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僕らが旅に出る理由 – 2004年スリランカ旅の手記より

  あの日あの場所で彼や彼女に出会えたことを、本当に幸運だと思うのだ。   一人一人が毎日を過ごすに連れて、そこに一本ずつの「線」が引かれて、それが時折、偶然交差するイメージを、僕は持っている。 線は、時と場所が織り成す広大な空間を進んでいくもので、交わる線よりも交わらない線の方がずっと多いに違いない。 そして何百億分の1、何千億分の1の確率で交差した時、そこに大きな喜びを見いだす事もあれば、交差したことにすら気づかない事もきっとあるのだろう。   もし毎日が喜ばしい交差の連続だったら、どんなに素晴らしいだろう。 &nbsp…

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旅の最後はいつも(目が乾きつつ) | スリランカ旅行記【”We are Asian!!”と言ってくれた島国】

旅の終わりにはいつもこの騒々しい町に辿り着く。 しかし今回は少し様相が異なる。それは、眼鏡をスリランカに献上して来てしまったためだ。バンコクのドンムアン空港に到着すると、筆者はすぐにコンタクトレンズを外し、ベンチに横になった。少しでも目を休めて再びコンタクトを装着してバンコクの街にでなければならない。ああ、目が乾く。 二時間ほど仮眠をとり、エアポートバスで街へ出る。この旅の始まりと同様、今日も日本映画を観れるだけ観て時間をつぶすつもりである。ワールドトレードセンター(本当はセントラルワールドプラザなのだが、なぜかみんなこう呼ぶ)からサイアムまで歩き、早速…

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さらばスリランカ!ジャヤワルダナ元大統領が「角膜」で築いた日本との絆 | スリランカ旅行記【”We are Asian!!”と言ってくれた島国】

ニゴンボ市街地のネットカフェでは日本語が使えない(読めるけど書けない:2004年当時)ということを学んだ後、再び砂浜に出てホテルへの道を引き返すこととする。 往路は民家での雨宿りやオハジキビリヤードなどに興じたため3時間ほどかかったが、まっすぐ帰れば2時間と掛からないであろう。それにバンコクへのフライトは深夜3時なので時間には余裕がある。 最終日のニゴンボで再び光り輝く笑顔に包まれる | スリランカ旅行記【”We are Asian!!”と言ってくれた島国】引き続きニゴンボのビーチを歩く。フライトは深夜3時だ。まだ時間に余裕がある。 ローカル色満点の漁村…

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最終日のニゴンボで再び光り輝く笑顔に包まれる | スリランカ旅行記【”We are Asian!!”と言ってくれた島国】

引き続きニゴンボのビーチを歩く。フライトは深夜3時だ。まだ時間に余裕がある。 スポンサーリンク ローカル色満点の漁村に胸踊らせる 1kmくらいのリゾートエリアを外れると、そこはいきなり田舎の漁村である。ヤシの葉ぶきの家屋と漁に使う木船が並ぶ風景。そこに住む人々も、非常に素朴で癒し系である。 美しいビーチは素晴らしいが、やはり旅は人々との触れ合い、これである。旅の軸は変わらない。オラ、ワクワクすっぞ。 CASIO COMPUTER CO.,LTD EX-P600 (7.1mm, f/4.5, 1/800 sec, ISO0) CASIO COMPUTER …

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ニゴンボの魚市場と「リトル・ローマ」 | スリランカ旅行記【”We are Asian!!”と言ってくれた島国】

スリランカ最後の一日は、ビーチと漁師の町、ニゴンボをひたすら気ままに歩いて過ごす。ニゴンボは空港から最も近い町でもあるため、最後に過ごす場所として最適だ。 CASIO COMPUTER CO.,LTD EX-P600 (7.1mm, f/4, 1/320 sec, ISO0) CASIO COMPUTER CO.,LTD EX-P600 (7.1mm, f/3.5, 1/250 sec, ISO0) CASIO COMPUTER CO.,LTD EX-P600 (7.81mm, f/2.9, 1/13 sec, ISO0) CASIO COMPUTER …

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漁師とビーチリゾートの町、ニゴンボで最後の夜に浸る | スリランカ旅行記【”We are Asian!!”と言ってくれた島国】

ニゴンボ行きのローカルバスも例に漏れず寿司詰め状態。 出発直前に、昼にビアーを飲んだため小用を足したくなる。雨の中バスから飛び出して手洗い場を探すが、聞く人聞く人みんなが、「あっちだ」と言う。あっちってどっちなんだ。 雨と汗でずぶぬれになりながらも小用を済まし、ようやく落ち着いてニゴンボへ約3時間のバスの旅。 スポンサーリンク 最後の町、ニゴンボは実にリーズナブルなビーチリゾート ニゴンボは漁村とビーチリゾートの町。これまで見てきたスリランカの内陸の町とは趣を異にしている。 空港への最寄りの町でもあるため、ここをこの旅の最後の町に決めた。「オアシス・ビー…

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キャンディ・モデル学校でWorld Children’s Day祭を過ごす | スリランカ旅行記【”We are Asian!!”と言ってくれた島国】

昨日ピーター中岡先生が言っていた「とあるセレモニー」なるものが行われるというキャンディ市内の小学校へやってきた。 スポンサーリンク キャンディ・モデル学校 先日日本語授業の開講式があった山奥の小さな小学校は所謂「分校」というやつで、今日はその本校に当たる「キャンディ・モデル学校(Kandy Model School)」にお邪魔した。 キャンディの山奥の小学校でピーター中岡先生と日本語教室を開講する | スリランカ旅行記【”We are Asian!!”と言ってくれた島国】ダンブッラから古都キャンディへ着いたばかりであるが、この日は今回の旅で、ダンブッラの…

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ガンポラの山からスリランカの高原の聖地「ヌワラ・エリヤ」を望む | スリランカ旅行記【”We are Asian!!”と言ってくれた島国】

昨日山奥の小学校の開講式に連れて行ってくれた自称135歳のピーター中岡先生のオススメスポットがあるというので、お言葉に甘えることにした。キャンディから車で1時間ほどのガンポラという小さな町にある山で、山頂からはスリランカ最高峰の「スリー・パーダ(アダムス・ピーク)」を含む「ヌワラ・エリヤ」と呼ばれる高原地帯の山々が一望できるという。 ガンポラという町自体は、「歩き方」の地図にも辛うじて英語で地名が載っている程度で、一般の旅行者など全く訪れることのない場所だ。ちなみに、「ガンポラ」というくらいだから、「ガンプラ※」に何らかの縁のある町かと思われるかもしれな…