ルアンパバーン~ビエンチャン(ラオス国営航空)にて
「おいおいこれってセスナじゃねえの?!」という驚愕の雄叫びを上げると等いう愚なことはいたしませんでした。そこは大の大人の男ですから、当然、当然、よく悟っております。
滑走路に現れたのがラジコンのようなわずか17人乗りの飛行機だったりしようが、客席からコックピットが丸見えだったりしようが、ドア(マジでただのドア)のスキマから空が見えたりしようが、そのような些細なことではもはや驚いたりはしません。ええ、驚きませんとも。
と自分に言い聞かせながら、強いて小説を読んで心を落ち着かせながら、ド緊張の50分間をすごしました。。。。
なんとか生きてビエンチャンまで戻った僕は、とりあえず、思い入れの強い、薬草サウナに赴きました。そこで最後の挨拶を済ませ、これからラオス最後の夜を、独り渋めに過ごしたいと思います。渋めにといっても、川端で飯を食いながらビアーを飲んで、続いて宿でビアーを飲みながら小説を読むくらいのもんです。
そんなどうでもいい、何も考える必要も無い一つ一つの夜が、旅の楽しみでもあったりします。
さらばラオス。さらばメコン川。また会おうな。
絶対だぞ。
[2002年9月29日]
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ラオス旅行記【メコンを渡れば、ラオス時間】(2002年)
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