カンボジア

チャウ・サイ・テヴォーダ、トマノン、タ・ケウ – アンコールトムの東隣の遺跡3兄弟 | カンボジア・シェムリアップ3泊4日(14)

城郭都市アンコールトムを後にし、城壁の東側に仲良く3つ並んでいる遺跡へ向かいます。

  • チャウ・サイ・テヴォーダ
  • トマノン
  • タ・ケウ

です。これらはマイナーなので、素通りして一気にタプロームまで行ってしまうツアーも多いようですが、中々に見応えがある遺跡三兄弟なので、ぜひ個人でトゥクトゥクをチャーターして立ち寄って頂きたいだんご三兄弟です(言いたいだけです)。

※前の記事↓

お猿と巡るバイヨン、バプーオン、象のテラス@アンコールトム | カンボジア・シェムリアップ3泊4日(13)
初日の出と逆さアンコールワットで幸先の良い2024年を迎えたところで、約半日かけてメジャーなアンコール遺跡を見て回ります。 まずはアンコールワットのお隣の古代都市、アンコールトムから。 ※前の記事↓ 巨大城郭都市「アンコールトム」 「アンコ...
スポンサーリンク

チャウ・サイ・テヴォーダ – 空中参道と繊細な彫刻

アンコールトム東側の「勝利の門」を出てすぐ右手に見えるのが「チャウ・サイ・テヴォーダ」寺院の遺跡。12世紀中頃建立のヒンドゥ教寺院です。

チャウ・サイ・テヴォーダ, アンコール遺跡SONY ILCE-7C (30mm, f/6.3, 1/200 sec, ISO100)

チャウ・サイ・テヴォーダの最大の特徴は、地面から浮遊した空中参道。前の記事のバプーオンと似た様式ですね。

お猿と巡るバイヨン、バプーオン、象のテラス@アンコールトム | カンボジア・シェムリアップ3泊4日(13)
初日の出と逆さアンコールワットで幸先の良い2024年を迎えたところで、約半日かけてメジャーなアンコール遺跡を見て回ります。 まずはアンコールワットのお隣の古代都市、アンコールトムから。 ※前の記事↓ 巨大城郭都市「アンコールトム」 「アンコ...

空中参道の入口で後ろを振り返ると、さらに浮遊していない参道が後ろにも続いていました。灯篭風なものが並んでいる様はどこか日本の神社の様。

チャウ・サイ・テヴォーダ, アンコール遺跡SONY ILCE-7C (49mm, f/8, 1/50 sec, ISO125)

もう一つの特徴は緻密な美しいレリーフ。この屋根の破風の部分、見とれてしまいます。

チャウ・サイ・テヴォーダ, アンコール遺跡SONY ILCE-7C (46mm, f/3.5, 1/500 sec, ISO100)

チャウ・サイ・テヴォーダ, アンコール遺跡SONY ILCE-7C (36mm, f/4.5, 1/60 sec, ISO100)

美しい頭飾りのデヴァター像。

チャウ・サイ・テヴォーダ, アンコール遺跡SONY ILCE-7C (106mm, f/4.5, 1/800 sec, ISO100)

屋根の陰影が美しい。

チャウ・サイ・テヴォーダ, アンコール遺跡SONY ILCE-7C (28mm, f/4.5, 1/500 sec, ISO100)

なんだかちっこくて可愛らしい仏像が居ました。

チャウ・サイ・テヴォーダ, アンコール遺跡SONY ILCE-7C (81mm, f/4.5, 1/100 sec, ISO2000)

チャウ・サイ・テヴォーダ, アンコール遺跡SONY ILCE-7C (114mm, f/5, 1/125 sec, ISO320)

スケールは小さいけれど、じっくり見ていたくなる寺院です。

チャウ・サイ・テヴォーダ, アンコール遺跡SONY ILCE-7C (41mm, f/3.2, 1/200 sec, ISO100)

チャウ・サイ・テヴォーダの場所

スポンサーリンク

トマノン – 美しくコンパクトに凝縮保存された寺院

チャウ・サイ・テヴォーダのすぐお向かいにあるのが「トマノン」寺院。こちらは更にコンパクトですが、保存状態が非常に良い事で有名で、緻密な装飾やレリーフが一つ一つ綺麗に残っており、見応えがあります。

