沖縄

沖縄・石垣・西表日報 2018 2日目② 古宇利島および「おっぱソフト」との遭遇

沖縄 古宇利島

沖縄本島名護市のやや北方、美ら海水族館から東方に車で20分ほどの位置に、その古宇利島というクールでホットな島は浮かんでいる。

古宇利島を訪れたのはハードボイルド沖縄旅の二日目の午後である。午前については下記を参照されたい↓

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さて、古宇利島の地理を再確認したい。下図の通り、本島からは屋我地島というマニアックな島を経由し、橋で渡ることができる。今回の硬派な旅の信条からすれば当然のことながら遠泳で乗り込みたいところであるが、時間的な都合からやむを得ずレンタカーで上陸することにした。

とはいえ安易に渡ってしまうことをせず、まずは屋我地島側より敵地の状況を視察することとする。

沖縄 古宇利島

屋我地島側の浜は遊泳用に開放されたビーチではないが、彼の地の情勢を分析するには十分である。

沖縄 古宇利島

対岸の情勢を入念に調査する兄弟。

沖縄 古宇利島

満を持して渡ってみた。

沖縄 古宇利島

これが本日二つ目の目的地である古宇利島の浜である。ハードボイルドな休日を過ごす人々で溢れかえっている。

沖縄 古宇利島

これが先程いた屋我地島の浜↓

沖縄 古宇利島

この写真だけ14-140mmで撮影

海中の探査も怠らない。原子力潜水艦などが密かに航行している可能性も否定できない。

沖縄 古宇利島

未確認生物発見。地球外生命体の可能性が高いが、僅かに「ナマコ」という生物にも似ている気もしないでもない。

沖縄 古宇利島

さて、古宇利島を後にし、本日の投宿地である那覇へ向かう。

その前に、屋我地島に、遠方から古宇利島を望む「橋の駅」なるワイルドなドライブインがあったので立ち寄ってみた。

沖縄 橋の駅 リカリカワルミ

ワイルドだろぅ?

沖縄 橋の駅 リカリカワルミ 古宇利島

ワイルドだぜぇ。

沖縄 橋の駅 リカリカワルミ 古宇利島

沖縄に来た感を地味に感じるのが自動販売機の有様である。

沖縄 自販機

これから那覇までの先の見えない過酷な旅に備え、「琉球Cola」を摂取する。

沖縄 自販機

と、ここで思いがけず極めて前衛的でありながらも旅愁を誘う芸術作品に遭遇したのでご紹介しておかなければならない。

それがこの

「おっぱソフト」

である。

沖縄 橋の駅 リカリカワルミ おっぱソフト

何というインパクトであろうか。一目見ただけで夢に現れそうである。

ソフトクリームの原材料の源泉である「おっぱい」を前面に押し出しながらも全く以って素材の旨味を予感させない大胆不敵な描画、その大胆不敵なおっぱいの表現と完全に相容れない「恋の予感」という乙女チックなキャッチフレーズ。

アートとして完璧である。

別の壁面にも描かれていた。こちらはサーフィンをしている様子である。

沖縄 橋の駅 リカリカワルミ おっぱソフト

四房もの巨大なおっぱいを前面に抱えながらのサーフィンはさぞかしバランスが難しいであろうと思われるが、この作品では見事な均衡でもって描ききられている。

しかも、何かとおっぱいに気を取られがちだが、緑と茶色のウシ柄というおどろおどろしいサーフボードのデザインも実に秀逸である。

さて、こうして恍惚としながら芸術作品たちに見とれていると、店の青年たちが二人やってきて、

「これ、どかしましょうかね〜」

と言って作品を隠していたスクーターをどかしてくれるではないか。

沖縄 橋の駅 リカリカワルミ おっぱソフト

筆者は感動のあまり、母乳のような涙を流しそうになった。なんと優しい人々なのであろう。このような優しい心の持ち主だからこそ、こうして人の心を打つ芸術作品を生み出すことが出来るのであろう。

これはもはや、沖縄を代表するアートの名所と言っても過言ではない。今後ユネスコ文化遺産にノミネートされるなど、世界中から注目を浴びることは必至であるから、今のうちに観覧しておかれることを強くお勧めする。

もちろん、沖縄と言えばブルーシールアイスが有名であるが、今やブルーシールアイスなどこの「おっぱソフト」の前では霞んで見えないほどの存在であろう。

 

さて、改めて那覇を目指すこととする。レンタカーで二時間半ほど、永遠と思われるほどの遠大な行軍である。九死に一生を得てたどり着けることを願いつつ出発する。

沖縄 橋の駅 リカリカワルミ

何のことはなくあっさりと那覇に到着したので、島唄ライブを行っている居酒屋「あんがま」へ上がり込む。

沖縄 島唄 居酒屋 あんがま

当家のヘビメタ兄弟もロックな手拍子を打ったり

「さー、ゆいゆい」(安里屋ゆんた)

などとハードコアな合いの手を入れるなどして満喫した模様である。

沖縄 島唄 居酒屋 あんがま

宿へ帰投後、燃料(人間用)が足りないことが判明し、国際通りのコンビニへ仕入れに出かける。23時を回っていたがその賑わいは衰えることを知らない。

那覇 国際通り

筆者がこの旅の中で愛して止まなかった逸品の数々である。今思い出しても泉のごとくヨダレが湧き出して仕方のない銘品ばかりである(もっとも「おっぱソフト」には敵うべくもないが)。

泡盛 菊之露 ミミガージャーキー オリオンビアジャーキー スッパイマン

 

明日はいよいよ石垣島に上陸する↓

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(2018/8/4)

 

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コメント

  1. naoggio より:

    初回の空港ソーキそばも超絶美味しそうでしたがこの居酒屋さんもいいですねえ。
    ああ、沖縄行きたいなあ。
    石垣、西表も楽しみです !

    • 10max より:

      naoggioさん、こんばんは。
      島唄聴きながら合いの手打ちながら泡盛飲んでたら、すっかり気分はうちなーんちゅですね。
      綺麗な海見ながら、ゆったりした時間を過ごしてたら、この島に居ついちゃう人たちの気持ちも分かります(^^)
      石垣、西表はさらにゆったりまったりしてましたよ♪

  2. Sippo☆ より:

    沖縄と一言に言っても、広~~いのですね!!
    海が本当に綺麗で、、
    この海の色だけでも現地で見てみたい!!
    それにしても凄い人ですね。
    皆さん本土からのご来場者様でしょうか(=^・^=)
    おっぱソフトのイラストこれ一度見たら忘れられなくなりますね!
    お味は、如何でしたか~(*´∇`*)
    P☆

    • 10max より:

      Sippo☆さん、こんばんは。
      同じ沖縄と言っても島やビーチ、天候や潮の満ち引きなどによって透明度や魚の多さなどが全然違って、奥の深さを感じました。
      この島だと、本土よりも島内の人のほうが多いかも知れませんね。
      おっぱソフト、残念ながら味わう時間はありませんでした^^;
      次回のお楽しみにとっておきます(笑)

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