早朝5時前に目が覚めます。何故人は普段朝寝坊でも旅先では早起き出来るのでしょうか。
昨夜22時前にバンコク、クルンテープ・アピワット中央駅を発した夜行列車は、ウドンターニーの少し手前まで来ているようです。

以前は、今自分の列車がどの辺りを走っているのかが皆目分からず、小さな駅に着く度にボロボロの看板から駅名を読み取ろうとしていたものですが(タイ語読めんし)、今はこうしてGoogleマップで簡単に位置が分かるので、便利やら拍子抜けやら。
続けて車内のモニターを見てみます。
え・・・?赤い駅名が次停まる駅だとすると・・・えっ?次の次もうノーンカーイ・・・!?
・・・じゃない、Nong Takai・・・「ノーン・タカイ」かw
びっくりした(笑)
ほどなく係員さんがベッドを座席モードに変更しに回って来ました。
座席モードも中々綺麗で快適です。
朝食を物色しに食堂車へ行ってみます。中々綺麗じゃあありませんか。
メニューを見せてもらいます。
う~ん、600円から1,000円か・・・高いな。
やめようw
残っていたランチパックを食べる事にしました。東の空が徐々に色づいてきます。
ノーンカーイ駅到着 – ラオス国境へトゥクトゥクで向かう
なんと驚くべきことに(タイ国鉄に関して何度この台詞を発した事か)、ほぼ定刻通りにノーンカーイ駅に到着しました。これは俺の知ってるタイじゃない。
「いつの時代のタイの話をしとるんだわん」と犬にバカにされているようです。
まさに新しい一日が始まろうとしているノーンカーイ駅前。
ノーンカーイ駅から国境管理事務所へ – 歩くか、トゥクトゥクか
さて、ノーンカーイ駅から友好橋の手前のタイ側国境管理事務所へは少し距離があります。
そして駅前にはご多分に漏れず乗り合いトゥクトゥクがずらりと並んでいます。
さてどうするか。
ノーンカーイ駅から国境管理事務所までは1.5km、車で5分、徒歩でも20分弱なので、歩いてもさほど遠くはありません。
ではトゥクトゥクはどうかと言うと、これが高い・・・思いっきりカモ待ちで吹っ掛けてきます。
値段はちょっとうろ覚えなのですが、確か1人100バーツ(400円)とか言ってたような・・・?そこまで高くなかったかも知れませんが、いずれにしても「この距離でその値段かよ!」と思った印象があります。また、値下げ交渉にも全く応じる素振りを見せませんでした。まあ列車なんてそうそう頻繁に来るもんじゃないのでここぞとばかりに稼ぎたいのでしょう。
少し悩んだ挙句、トゥクトゥクに乗ることにしました。理由は2点。
- トゥクトゥクで急げばメコン川に昇る朝日が見られるかも知れない
- 家族が一緒だった
もちろん一番の理由は1つ目です。 家族、特に細君の体力的負担を考えれば背に腹は代えられませんからね。
タイ出国 – 友好橋で日の出 – ラオス入国
タイを出国し、バスで友好橋を渡る
友好橋の手前、タイ側の国境管理事務局が見えてきました。
凛々しい犬が居ました。怪しい越境者が居ないか見張っているのでしょうか。
左の方の建物で出国手続きを行います。
出国手続き自体はすぐに終わります。タイからの出国手続きを終えると、友好橋でメコン川を渡るバスに乗ります。友好橋は徒歩では渡れないようなので、これに乗るしかありません。
料金は1人35バーツ(約140円)でした。
ただし、タイ語の料金表のようなものが貼ってあって、「8:30〜16:00までは30バーツ」的な事が書かれていたので、35バーツは早朝深夜割増料金なのでしょう。
バスに乗っているこの瞬間は、厳密にはどの国にも存在していないという不思議な状態です。
そんな事を考えながらメコン川を渡っていると、東の方から朝日が昇って来ました。
国境だとかこの瞬間どの国に居るのかなんて関係なく、この地に住む人々は太古の昔からこうしてメコンに日が昇り、沈んでいくのを眺めていたのだな、と思わずには居られません。
こんな素晴らしいものが見られたのだから、駅からのぼったくりトゥクトゥクなんて安いもんです。
ラオスに入国し、路線バスでビエンチャン市街へ向かう
ラオスの入国管理事務所に到着しました。まるでラオスの寺院のような建築です。手前のテーブルに入国審査に必要な様式が置いてあるので、必要事項を記入します。
記入した用紙とパスポートを持って、その奥の、白いプレハブ小屋のようなブース(下の写真の右手に写っている、白い壁&緑の屋根の小屋)へ行き、入国審査を受けます。
