こんにちは。昔両親から「お前は屋台街で生まれたんだよ」と言われたような言われてないような10max(@10max)です。
本当に屋台街だとか夜市だとかが好きで、クアラルンプールのジャラン・アローなんかに行くと本当に「ここで生まれたんじゃないか」と思うこともあるのですが(たぶんタイガービール飲み過ぎ)、ホーチミンでもついに行ってきましたよ!激アツの屋台が並ぶナイトフードマーケット「Ho Thi Ky Food Street(ホーティキー フードストリート)」です!
ちょっと異世界な食べ物も多数出現するので、これはフードエンターテイメントと言っても過言ではないかも(いや遊園地感とかゼロのドローカルには違いないのだが)。
※ホーチミン市内のローカルグルメのまとめはこちら↓

SONY ILCE-7C (100mm, f/5, 1/125 sec, ISO640)
ホーチミン10区の激アツローカルフード夜市「Ho Thi Ky Food Street」
実はホーチミン、そのイメージとは裏腹に、意外にもメジャーな屋台街だとかナイトマーケットというのはあまり無いのです。
ホーチミンでは、店舗の客席が歩道まではみ出して(むしろ占領して)営業している例には事欠きませんが、多数の屋台が集合して夜市のような通りを形成している場所は意外と少ないんですよね。
かと言って今更ベンタイン市場辺りのナイトマーケットで欧米人旅行者にまみれるのも億劫だし、タオディエンに最近爆誕した真新しい夜市に足を伸ばすのも何か違う気がする。
そんなワガママボディの筆者にピッタリの、ローカルフードにまみれて飲んで食べて踊れる(いや踊らない)夜の屋台街が「Ho Thi Ky Food Street(ホーティキー フードストリート)」です。
都心の観光エリアから少し外れたマイナーな場所だからこそ、サイゴンの熱気と温かい人情に触れる事が出来ます。
ホーティキー フードストリートのアクセス
ホーティキー フードストリートはホーチミン市の中心部からやや西寄りの10区にあります。ほぼ3区との境目で、1区の安宿街ブイビエン通りから車で10分ほど。
行き方ですが、Grabやタクシーで上のHo Thi Ky Food Streetを目的地にセットすると、「Ly Thai To」通り沿いか、あるいは少し路地に入った辺りで降ろしてくれます。下の地図のオレンジの矢印の根元辺りです。
すぐに下のような看板があり、分かれ道になっていて、右に折れるとフードストリートです。道なりに左に行くとフラワーマーケットなので、飲み食いしたい方は間違えて左に行って「あれ?フードストリートって花を食べるのか!!」などと言う残念な事にならないようにしましょう。
SONY ILCE-7C (28mm, f/4.5, 1/30 sec, ISO200)
圧倒的な食材の坩堝 – カブトガニからあんなものまで・・・!
先程の入口を入ってすぐのぬいぐるみ屋さんを通り過ぎるとフードマーケットに入っていきます。
SONY ILCE-7C (35mm, f/4.5, 1/40 sec, ISO250)
食材のるつぼ、とか言っておきながらいきなり全然違う風情の写真で恐縮ですが、このドラえもんの写真はどうしても載せておきたくて・・・謎に「Sweet」とか書いてあるし・・・
さて、気を取り直して夜市です。様々な屋台が光の洪水の様に視界に飛び込んできます。ああ、この素晴らしい世界に祝福を!(次男が最近観たらしいので今度観る予定)
SONY ILCE-7C (100mm, f/5, 1/125 sec, ISO640)
まず目に入るのは量も種類も豊富な海鮮。立派なヒゲを天に突き立てるロブスター達、もはや芸術品のようです。
SONY ILCE-7C (32mm, f/3.2, 1/80 sec, ISO100)
アワビやよく分からない貝類、蟹、イカ、タコ、何でもござれ。
SONY ILCE-7C (28mm, f/2.8, 1/100 sec, ISO100)
SONY ILCE-7C (32mm, f/4, 1/40 sec, ISO100)
海鮮だけでなく肉類も豊富です。
SONY ILCE-7C (63mm, f/5, 1/80 sec, ISO1000)
おおこれは・・・カ、カブトガニ・・・!
SONY ILCE-7C (60mm, f/5, 1/60 sec, ISO320)
そしてこれはまさか・・・ダイオウグソクムシっていうやつか・・・?食べ物だったのか・・・!
SONY ILCE-7C (58mm, f/4, 1/60 sec, ISO250)
「海のゴキブリ」と呼ばれるダイオウグソクムシ、実は最近密かにベトナムで人気で、ロブスターより高値で売られているんだとか。そんなものまで並ぶホーティキー夜市、隅に置けません。
そして、まさかこんな魚まで・・・!!
SONY ILCE-7C (75mm, f/5, 1/80 sec, ISO500)
えっと・・・何この魚・・・?何か分からないけど面白い顔ですね(おまいう)。
ローカル屋台飯を食べ歩き!
さて、美味しいものがジャブのように胃袋を刺激してきて耐えられなくなってきたので、食べ歩きを始めていきましょう。このお姉さんが焼いていたチーズつくね串焼き的なもの、これ絶対美味いやつ!なので秒速5センチメートルで買いました。
SONY ILCE-7C (36mm, f/5, 1/40 sec, ISO250)
ビールにも合わないはずがない・・・「これ絶対美味いやつ」がかなりの確率で絶対美味い(日本語変だな)のは何故でしょうね。
SONY ILCE-7C (41mm, f/5, 1/50 sec, ISO500)
これはエリンギかな?こんなん焼いてタレ付けたら絶対美味いに決まってます。買い。
SONY ILCE-7C (53mm, f/3.5, 1/60 sec, ISO1000)
あと、ちょっと変わり種。これ↓、「Pani Puri」という、インド方面のおやつ的なものらしいです。
SONY ILCE-7C (35mm, f/5.6, 1/40 sec, ISO640)
タコの入っていない揚げたこ焼き、に近いかも。サクッとした皮の中からジュジュっと中身がとろけ出てきます。
SONY ILCE-7C (53mm, f/8, 1/60 sec, ISO800)
そしてこちらはベトナムの鉄板おやつ、バインコット。
SONY ILCE-7C (51mm, f/8, 1/60 sec, ISO1000)
ホビロン、そして衝撃の「Love Cake」・・・!
さらにディープな食べ物へと移っていきますよ。
ベトナムのゲテモノと言えば・・・の代表格、ホビロンもありました!孵りかけのアヒルの卵ですね。
SONY ILCE-7C (88mm, f/4.5, 1/100 sec, ISO250)
この時はツレの皆様が皆食べなかったので筆者も遠慮しておきましたが、見た目とは裏腹に結構美味しいんですよ。見かけたらぜひトライしてみて下さい。詳しい食レポはこちら↓

