階段SONY ILCE-7C (28mm, f/2.8, 1/1000 sec, ISO100)

どーん。

ワット・サケット(プーカオ・トーン)の頂上からバンコク市内を望むSONY ILCE-7C (31mm, f/9, 1/125 sec, ISO100)

と言いつつ実はここは頂上ではありません。頂上の仏塔の一段下の寺院的な場所です。

ブッダが見守る中駄々をこねるお子様。わんぱくでもいい、逞しく育っておくれ。

ワット・サケット(プーカオ・トーン)頂上の仏殿SONY ILCE-7C (31mm, f/9, 1/40 sec, ISO500)

そしてここが本当の頂上!

天空にそびえるパゴダはまるでチベットにでもいるかのような風情です。

ワット・サケット(プーカオ・トーン)頂上の仏塔Apple iPhone 12 Pro (1.54mm, f/2.4, 1/1400 sec, ISO25)

黄金の丘からバンコクの摩天楼を望みます。コンパクトなホーチミンに住んでいるとバンコクの街はとても広く感じます。

ワット・サケット(プーカオ・トーン)の頂上からバンコク市内を望むApple iPhone 12 Pro (1.54mm, f/2.4, 1/1500 sec, ISO25)

いい感じで日が傾いてきました。数年前に一新されたというカオサン通りに向かいます。そこにはビアシンが待っています(いやお前が待ってるんだろ、というツッコミはブッダに免じてご容赦ください)。

ワット・サケット(プーカオ・トーン)の頂上の仏塔SONY ILCE-7C (51mm, f/3.5, 1/1250 sec, ISO100)

(2023年1月21日の記録)

つづき

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夜行列車で行くタイ・ラオス子連れ6泊7日【家族のルーツを辿る旅】(2023年)
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