初日の出と逆さアンコールワットで幸先の良い2024年を迎えたところで、約半日かけてメジャーなアンコール遺跡を見て回ります。
まずはアンコールワットのお隣の古代都市、アンコールトムから。
SONY ILCE-7C (67mm, f/8, 1/80 sec, ISO500)
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※記事一覧:カンボジア・シェムリアップ3泊4日【アンコールワットで初日の出】
巨大城郭都市「アンコールトム」
「アンコール・トム」は「大きな都市」という意味。約3km四方の城壁に囲まれた城郭都市の中には、いくつかの遺跡が点在します。その中でも代表的な「バイヨン」「バプーオン」「象のテラス」にお邪魔します。
バイヨン – 美しき尖塔の寺院
アンコールトムの中央に鎮座する巨大で華麗な形状のヒンドゥ・仏教混合の寺院が「バイヨン」。12世紀ごろの建立で、クメール語で「美しい塔」という意味だそうです。
その名の通り、いくつもの塔が重なり合う姿は陰影に富み、実に美しい(語彙力)。
SONY ILCE-7C (28mm, f/5, 1/400 sec, ISO100)
塔には四面仏が掘られているものがあります。
SONY ILCE-7C (52mm, f/5.6, 1/200 sec, ISO100)
SONY ILCE-7C (116mm, f/5, 1/125 sec, ISO400)
SONY ILCE-7C (28mm, f/5.6, 1/30 sec, ISO5000)
SONY ILCE-7C (109mm, f/5.6, 1/125 sec, ISO12800)
お猿の大家族?が居ました。わんぱくでもいい、たくましく育ってほしい(古語)。
SONY ILCE-7C (200mm, f/5.6, 1/250 sec, ISO400)
バイヨンの場所
バプーオン – 隠し子伝説のピラミッド型寺院
バプーオンは11世紀中ごろ建立の、三層ピラミッド型のヒンドゥ寺院。この建築様式は「バプーオン様式」の元祖として受け継がれることになったそうです。
SONY ILCE-7C (50mm, f/5.6, 1/250 sec, ISO100)
寺院に続く約200mの「空中参道」を歩いていくと見える、正面のピラミッドの姿は中々迫力があります。ちなみに15世紀には仏教寺院に鞍替えしたらしい。そんなんあるんだ。
SONY ILCE-7C (105mm, f/5.6, 1/320 sec, ISO100)
「バプーオン」には「隠し子」という意味があるそう。かつてカンボジア王国とシャム王国が戦争になった際に、王子を守るために隠したのがこの寺院だったことに由来するんだそうです。
寺院の上に登ると森の中を真っすぐ貫く空中参道の眺望が見渡せます。
Apple iPhone 15 Pro (2.22mm, f/2.2, 1/2300 sec, ISO40)
ここにはトウモロコシの様なものを食べているお猿が居ました。観光客から失敬したのでしょう。わんぱくでもいい、たくましく育って・・・いやもう少し大人しくてもいいぞ。
SONY ILCE-7C (88mm, f/8, 1/100 sec, ISO160)
バプーオンの場所
バプーオンはバイヨンのすぐ北側、徒歩数分に位置します。
象のテラス – 王の閲兵の間
お次は象のテラスです。
象、象・・・どこだろ、象。
あ、なんか平べったい石垣が見えてきたぞ。
SONY ILCE-7C (33mm, f/8, 1/200 sec, ISO100)
あっ象・・・意外と地味かも・・・
SONY ILCE-7C (80mm, f/6.3, 1/100 sec, ISO100)
と言う事でドデカい象を探していたのですが、この石垣が象のテラスでした(笑)。
でもよく見たらすごい数の象の像です。壁面にもずらっと、象の像です。
12世紀後半に造られ、儀式の際などに軍の兵士に王が謁見する場所として使われたそうです。
こっちには怪鳥ガルーダさんも居ました。しかし残念ながらここではお猿に会いませんでした。
SONY ILCE-7C (28mm, f/6.3, 1/200 sec, ISO100)
象のテラスの場所
象のテラスはバプーオンからさらに北に数分歩いたところにあります。
「この木何の木気になる木」みたいな木を眺めながらトゥクトゥクドライバー氏のところに向かいます。バイヨンからこの辺りにかけては携帯電話の電波が入らないので、予め待ち合わせ場所を打合せしておきます。
SONY ILCE-7C (33mm, f/8, 1/200 sec, ISO100)
(2024年1月1日の記録)
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