そして圧巻だったのは、お次の「Love Cake」!!
愛と平和に満ちた可愛らしい名前ですが、見た目こんなんです↓
SONY ILCE-7C (50mm, f/8, 1/50 sec, ISO800)
こ、これは・・・上手くコメント出来ませんが、差し障りのない範囲で極力オブラートに包みつつ申し上げると、おっほんおっほん、控えめに言ってこれは「チ●チ●」ですよね。
しかしこれノリが謎で、普通に子連れの母子が買いに来たりしていて、特に半笑いが生じる訳でもなく、普通に買って食べているんですよね。。。脳内が混乱するのですが。いや、もしかしてこれは「チ●チ●」とは似て非なるナニかなのかも・・・。
SONY ILCE-7C (28mm, f/8, 1/30 sec, ISO500)
風呂椅子席に落ち着いて宴会
さて気を取り直しまして。
夜市の雰囲気は十分楽しめたので、テーブルと椅子のあるところに落ち着いて野外宴会を始めていきます。その辺で串焼きやおつまみになりそうなものを買い集めてテーブルに並べます。やや雨がぱらついて居たのでテントの屋根の下に陣取ります。
SONY ILCE-7C (32mm, f/3.2, 1/40 sec, ISO125)
雨が中々止まないのでやむを得ずタイガービールを積み重ねていきます。
SONY ILCE-7C (58mm, f/4, 1/60 sec, ISO500)
この気前のいいお兄ちゃんが注文したビールやら何やらを持ってきてくれました。すげえブレスレット。迷宮探索とかしたのかな。
SONY ILCE-7C (45mm, f/3.5, 1/50 sec, ISO250)
ローカル夜市でサイゴンを食べ歩こう
と言うことで、素晴らしいナイトマーケット・スペクタクルでした(言いたいだけ)。
多少外国人も居ましたが、ベンタインなどに比べればスレておらず、ローカル風情に浸りながら食べ歩きが出来る屋台街。サイゴンの風を感じたいなら、おすすめのスポットです。
なお、サイゴンの風をオープンエアで感じたいなら、↓のようなビアホイも気になるはず。実はこのホーティキーフードストリートのすぐ近くだったりします。

ぜひ夜風に当たりながらサイゴンを感じてみて下さい。
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