ラオス

バンビエンのタム・チャン洞窟 | ラオス旅行記【果たして僕は結婚出来るのか?】

前述の通り、ボロ木舟でソン川を渡って対岸のタム・チャン洞窟というラオスでも屈指の鍾乳洞へ行けないものかと模索することにした。

ラオス 旅行記 バンビエン

ラオス 旅行記 バンビエン

スポンサーリンク

バンビエン中心部からタム・チャン洞窟へは渡船で

さて、そんな思いつきで大して調べもせず適当に船着き場で漕ぎ手のオッサンに身振り手振りを交えつつ頼んでみると、あっさり快諾してくれた。頼んでみるものである。

しかしこの船、その不安定さにおいてはラオスでも、いや、世界でも右に出る者はそうそうあるまい。長さ約5メートル、幅約1メートル程度のこの木の葉のようなボロ船は、ポケットからカメラを取り出すだけでグラリと揺れる。しかもよく見ると漕ぎ手のオッサンが常に船底に浸みだした水を掻き出す作業を行っているではないか。

ラオス 旅行記 バンビエン

ラオス 旅行記 バンビエン

そのような恐るべき船でタム・チャン洞窟の付近と思われる場所で降ろしてくれたのだが、そこは右も左も分からない草原である。

すると、しばらくして西洋人らしきカップルがこちらへ歩いてくるので、「Are you from “Tham Chang Cave”?」と問い合わせてみると、なんとその西洋人は、「くぁwせdrftgyふじk?」などと訳の分からない言語で返してくる。どうやら筆者の発した英語があまりに流暢すぎて(違)英語だと判断されなかった模様である。仕方なく繰り返し「Tham Chang Cave, Tham Chang Cave」と連発すると、ようやく理解してもらえたらしく、方角を教えてくれる。小田急線屈指のEnglish Speakerとして名を馳せてきた筆者だが、まだまだ鍛錬が必要なようである。(ちなみに会社から配られているヒアリングマラソンは、職場のデスクにおいて誰にも触れられること無く難攻不落の要塞を形成している)

スポンサーリンク

タム・チャン洞窟は147段の石段から始まる

鍾乳洞なのだから下に向かって降りていくのだろうと何となく思い込んでいたが、なんと洞窟の入り口は147段もの急な石段を登ったところにある。そこをへいこらへいこら登り切ると、バンビエンの町を一望できる眺望を楽しむことが出来る。

鍾乳洞は奥が深かった。さすがはこれだけの巨大な岩山を多数成している土地である。中にこれだけの洞穴を持っていたとしても不思議はない。しかも興味深いのは、鍾乳洞内の至るところ大小様々な洞穴に、それぞれブッダが祀られていることである。3年前のルアンパバーン郊外の洞穴にも多数のブッダが祀られていたが、こういう厳かで冷ややかな暗闇の空間には、何かしら神々しいものをラオスの人々は感じるものなのだろうか。

ラオス 旅行記 バンビエン チャン洞窟 鍾乳洞

鍾乳洞の入口。まるで中国の山寺のようだ(行ったことはない)。

ラオス 旅行記 バンビエン チャン洞窟 鍾乳洞

ラオス 旅行記 バンビエン チャン洞窟 鍾乳洞

ラオス 旅行記 バンビエン チャン洞窟 鍾乳洞

ラオス 旅行記 バンビエン チャン洞窟 鍾乳洞

ラオス 旅行記 バンビエン チャン洞窟 鍾乳洞

鍾乳洞を出て少し周囲を散策する。半ば手つかずのジャングルのような深い緑に覆われている。

石灰の影響だろうか。池や川の水が乳白色に近い。

ラオス 旅行記 バンビエン チャン洞窟 鍾乳洞

ラオス 旅行記 バンビエン チャン洞窟 鍾乳洞

ラオス 旅行記 バンビエン チャン洞窟 鍾乳洞

ラオス 旅行記 バンビエン チャン洞窟 鍾乳洞

ラオス 旅行記 バンビエン チャン洞窟 鍾乳洞

チャン洞窟を後にして宿へ向かって歩き始める頃、西南の空から重厚な雷鳴とともに分厚い積乱雲が近づいてきた。宿でシャワーを浴び終えた頃だろうか、轟音と共に激しい雨がやってきた。部屋から見えていた岩山も白く霞んでいる。

この旅で初めて遭遇する、スコールである。

ラオス 旅行記 バンビエン

ラオス 旅行記 バンビエン

ラオス 旅行記 バンビエン

スポンサーリンク

カオニャオなどのラオス伝統料理に酔いしれる

「タボンスック・ホテル&リゾート」の食事は想像以上に充実していた。常に身体のスリム化に余念のない筆者にとって、悪魔の囁きとはまさにこのことである。しかし、ラオスで出会った悪魔なら、とり付かれてみるのも一興である。

まず、ラオスの伝統的主食である「カオニャオ(Sticky Rice)」と呼ばれる、モチ米をカゴの中で蒸したものを手でとって食べるスタイルの主食をベースとする。

オカズとしては、ナンプラーを下味に、鶏や豚の挽肉をパクチー(香草)やレモングラス、青唐辛子などと炒めたラオスの代表的オカズ「ラープ」、それに、辛味と酸味がビア・ラーオと極上のハーモニーを奏でるラオス風手作りソーセージ「サイウア・ソム」など、ラオス独特のものを味わうことができた。

まず「カオニャオ」を手に取り、それでオカズを挟んで口に放り込むという塩梅である。この「カオニャオ」という主食、モチモチしつつも手にべたつかず、うまい具合にオカズの辛味を和らげてくれるため、ついつい口の中に連射してしまう。さらにそれをビアラーオで流し込むわけである。

これを悪魔の食物といわずして何と言おう。筆者の腹部はこの国のありとあらゆる悪魔がとりつき、すっかり膨れ上がっている。これを祓いのけるには多大な年月を要するに違いない。

ラオス 旅行記 バンビエン カオニャオ ラープ

ラオス式料理の甘美な悪夢を忘れるために、今宵もビアラーオを部屋に持ち込むのであった。

いやしかし思えば本来は当初考えていたルートの航空券が取れずに急遽訪れることにしたこの町で、思いがけず素晴らしく素朴で雄大な風景を満喫できた上に、美食家向けの悪魔のラオス料理に出会えるとは想像を遥かに超えた僥倖であった。明日も明日も気ままにバンビエンの町をぶらついて心の洗濯をしようと思っている。

[2005年7月19日]

バンビエンの位置

ラオス旅行記【果たして僕は結婚出来るのか?】記事一覧

ラオス旅行記【果たして僕は結婚出来るのか?】(2005年)
「ラオス旅行記【果たして僕は結婚出来るのか?】(2005年)」の記事一覧です。
にほんブログ村 海外生活ブログ ホーチミン情報へ
にほんブログ村 旅行ブログ ラオス旅行へ

コメント

タイトルとURLをコピーしました