ワット・サケット(黄金の丘)を後にして、カオサン通り行きのトゥクトゥクを拾います。
子供たちをトゥクトゥクに乗せてあげるというのも今回の旅のミッションの一つです。
ダイハツ・ミゼット用の660ccOHC3気筒エンジンを搭載したトゥクトゥクは、安っぽいマフラーの弾けるような快音を奏でつつ、軽自動車よりも軽い車体とクイックなステアリングでライトウェイトスポーツカーのように大都会バンコクを駆け抜けていきます。
このトゥクトゥク、日本でも買えるんだよなあ・・・
SONY ILCE-7C (28mm, f/2.8, 1/400 sec, ISO100)
生まれ変わったシン・カオサン通りとカオサンヒルズ(仮称)
バンコクの代表的な安宿街であり、バックパッカーの聖地とも呼ばれるカオサン通りは、コロナ禍の最中の2020年にひっそりと大改造されたと聞いていました。
聖地などと言っても西洋人向けのうるさいバーやクラブが並ぶただの雑然とした通りです。
と言いつつカオサンには、過去2回のラオス旅行を含めて数えきれない程お世話になりました。もっともそれはバンコクが他の国へのトランジット目的だったため投宿地を考えるのが面倒だっただけなのですが・・・
まあ何だかんだ言って旅の始まりや終わりをカオサンで迎えてきたので、それなりに思い入れはあります。
こちらは2004年、スリランカへのトランジットで宿泊した当時のカオサン通り。上から見るとプレハブの屋根が沢山あり、なかなか味のある風情に仕上がっています。
CASIO COMPUTER CO.,LTD EX-P600 (7.1mm, f/4.5, 1/640 sec, ISO0)
そしてやって来ました、生まれ変わったシン・カオサン通り!(勝手に命名)
SONY ILCE-7C (67mm, f/8, 1/80 sec, ISO400)
まず、人が沢山いる!コロナ禍に撮られた閑散としたカオサンの写真を何度か目にして来ましたが、これぞカオサン、といった雑踏具合です。やはりこうでないと。
生まれ変わりっぷりについては、人が沢山いてよく分かりませんでしたが、確かに路面がツルッとキレイになってますね。
そして何やら異様な長屋が・・・表参道ヒルズのカオサン版、「カオサンヒルズ」とでも言うべき案件でしょう(適当)。
SONY ILCE-7C (28mm, f/8, 1/30 sec, ISO100)
もしかすると上の2004年当時のプレハブ屋根の辺りがこのカオサンヒルズに置き換わったのかも知れません。
ちょっと整然とし過ぎてて萌えないなあ。。。重なり合う看板とかネオンとかそういう安っぽい混沌が欲しいんだよなあ。
まあそのうちそう言うのが勝手に増築されて味が出てくるんでしょう。数年後に期待。
ワニ肉屋がありました。ドヤ顔のお兄さんがサムアップしています。特に深掘りはせず通り過ぎます。
SONY ILCE-7C (32mm, f/8, 1/40 sec, ISO200)
いい感じの電線コンプレックスがあったのでパシャリ。この辺まで予算が回らなかったんだろうか。
SONY ILCE-7C (98mm, f/8, 1/100 sec, ISO2000)
美しくサイバーな感じの両替所があったので両替。物価上昇に円安も相まって(1バーツ4円以上)、バーツ紙幣が湯水の如く消えていくんです。
SONY ILCE-7C (28mm, f/8, 1/30 sec, ISO400)
さて、懐も温かくなったところで、そろそろ美味いタイ料理とビアシンを求めに行きます。
カオサン通り近くのお洒落なバー・レストラン街、ランブトリ通り
待ちに待ったビールの時間です。
カオサン周辺で美味いものを食べるなら、カオサン通りよりもその北側〜西側のランブトリ通り(Rambuttri Alley)辺りが良い様です。実際にGoogleマップでレストランを検索してもその通り沿いにレストランやバーが多く並んでいます。
下の地図で言うと、緑がカオサン通り、その左〜上のオレンジのラインがランブトリ通りです。
Botanic Backyard Bar & Restaurantで絶品ガパオとパッタイを頂く
そのランブトリ通りに入ると、カオサン通りとは雰囲気が一変します。
西洋人が多いことは変わらないのですが、なんと言うか、クラブ的な雰囲気の店が多いカオサンに比べるとお洒落なバーやレストラン、カフェが多い気がします。
その中で、Googleマップでも評判が良かった「Botanic Backyard Bar & Restaurant」と言うタイ料理レストランに入ります。
SONY ILCE-7C (71mm, f/8, 1/80 sec, ISO3200)
ビアシンを頼んだだけで完全優勝できる名店です。開幕直後にマジックが点灯する勢いです。
SONY ILCE-7C (28mm, f/2.8, 1/30 sec, ISO500)
しかし本番はこれから。このガパオが死ぬほど美味しい。オールスター前にリーグ優勝が決まる勢いです(新しいプロ野球の仕組みはよく知らないので適当)。
SONY ILCE-7C (35mm, f/3.2, 1/40 sec, ISO1250)
パッタイでクライマックスシリーズを制し、
SONY ILCE-7C (42mm, f/3.2, 1/50 sec, ISO2000)
よく分からないBBQ的なもので日本一を決めます(一番大事なところで料理適当過ぎて申し訳ないですが、でもめちゃ美味い)。
SONY ILCE-7C (60mm, f/4, 1/60 sec, ISO8000)
SONY ILCE-7C (46mm, f/4, 1/50 sec, ISO6400)
いやあ、正直なところバンコクの美味い店なんて全くのリサーチ不足で、Googleマップ様の口コミを鵜呑みにして入っただけなのですが、ここまでハイクオリティなタイ料理にぶち当たるとは思っていませんでした。
カオサン周辺でレストランをお探しの際には参考にして下さい。
Botanic Backyard Bar & Restaurantのアクセス
上でも触れた通り、カオサン通りの西側の端っこで大通りを右に曲がり、ランブトリ通りという飲食店が立ち並ぶ細い路地沿いにあります。
この通りには飲食店が沢山並んでいるので、散策しながら好みの雰囲気やメニューの店に入ってみても良いでしょう。
良い感じに夜が更けていくランブトリ通りを後にし、Grabで宿へ戻ります。明日は朝から列車でアユタヤに行きます。
SONY ILCE-7C (50mm, f/3.5, 1/50 sec, ISO3200)
(2023年1月21日の記録)
つづき
記事一覧:夜行列車で行くタイ・ラオス子連れ6泊7日の旅
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