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紺碧と赤土のコントラスト – カンボジア | Day 02 アンコール・ワットの夜明け

20歳の小さなバイクタクシー青年キムは、小さなホンダに乗って、約束通り朝5時のゲストハウス前にやってきた。 満天の星空、濃緑の木立のトンネルを抜けると、そこには今日一番のクライマックスが静かに僕を待っていた。 夜明け前のアンコール・ワットが佇んでいる。 しばらくするとそこは観光客で溢れ出す。団体の日本人観光客も多い。 旅人はみな、素晴らしい光景についてどこからか聞き知って、その感動を目の当たりにしたいと思うのが当たり前なのだが、バックパッカーたる僕はどうも団体観光客を見ると興ざめしてしまう。 かくいう僕だって同じ旅行者のくせに、そして年月が過ぎ家族が増え…

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紺碧と赤土のコントラスト – カンボジア | Day 01 シェムリアップ | インドシナ・コントラスト

3週間ほどに渡り、北インド〜バンコク〜カンボジアを訪れました。 2000年の冬のことです。 人生で最初の単独バックパック旅は、思っていたよりも大きく、そして小説で読んだのと同じくらい、自分のその後の人生に影響を与えることになりました。 そんな旅の後半、カンボジアはアンコール・ワット編です。 以下、2000年当時の手記をほぼそのまま本ブログ向けに起こしたものです。記載内容は当時の手記そのものであるため情報は当時のものであると共に、筆者が学生だった頃の稚拙な文章であることを差し引いてご笑覧頂ければ幸いです。 アンコール遺跡群観光の拠点となる小さな町、シェム・…

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最終回 カルカッタからバンコクへの脱出 | 夜行列車と胃痛で駆け抜けた末にインドを振り返る | 旅行記【インド二千年の旅】

地獄のオレンジジュースによる胃痛・腹痛が治まらないまま、バラナシを後にした。 向かう先はインドの東の玄関口、カルカッタだ。 スポンサーリンク カルカッタへの夜行列車 カルカッタへ向かう夜行列車にて二人組のインド人青年たちと向かい合わせになった。非常に陽気で、写真を撮ってもらうのが非常に嬉しそうだった。旅が気持ちを高揚させるのは世界共通なのだろうか。 やがて夜が明けた。隣で孫らしき子供たちと乗っていた老紳士。これほどまでに画になる乗客にかつて出会ったことがあるだろうか。 スポンサーリンク 「印象だけ」が濃い街、カルカッタ カルカッタに到着。列車の中で仲良く…

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Day 06 バラナシ/ガンジス川 | 悟りの果てと「ドルフィン」| 旅行記【インド二千年の旅】

スポンサーリンク 夜明けのガンジスと祈り 夜明けのガンジス河に出てみる。 それは今まで見たガンジスとは全く印象を異にしていた。喧騒と混沌は影を潜め、そこに満ちていたのは静謐と祈りだった。人々が祈りを捧げる対象は、聖なるガンガー(ガンジス河の女神)である。 スポンサーリンク 救いを求める人々とガンガーに棲む「ドルフィン」 しかし、この河に棲んでいるのは女神だけではない。 つまり、死んでここへ運ばれ流された者、あるいはここに辿り着いて死んでいった者、全てがこの河で受け入れられてきたのだ。もしくは、受け入れられると人々が信じているからこそ、救いを求める人がこの…

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Day 05-2 路地 DE バラナシ | 地獄のオレンジジュース | 旅行記【インド二千年の旅】

スポンサーリンク ダシャーシュワメード・ガートの鬱陶しくも心地よい喧騒 ダシャーシュワメード・ガートへ上陸。聖なる河ガンガーへ巡礼に訪れた人々への土産物屋が並ぶ。 ブラブラしながら片手間で宿を探そうと思っていたが、次から次へと来るわ来るわゲストハウスの客引きが。そしてさらに、突然筆者の腕をモミモミしてくる輩がいるから何かと思えばマッサージ屋だとか。なんてえ野郎だ。ノーノーノー。 色とりどりの野菜が売られている。こちらは巡礼者向けというより、地元の人々向けのマーケットなのだろう。 一体このオッサンはどうやってこの大量の野菜を運んできたのだろうか。片付けるの…

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Day 05 バラナシ/ガンジス川 | ガンガーを彩る洗濯アートの歓迎 | 旅行記【インド二千年の旅】

ムガル・サライ駅からバスに乗り、ガンジス川にかかる橋のたもとからボートでバラナシの中心部へと入るのが通である、とは誰から聞いたのだったか。 スポンサーリンク バラナシへはガンジスから入るべし ボート漕ぎの彼らに向かって「写真を撮っても良いか」と聞くと、むっつりした顔で首を斜め横に振る。嫌がっているのかと思いきや、これがインド流の「ノー・プロブレム」だそうだ。 ダシャーシュワメード・ガート ガンジスへの巡礼者が最も多く集まる「ダシャーシュワメード・ガート」が見えてきた。 笑顔を向けてくれる母子や けなげにお祈りを捧げるかわいい子供たちもいれば 実に豪快に洗…

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海外ドラマ「24」がクールなビジネス英語を学ぶのにオススメな3つの理由と8つの実例

タローラモ君 カッコいい英語をしゃべれるようになりたいもんじゃのう。 ジローラモ師匠 隣町へも行かぬくせにおぬし英語などどこで使うのじゃ。 タローラモ君 実は師匠には黙っとったんじゃが、最近しょっちゅうブロンズ美女に言い寄られる夢を見て困っとるんじゃ。 ジローラモ師匠 おぬしの場合まずはブロンズ美女に出会う方法を考えるところからスタートじゃな。 さて、英語に関わる仕事に携わっていたり海外旅行が好きだったりすると、「海外ドラマを観て英語を学びたい」という事を一度は考えたことがあるんじゃないでしょうか。筆者ももちろんその一人です。 今回は、旅ではもちろん、特…

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Day 04 荒野に霞むタージ・マハルと人々の生活 | アーグラー | 旅行記【インド二千年の旅】

ジャイプルからタージ・マハルのあるアーグラーへ向かう道中と、タージ・マハルの記録である。 最後にタージ・マハルが登場するが、どちらかというと道中の記録がメインである。タージ・マハル自体はツアー観光客がひしめいており、若干興ざめしてしまった。 スポンサーリンク タージ・マハルの裏側にある人々の生活 農作業?をする女性。あるいは絨毯を干しているようにも見える。 それにしてもこの辺りで何か作物など栽培できるのだろうか。肥沃な土地には見えない。 同じくジャイプルからアーグラーへ向かう途中の湖畔にて。民家か、それとも廃屋か。建物の外で人が洗濯か何かをしている様子が…