アンコール・ワットの正面。アンコール・ワットの写真の中で最もよく目にするアングルだろう。
アンコール・ワットの堀で遊んでいた子供たち。これまでに旅の写真をたくさん撮ったが、その中でも最も気に入っている写真の一つ。自由に学校にも行けないような子供たちだが、一方でこの素敵な笑顔に自分は敵うのだろうか、とふと考える。豊かさって何だろう、とふと考える。自分も負けてはいられないな、と思う。
広大なアンコール遺跡群の合間には、民家もあれば、子供たちの遊び場もある。何百年もの間、カンボジアの人々がこの遺跡と共に暮らしてきたことを改めて思わせる。
アプサラ(天女)のレリーフ。以前登場したデバダーは「女神」で、このアプサラは「天女」のことだそうだ。天女は神ではなく、神々を喜ばせるための踊り子であるようだ。
これもアプサラと思われる。
この親子はどこからどこへ行く途中なのだろうか。どのくらいの距離を、日々自転車で移動するのだろうか。
田園や森の向こうに何気なく遺跡が見える。この辺りの人には、何百年も前から当たり前の風景だったのだろう。
スポアンの大樹に侵食される遺跡。
森がすぐそこまで迫ってきている。人が造りあげた石の建物は、それを黙って見ている。
東メボンのシンハ像。かつてクメールの守り神だったシンハは、今はただ森を見つめるだけだ。
日が傾いてきた。
本日のお宿
インドからの胃痛腹痛持ち越しのため記録なし・・・
本日の出費
インドからの胃痛腹痛持ち越しのため記録なし・・・
[2000年12月5日]
※本連載は西暦2000年のインド〜カンボジアバックパック旅の手記を本ブログ向けに起こしたものです。記載内容は当時の手記そのものであるため情報は当時のものであると共に、筆者が学生だった頃の稚拙な文章であることを差し引いてご笑覧頂ければ幸いです。
紺碧と赤土のコントラスト – アンコール・ワット 記事一覧
インド二千年の旅
この旅の前半、インド編はこちらから御覧ください。
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