こんにちは。たま~に無性にインドを再訪したくなる(けどたまにでいい)10max(@10max)です。
先日家族で水上バスに乗ってタオディエンにプチ旅行した際に、ビリヤニで名高いインド料理店に行って来まして、評判通り非常に美味でありかつインド風情を感じられたので、ご紹介します。ホーチミン市内で本格的かつ美味なるビリヤニ、インド料理をご所望の場合はぜひご検討頂きたい名店です。
その名も、「ビリヤニハウス(Biryani House Indian Cuisine)」。インド人もびっくり!そのまんまやないかい!
ビリヤニはもちろん、カレーやナンなどのインド料理も全般的に美味しいので、カレー中毒の皆さんにもお薦めできます。
※タオディエンへの水上バス半日旅の模様および水上バスの乗り方等解説はこちら↓
ホーチミン旧2区のインド料理専門店「ビリヤニハウス」
トゥドゥック市(旧2区)のタオディエン地区は、ホーチミン市の中でも外国人駐在員が多く住むエリアで、レストランについても欧米系中心に国際色が強い雰囲気です。
そんな影響もあってか美味しいインド料理店もいくつか存在し、その中でも名高いのが今回訪れた「ビリヤニハウス(Biryani House Indian Cuisine)」。
ビリヤニとは、イラン方面のムスリム文化がインドにやって来て融合した、インディアンムスリム炊き込みご飯、という感じ(命名適当)。
ちなみに世界三大炊き込みご飯というのがあって、ビリヤニ、パエリア、松茸ご飯、なんだって。誰が決めたんだ・・・。
実はお恥ずかしいことにこれまでビリヤニってちゃんと食べたこと無かったんですよね。有るのかも知れないけど単品でちゃんと食べたことが無かった、と言うか。と言うことで、思いがけずベトナムでビリヤニデビューする事になりました。
「ビリヤニハウス」の場所
ビリヤニハウスは、タオディエンの中心部から少し西寄りにあります。Xan Thuy通りとThao Dien通りの交差点から徒歩10分くらいで、Xan Thuy通りから20mくらい横の路地に入ったところにあります。
外観と店内
Xan Thuy通りから路地に入ると右手にすぐ見える、この黄色と青の幾何学模様がビリヤニハウスです。
SONY ILCE-7C (50mm, f/3.5, 1/200 sec, ISO100)
さすがタオディエン、シャレオツです。
SONY ILCE-7C (28mm, f/3.2, 1/320 sec, ISO100)
店内はこんな感じで、中々センスが良い。まだ12時前だったので店内は空いていましたが、デリバリーの人が引っ切り無しに出入りしてました。
SONY ILCE-7C (28mm, f/3.2, 1/30 sec, ISO320)
このオジサンは誰でしょうか。ビリヤニを食べている間、ずっと見守ってくれていました。
SONY ILCE-7C (28mm, f/3.2, 1/30 sec, ISO800)
インド映画のポスターが実にいい感じです。右の鉄砲を持ってる黄色い顔の人が怖い。
SONY ILCE-7C (34mm, f/3.2, 1/40 sec, ISO800)
注文してややすると、お通し的なスナックが出てきました。これだけでも美味しく、子供達が瞬時に平らげていました。
ラッシーを頼みました。これはミントラッシーだったかな。
SONY ILCE-7C (39mm, f/3.2, 1/40 sec, ISO640)
実食ビリヤニ、ナンの釜で本格的に登場!
「本格的に登場」ってどんな登場だよ!と思われるかも知れませんが、本当に本格的に登場したんです。
だって、こんな風に出てくるから、一体何かと・・・こんなもの頼んだっけ・・・?ってくらい。
SONY ILCE-7C (60mm, f/4, 1/60 sec, ISO2000)
この釜のようなものにインド人の店員さんがナイフを挿し入れ、サクサクサク、とやっていきます・・・すると!
ファァァ・・・!!!
SONY ILCE-7C (88mm, f/4.5, 1/100 sec, ISO2500)
ナンと、ナンで出来た蓋だったのですね、ナイフで切り取っていたのは!
そしてテーブルの周囲にファァァっと広がるスパイスの香りよ。
ほら、こんな風にナンで出来たお釜(下半球は土鍋か)でファァァッと登場するビリヤニなんだから、本格的に登場って言いたくなりますよね。
すかさず店員さん、底の方からブワッ!ブワッ!とかき混ぜます。スパイスやらナンやらが・・・もとい、スパイスやら何やらがいい感じでご飯に絡まっていきます。そして、かき混ぜてるのを見てるだけで、如何にもお米がパラッパラでファッファに軽いのが分かります。
SONY ILCE-7C (81mm, f/4.5, 1/100 sec, ISO4000)
そして皿に盛り付けてくれました。頼んだのはエビのビリヤニです。白い部分と黄色い部分がマダラになっていて、いかにも手作りといった感じが「本格的」です(言いたいだけ)。
SONY ILCE-7C (28mm, f/5, 1/30 sec, ISO640)
ちなみに単体の写真を撮り忘れたのですが、ビリヤニを頼むとカレーが1椀付いてきます。上の写真で、ビリヤニの皿の奥に写っている白いお椀です。
それにしても、米長いな〜!
これだけ米長いとそれだけで「アジアの米だぜ!」ってテンション上がるのですが、これってベトナム産の米?同じインディカ米だとしても、コムガーとかの米ってこんなに長くないような・・・。今度もっとよく見てみよう。
ちなみにビリヤニのお値段は、具の種類(チキン、マトン、エビ等)によって大体150,000ドン〜210,000ドン(≒800円〜1,100円)。量的には2〜3人前はあります。今回は他にもカレーやナン(そして勢いでガーリックライスまで)を頼んだので、4人で1つで十分でした。
カレーやナンも無論絶品
ということで、他に、カレーやナン、ガーリックライスを頼みました。これはチキンカレーだったかな・・・マトンだったかな・・・辛さも適度で様々なスパイスが醸し出す香りも深く、実に良きお味でした。ベトナム料理にはこういうのは無いので、新鮮で嬉しい。
SONY ILCE-7C (60mm, f/4, 1/60 sec, ISO1600)
ナンも香ばしく、表面がよく焼かれていて大変良いものでした。個人的にナンって結構うっと来る事があるのですが、このナンはそういう感じはなく、いい意味でさっぱりしていました。いくらでも食べられそうで危険です。
SONY ILCE-7C (44mm, f/3.5, 1/50 sec, ISO1000)
ナンの手前に写ってる白い小椀のはナンだったっけ?・・・じゃない、何だったっけ?ちょっと酸っぱいサラダっぽい感じだったと記憶しているのですが、ナンに付属してきたんですよ、確か。適当ですみません。
そして筆者はナンよりもライスの方が好きなので、ガーリックライスを頼みました。米ならビリヤニがあるじゃないか!と突っ込まれそうですが、ビリヤニはビリヤニ、カレーはカレーですからね。ですよね。
SONY ILCE-7C (42mm, f/4, 1/50 sec, ISO1250)
やっぱりインド料理は美味い、と思わせてくれたビリヤニハウス
まあはっきり言って、ナンの蓋が付いた土鍋ビリヤニが出てきた時点で完全優勝です。
ベトナムに引っ越してからインド料理を食べる機会が減ってしまい、たまに無性に食べたくなるのですが、久々に行ったホーチミンのインド料理店でこんな本格的なビリヤニに出会えるなんて。
旧2区、タオディエン方面へお越しの際は、ビリヤニハウスを候補に入れてみてはいかがでしょう^^
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