トマノン, アンコール遺跡Apple iPhone 15 Pro (2.22mm, f/2.2, 1/1400 sec, ISO50)

トマノンもやはり屋根の破風から塔門にかけての彫刻が非常に緻密で美しい。

トマノン, アンコール遺跡SONY ILCE-7C (48mm, f/5.6, 1/200 sec, ISO100)

正面から向かって右手には経蔵がありました。宝物がザクザク出て来そうな出で立ちです。

トマノン, アンコール遺跡SONY ILCE-7C (28mm, f/5.6, 1/250 sec, ISO100)

このバネの様なレリーフ、好きなんですよね。

トマノン, アンコール遺跡SONY ILCE-7C (97mm, f/5.6, 1/125 sec, ISO100)

トマノンの場所

スポンサーリンク

タ・ケウ – 未完の巨大ピラミッド寺院

タ・ケウは巨大なピラミッド型のヒンドゥ寺院。これもアンコールトムの中にあった「バプーオン」と同じタイプ。ですが、タ・ケウの方が先輩です。

10世紀末に建設が開始されたものの、その後王の死により中断されたままになっているそうです。

タ・ケウ, アンコール遺跡Apple iPhone 15 Pro (6.86mm, f/1.8, 1/5000 sec, ISO80)

東西120m、南北100m、そして高さは50mの大威容。もし完成していたらアンコール遺跡群を代表する大物になっていたかも知れません。

タ・ケウ, アンコール遺跡SONY ILCE-7C (28mm, f/4.5, 1/80 sec, ISO100)

周囲には筆者の好物であるバネの様な窓格子がズラリと。

タ・ケウ, アンコール遺跡SONY ILCE-7C (64mm, f/4, 1/80 sec, ISO100)

これが朝日や夕日に照らされると陰影が実に美しいのです。

タ・ケウ, アンコール遺跡SONY ILCE-7C (33mm, f/3.5, 1/80 sec, ISO100)

さて、頂上へと登って行きます。

タ・ケウ, アンコール遺跡SONY ILCE-7C (28mm, f/3.5, 1/400 sec, ISO100)

この階段、控えめに言ってめちゃくちゃ急です!手を突きながらでないと本当に転がり落ちそう。

特に降りる時は怖すぎてめちゃくちゃへっぴり腰になって、ちょっと笑われてしまいました・・・

しかしそれだけに最上階に登った時の達成感と景色は中々のもの。

頂上からの眺め, タ・ケウ, アンコール遺跡SONY ILCE-7C (28mm, f/3.5, 1/400 sec, ISO100)

最上階で仏陀にお祈りする人々。

タ・ケウ, アンコール遺跡SONY ILCE-7C (39mm, f/3.5, 1/40 sec, ISO320)

全然関係ないのですが、道路からタ・ケウに向かう途中、変な木を見かけました。これ、病気なのか、こういう木なのか・・・ちょっと気持ち悪いです。。。

SONY ILCE-7C (28mm, f/5.6, 1/60 sec, ISO100)

タ・ケウの場所

さあ、次はいよいよあの有名なタ・プロームです。

(2024年1月1日の記録)

つづき↓

タ・プローム遺跡 - 大樹に侵され、包まれ、生きていく | カンボジア・シェムリアップ3泊4日(15)
アンコール遺跡群の中でも最も名高い遺跡の一つ、タ・プロームへ向かいます。 ※前の記事↓ スポアンの大樹と共に生きる遺跡、タ・プローム タ・プロームの何が有名なのかと言えば、巨大なスポアン(ガジュマル)の木の根に侵食された遺跡、というイメージ...

記事一覧:カンボジア・シェムリアップ3泊4日【アンコールワットで初日の出】

カンボジア・シェムリアップ3泊4日【アンコールワットで初日の出】(2023-24)
「カンボジア・シェムリアップ3泊4日【アンコールワットで初日の出】(2023-24)」の記事一覧です。

にほんブログ村 旅行ブログ アジア旅行へにほんブログ村 旅行ブログ カンボジア旅行へ

コメント

タイトルとURLをコピーしました