旅の初日にして、そして最終目的地にすら辿り着いていないにも関わらず、まるで旅のクライマックスかと思えるような夜を迎えようとしていた。
それは、「ルアンパバーンのナイトマーケットとメコン川でビアラオ」と言うだけで十分、もはや説明は不要だろう。
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(本記事は2025年4月29日の記録です)
ナイトマーケットでビアラオを飲む
とは言え説明しないと旅行記が終わってしまうので一応説明すると、この旅のビアラオ初めに、まずはナイトマーケットへやって来た。ルアンパバーンの中心部にあり、オープンエアの広場に多くの飲食店の屋台が並んでいる神スポットである。
この光景を目にした時点で今シーズンの優勝は決まったも同然である。
ルアンパバーンと言えばソーセージである。色々なソーセージがあるが、違いはよく分からないので見た目で美味そうなものを選ぼう。どれを選んでも美味いに違いないのだから(適当)。
ただし、たまにソーセージに混ざって不審なブツが紛れ込んでいるので要注意である。
というわけで、ビアラオソーセージ整いました。
はい優勝。試合開始の瞬間に優勝。
しかしこれはオープン戦である。軽く一杯だけ引っ掛けて、ペナントレース本戦へと突入していこう。
ルアンパバーンナイトマーケットの場所
メコン川を望むラオス料理の名店でビアラオを飲む
本戦の舞台は言うまでもなく、メコン川である。
ルアンパバーンのメコン川沿いには、選ぶのが悩ましいほどに飲食店やカフェが並んでおり、そしてその殆どがビアラオを提供している。大変心がけが良い。
とは言え店ごとに特徴があるので、メコン川の景色やメニュー、価格帯などをチェックしつつ、本戦会場を吟味する。
必須なのは三種の神器:
- ビアラオ
- ラーブ(ひき肉のレモングラス炒め)
- カオニャオ(もち米)
である(とは言えたいてい置いてある)。
吟味に吟味を重ね、メコン川ビューが開けており、三種の神器を中心としたラオ飯が充実していそうな「Limkong Restaurant」を選出させて頂いた。ミシュランガイドならぬリョコウシャガイド掲載の栄誉である(大変失礼)。
ラーブにカオニャオ、目視確認ヨシ!
ソーセージがあれば、なおヨシ!
大優勝のみならず黒いカオニャオに遭遇
それでは素晴らしい夜をはじめていこうと思う。
メコン川にビアラオが揃った時点で、はいリーグ優勝。
ラーブが来ればもうクライマックスステージ優勝。
ソーセージがあれば日本シリーズいきなり3タテ。
カオニャオご登場で、4タテで日本一!
・・・いやちょっと待て。
このカオニャオ、どこか違うぞ。
米がまるで赤飯のように赤黒いではないか!
これは黒もち米を利用したカオニャオで、「カオニャオ・ダム」と呼ばれる逸品らしい。通常の白いカオニャオよりも玄米のようなプチプチした食感が最高である。
いきなり大当たりに遭遇して、まるで天に昇るような、もしくはメコン川の上流に昇るような心地である。
「Limkong Restaurant」の場所
大満足状態で宿に戻ることにする。黒猫も満足げである。知らんけど。
夜の更けたルアンパバーンの路地も趣深い。
宿のニキに晩酌用のビアラオを求めてみたが、宿には無いと言う。
すると実にありがたいことに、売っている商店までニキがバイクで連れて行ってくれると申し出てくれた。
ほど近い商店にビールが置いてあった。明日は歩いて買いに来よう。
ありがとう、宿のニキ。
素晴らしい旅の始まりを〆て行きたいと思う。明日は少々マニアックな郊外の少数民族村を訪れる予定だ。
ヤモリもゴキゲンな夜である。たぶん。
つづく
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