フエを出立する朝が来た。
昨夜の事が遠い昔のようだ。旅の最後の夜は無限に楽しく、最後の朝は仄かに切ない。
SONY ILCE-7C (28mm, f/8, 1/125 sec, ISO100)
時刻は6時半。宿のロビーではスタッフが朝寝を楽しんでいた。
フバイ国際空港までの車を呼ぶには彼に起きて貰わなければならない。
SONY ILCE-7C (28mm, f/8, 1/30 sec, ISO1250)
SONY ILCE-7C (80mm, f/4.5, 1/100 sec, ISO100)
SONY ILCE-7C (42mm, f/3.2, 1/400 sec, ISO100)
SONY ILCE-7C (28mm, f/8, 1/50 sec, ISO100)
SONY ILCE-7C (28mm, f/5.6, 1/50 sec, ISO100)
我々家族にとっては旅の最後の朝だが、そんな事はつゆ知らずフエの町は普段と変わらない様子で日常の朝を始めている。
SONY ILCE-7C (58mm, f/4, 1/200 sec, ISO100)
筆者はそこに未来のバックパッカーの姿を重ねて勝手な妄想を楽しむ。風景は見る人の心次第でどの様な意味合いをも持つのだろう。
SONY ILCE-7C (38mm, f/3.2, 1/80 sec, ISO100)
SONY ILCE-7C (200mm, f/5.6, 1/250 sec, ISO1600)
宿のスタッフは無事起きて車を呼んでくれた。
SONY ILCE-7C (47mm, f/4, 1/50 sec, ISO200)
空港でちょっとしたトラブルがあった。
宿からフバイ国際空港までのタクシー料金は宿への支払いに含まれているのだが、タクシーの運転手にそれが伝わっていなかったようだ。
下の領収書を見せつつ、宿の若女将にWhatsAppで電話を繋ぎドライバー氏と話してもらい、事なきを得る。
フエ・フバイ国際空港の滑走路。新しいターミナルを建設しているようだ。
Apple iPhone 12 Pro (4.2mm, f/1.6, 1/12000 sec, ISO32)
フエの地を飛び立つ。
とても小さな町で、すぐ外側には田園地帯が広がっているのが分かる。
さよならフエ、そしてホイアン。また会う日まで。
Apple iPhone 12 Pro (4.2mm, f/1.6, 1/3500 sec, ISO32)
中部山岳地帯が見えてきた。先日のハイヴァン峠からラオス高原、そしてチベットへと続くインドシナの骨格の一端だ。
Apple iPhone 12 Pro (1.54mm, f/2.4, 1/1500 sec, ISO25)
着陸の機内アナウンスが流れる。
この竜の畝るようなサイゴン川の姿と入道雲はいつも、ホーチミンへ帰ってきたな、と思わせる。
そしてここが依然として異邦であることを思い返す。
フエ・ホイアンの4日間の旅は終わったが、家族4人でのベトナム生活という旅はまだ始まったばかりなのだ。
Apple iPhone 12 Pro (4.2mm, f/1.6, 1/4000 sec, ISO32)
(2022年9月4日の旅行記)
以上でホーチミン発フエ・ホイアン4日間の旅の記録は完結です。
引き続きベトナム駐在記でお会いしましょう。
もう12月・・・これ9月始めの旅行なんだけど(笑)
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