なお、左手に「VISA ON ARRIVAL UNIT」という窓口がありますが、日本人は15日以内の滞在ならビザ免除なのでこちらは関係ありません。
不明点があればこの木机の辺りのお兄さんに聞いてみるとよいでしょう。アジアあるあるで、誰がスタッフで誰が無関係な人なのか全く分かりませんが、聞けば何かしら教えてくれます。
ここで手数料として12,000キープ(90円弱。これもタイバーツでもOK)を支払いましたが、入国審査自体は簡単に終了しました。10max一家、あまりにもあっさりと国境越えを果たしました。
この、「本当にこれで、ある国から別の国に入ったんでしょうか?からかってませんか?」という醍醐味の無さこそが、陸路越境の醍醐味ですね。
いずれにしても、筆者的には3度目の、細君は2度目の、子供達は初めてのラオス入国です。
ここからは路線バスでビエンチャン市中心部に向かいます。バスターミナルでフロントガラスに「14番」と書いてあるバスを探します(友好橋には14番バス以外は発着して無いはずだけど)。
ただ、友好橋(Friendship Bridge)は終点ではないのでビエンチャン市街とは逆方面(ブッダパーク)へ行くバスである可能性もあるので、運転手に「ビエンチャン?タラートサオ?(バスターミナルの場所)」と確認しましょう。
バスの運賃は一律前払いで、ラオスキープで12,000キープですが、タイバーツで支払う事も出来ます。確か1人24バーツでした。日本円で80~90円くらい。席に着くと乗務員がチケット売り&料金回収に来ます。
市内までは約19km、何もなければ40分ほどなのですが、途中事故渋滞があり、1時間以上かかりました。なおバスのルートは下のマップで言うと一番南西寄りの19.1kmのルートです。
バスはビエンチャンで一番大きな市場、タラート・サオの前のバスターミナルに着きます。
バスターミナルは昔から変わらずこの場所だったと思いますが、以前はこんな建設途中の廃墟(?)は無かったような・・・前回ビエンチャンに来てから18年間のどこかで建設着手されて、どこかからか放置されているのでしょうね・・・
ビエンチャンを散策しつつホテルへ
ともあれ無事ビエンチャン市中心部まで辿り着きました。ここからホテルまで徒歩で10分ほどなので、ビエンチャンを散策しつつホテルへ向かいます。
目抜き通りの向こうに、ラオスの凱旋門とも言われるパトゥーサイが見えます。本当にパリのような風景です(パリ行ったことないけど)。ラオスは元フランス領ですからね。
一方こちらはラオスっぽい風景。これだよ。こういうのだよ。
しかし、ホーチミン在住の目からすると、ごちゃごちゃしておらず全体的に非常に綺麗。ホーチミンやハノイと比べると、そもそもの人口やあらゆる物量が圧倒的に少ないせいもあると思います。
18年前は未舗装路が非常に多かったですが、殆ど無くなっていました。
そんなラオスらしい光景を沢山見られて嬉しい一方、このような以前は無かった中華風の門のようなものが。違和感しかない・・・
マンホールにも漢字が。ビエンチャン〜中国直通鉄道の例など、話には聞いていましたが、中国の資本が相当入り込んでいるようです。スリランカのような悲劇を繰り返さない事を願うばかり。
中華EV、BYDの車もかなり多く見かけました。こう言うのは国家が中国に借金してる訳ではないでしょうから良いんですけどね。
※ラオスにおけるEV普及の状況と背景について、兄弟ブログの方で記事にしています。

家族の始まりの地、メコン川の河岸に出ました。広大すぎて川本体が見えないほどです。
屋台の準備が行われていました。こちらには夕暮れ時に気合を入れて再訪します。
ホテルに到着しましたが、チェックイン時刻になっていないので荷物だけ預けます。しばしスマホの充電なども兼ねてホテルのカフェで休憩し、フロントで市内観光のドライバーをアレンジしてもらい、タート・ルアンやパトゥーサイを巡ります。
(2023年1月24日の記録)
つづき

記事一覧:夜行列車で行くタイ・ラオス子連れ6泊7日の旅




































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