海外一人旅の魅力 | 一人旅は出会いと日常を三倍充実させる
<![CDATA[「一人旅って寂しいんじゃないの?」 というのはよく問われる命題である。 しかしあえて言おう。 一人旅は寂しいものであると!! などと言い切ってしまっては身も蓋もないが、実は「寂しさ」こそが一人旅の魅力を引き出してくれる最大の功労者であるという説を、メコン川のほとりでサイゴンビアを豪快に呷りつつ(という妄想をしつつ現実には居間でアサヒオフをチビチビ飲みながら)ぶちかましてたいと思う。 目次 ご注意:この記事ではノウハウ的な一人旅のメリット・デメリット成分は少なめどんなに強がったって一人旅は基本寂しい一人旅の魅力①:貴重な出会いがわん…
Day 03-2 | 天空の城、ジャイガール要塞/ジャイプル | 旅行記【インド二千年の旅】
アンベール城に続いて、同じくジャイプル郊外のジャイガール要塞を訪れる。 スポンサーリンク ジャイプルを見守る天空の城、ジャイガール要塞 ジャイプル郊外からジャイガール要塞を望む。 1036年に建築されたジャイガール要塞は、観光客向けの綺麗なアンベール城より600年も古く、ただひっそりと下界を見下ろして佇んでいる。しかしそこからの景観はすばらしいと言う。筆者は「天空の城」という言葉を思い浮かべた。 ジャイガール要塞へやって来た。こちらは先ほどまでのアンベール城に比べ、建造が600年以上古いためか、あるいは観光客がほとんどいないためか、とても寂れた様子。建造…
Day 03-1 | アンベール城 / ジャイプル | 旅行記【インド二千年の旅】
今日はジャイプル近郊のアンベール城を訪れる。 スポンサーリンク アンベール城 | ジャイプル アンベール城の前の蛇使い まさか本当にこういう典型的なインド風味のオッサンを目にすることができるとは思っていなかった。もちろん観光客向けなのだろうが。 それにしても、本当に笛の音に合わせて蛇が動いており、不思議であった。だが今思うと、蛇の動きに合わせて笛を吹いていたのだろうか・・・。いやいや、インド人の計り知れない技巧の賜物に違いない。 ところで蛇使いのオッサンの後ろに見えているのがアンベール城。 アンベール城の象とカーストについて アンベール城では、ゾウに乗る…
Day 02-2 ジャイプル | Pink City | 旅行記【インド二千年の旅】
スポンサーリンク 「ピンクシティ」と「黒いおっさん」のコントラスト デリーの南西266kmに位置するジャイプルはパキスタン国境へ続く砂漠地帯の入り口の街。”Pink City”の異名を持つこの街の建物は、土地の土壌の特色から皆ピンク色をしているのである。”Pink City”と聞いて不純な妄想に胸を躍らせて足を踏み入れた男性旅行者も少なくないに違いない・・・筆者だけであろうか。 ピンクの建物と煌びやかな服飾類が美しい色彩を放つ中、黒ヒゲのオッサン達が異彩を放っています。(実際に浮いているのは異邦人である筆者…
Day 02-2 | デリーからジャイプルへの道 | 旅行記【インド二千年の旅】
今日はデリーからジャイプルへ向かう。 車をチャーターする予定である。 スポンサーリンク 陽気なゴパルとロイヤルエンフィールドに跨りつつジャイプルへ向かう ゴパルという男。デリーからジャイプル→アーグラーをめぐる個人ツアーに申し込んだところ、たまたま参加者が自分ひとりだったので、この男とのマンツーマンドライブになった。非常に陽気で歌を歌うのが大好きだったため長淵剛の「乾杯」を教えてあげた。写真は彼の自宅での記念撮影。お邪魔しました。 ゴパルがまたがっているバイクは道端に置いてあったもの。「ロイヤルエンフィールド」というインド国産バイクである。古き良き時代の…
Day 02-1 デリー | デリーの路地に朝が来る | 旅行記【インド二千年の旅】
デリーの朝は野菜や軽食の屋台で始まる。万国共通の朝の営みの姿がここにも見られるのである。 朝からタイヤを転がして遊んでいる?子供も。 色とりどりのお菓子に囲まれて、さぞかし楽しそう。こんな可憐なお子様も将来はヒゲを蓄えた怪しい風貌になるかと思うと、切なくなるというか、なんというか(笑) 美味しそうなフルーツが並んでいるのはいいのだが、看板の子供の絵はいかがなものか。集客効果が疑われるところ。ちなみに道端で不用意にフルーツジュースを買って飲むと、胃腸的にとんでもないことになるので避けましょう(体験談)。 色とりどりの織物や服飾類が軒先に並ぶ。このような店の…
Day 01 デリー | 最初で最後の「スークリヤ」 | 旅行記【インド二千年の旅】
成田発デリー行のエア・インディアは、既にインドの風情で溢れていた。 機中、4人掛けの左二人は旅行会社勤務のOLさん、右隣はデリーに住むバラモン階級の夫人だった。 スポンサーリンク 近いようで遠い「ありがとう」 せっかくだったのでデリー夫人にヒンドゥ語を教えてもらうことにした。簡単な挨拶ばかり、僕は「地球の歩き方」を片手に彼女の言葉を繰り返す。 その中で印象的だったのが、「ありがとう」だった。「歩き方」には「ダンニャワー(ド)」と書いてあるが、彼女は「スークリヤ」の方がベターだと言う。後で知ったのだが、「スークリヤ」は上流階級の人々が使う言い回しだとか。僕…