昨夜の優勝の余韻冷めやらぬ、大変爽やかなルアンパバーンの朝である。
ビアラオの名残りが残る心身に宿の優しい麺が染み渡る。本当はカオピヤックの店にでも繰り出しかったが、今日は朝からバイクドライバーをチャーターして郊外のモン族の村へ向かうので、朝食は手早く済ませることにした。
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(本記事は2025年4月30日の記録です)
ルアンパバーンの朝市を練り歩く
出発まで少し時間があったので、宿の周辺に繰り広げられている朝市を練り歩くことにする。練り歩くといっても一人である。
この辺りの朝市は食材中心的な市場であるようだ。様々な肉や魚、野菜など、どこで調達してきたのか分からない食材が並んでいる。
オバ達が談笑している様子も見られる。大変よい雰囲気である。
この朝市は本当に朝市で、昼前にはすっかり撤収されて何事も無かったかのような普通の路地になる。
ナイトマーケット前の目抜通りに出た。客待ちのソンテウや観光客などがいる程度で、この通りは朝でも人通りは多くない。その落ち着きがルアンパバーンの良さでもある。
ただし中国人の団体が時折見られる辺りに、時代の移ろいを感じる。
郊外のモン族村に行く半日個人バイクツアー
ルアンパバーン郊外のモン族村へ向かう。宿にお願いしてチャーターした半日個人バイク2ケツツアーである。単なるドライバーではなく、英語でのガイドも兼ねている。料金はメモし忘れたが、特に何の印象も残っていないので、かなりお手軽な値段だったのだろう(適当)。
朝9事頃、ドライバーニキのサイフォン(Xayphone)氏が宿にやってきた。Xayphoneというのが名前なのかツアー会社の名前か何かなのかは分からなかったが、ラオス人にはしばしばある名前の様だ。
先ほどの朝市を、ニキのバイクは器用にすり抜けていく。
まずは給油を行うというアジアン鉄板スタイルである。ガソリン代はチャーター料金にコミコミだった。
さて、ルアンパバーンの市街地(というほどのものでもないが)を抜け、いよいよモン族の村へ向かう。
村は「Ban Long」という、ルアンパバーン中心部から北西へ約22km、山道を1時間ほど、砂煙を巻き上げつつ駆け抜けた先にある。
なお、通常よくあるルアンパバーンの日帰りツアーではクアンシーの滝とセットで行く内容が多いのだが、筆者は滝にはあまり興味が無かったので、今回はモン族村集中プランにしてもらった。
そのためこのBan Long村はマイナーなのか、筆者以外に旅行者が一人もいない「隠れ村」のような雰囲気だったのは大変幸運だった。
火炎樹が咲き誇っている。遠くの山並みが美しい。
勾配がきつくなり、未舗装路に入った。ワイルドだぜぇ。
砂利の山道でも、ラオス女性は横座りである。民族衣装のロングスカートでは跨がれないのであろう。大変優雅である。
農園でパイナップルやキャッサバを見つつマンゴーを齧る
突然よく分からない場所に寄り道をする。
何やら農作物が植えられている。どうやら農園であるようだ。
これはパイナップルだ。こうして地面から生えている様は初めて見た気がする。果物なので何となく木の上になっていると思い込んでいた。
この地味な枝はキャッサバであるようだ。根っこの部分を収穫し、タピオカなどの原料にも利用される
この地味な木に何か果物がなっているという。
なんとマンゴーである。うっかり通り過ぎそうなほど地味である。
こちらの木にも何かがなっている。
これは実がデカいのですぐ分かる。ジャックフルーツだ。
ドライバー氏にマンゴーを採ってもらってかじってみた。甘酸っぱい。
ところで、勝手に採って食べてもよかったのだろうか。もしかしたらそれも料金に含まれているのかも知れない。よく分からない。
もう一か所寄り道をした。地味な家屋が建っている。
小屋には豚や鶏などの家畜がいる。
ドライバー氏が大声で呼ぶと小屋から別のニキが現れた。友人であるらしい。
友人なのは良いが、なぜ今立ち寄ったのかは謎である。町から何か持って来るように頼まれていたのだろうか。
バイクはさらに砂利道を進んでいく。
女性が歩いている。ラオ族だろうか、それとも別の族だろうか。次の記事で触れるのだが、この辺りの少数民族は伝統的な民族衣装を着ていないので、見た目ではよく分からない。
野良牛がいる。これはモン族では無いだろう。
商店で何かを仕入れるドライバーニキ。いよいよモン族の村まであと一息である。
この後訪れるモン族の村は、観光客向けに開発されていない、全くの手つかずの村であることも素晴らしかったが、それに加えて、ベトナム北部山岳のモン族の村との大きな違いに、大変驚くと共に興味を惹きつけられることになる。
つづく
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