香港出張散策の続きである。前回記事はこちら↓
「モンスターマンション」と呼ばれる名所を訪れた。幸いにも今回の滞在先から徒歩5分ほどの場所であった。
映えと生活感が交錯するモンスターマンション
このように、威圧感と歴史、そして香港庶民の生活パワーをすら感じさせる威容である。
OLYMPUS E-M1MarkII (60mm, f/4, 1/125 sec, ISO250)
さて、このスポットについて調べてみると、昨今は「香港×インスタ映え」というキーワードでよく語られる事が多いようである。
確かに下のように多くの観光客が思い思いのポーズを決め、インスタ映え確実どころかインスタサーバーがダウンしかねない程の実にフォトジェニックな写真を撮影しているではないか。
OLYMPUS E-M1MarkII (13mm, f/4, 1/200 sec, ISO200)
米ドラマ「HERO」において「ヤッター!」と叫んでいる場面が脳内に再生される。
下のような美麗な女性もモデルの如くポーズを決めている。
OLYMPUS E-M1MarkII (12mm, f/2.8, 1/500 sec, ISO200)
筆者はこのような光景をボーッと眺めながら、「Kaizen」などのように「Insta-Bae」といった日本語発祥の英語が存在するのではないか、という実に空虚な思想を巡らせていたのだが、実際は「Instagrammable」「Instagenic」のように表現するようである。冷静に考えればInstagramは米国発祥なので当たり前である。
このように観光地化しているモンスターマンションであるが、ここにもきちんと生活が存在する。
OLYMPUS E-M1MarkII (60mm, f/7.1, 1/125 sec, ISO1000)
OLYMPUS E-M1MarkII (60mm, f/4, 1/100 sec, ISO500)
そして、珍妙な日本語もまた、ご多分に漏れずきちんと存在するようである。
OLYMPUS E-M1MarkII (12mm, f/5.6, 1/60 sec, ISO500)
味わい深く人間味に溢れる香港、いつかゆっくり滞在してみたいものである。
コメント
こんばんは
近代的な高層ビルの横にモンスターマンション!!
香港は新旧入り混じって面白いですね。
それにしてもモンスターマンション すごいですねぇ。
2枚目は迫ってくるようで怖いくらいです。
ここで地震があったら・・・想像するのも恐ろしい~。
マンションなのに軒があったりするのも面白いですね。
はぴさん、こんにちは。
香港は本当に古いものと新しいものが入り混じっていて、意外性の連続で飽きません。
このマンションも、建てた当時は近代化の象徴だったのかも知れませんね。
確かに、元々付いてたのか後から勝手に付けたのか怪しい軒が付いてますねw
まず最初に思ったのが
大地震が来たら、大丈夫・・・・・!?
でした(苦笑)
香港は地震の心配が要らないのでしょうか!?
たしか夜景も綺麗で有名なところでしたっけ。
そっか、これだけ高層ビルがあるから
夜景が映えるということか。
でも、一人一人にクローズアップすると
またほっとするような空気感ですね!
P☆
Sippo☆さん、こんばんは。
ほんと怖いですよね〜。
でも香港は地震があまり無いようです。
でも、地震がなくても、この建物大丈夫?って感じですよね(笑)
綺麗な高層ビルと性格感溢れる古い建物、なかぬか魅力的な場所ですね、香港(^^)
うっひゃ〜 !
これはすごい。確かにインスタ映えしそうですね。
でも住みたくはないなあ・・・やっぱり怖いです。
私は香港は1度しか行ったことがなく、それも40年近く前のことです。
ずいぶん変わっただろうな。
香港で一番鮮明に覚えているのは『無上装夜総会』と書かれたナイトクラブの看板です(笑)。
naoggioさん、こんばんは。
強烈なインパクトですよね。
でもやはり香港は地震が少ないからこそ、こうした古いビルが密集していても大丈夫なようです。
変化も激しいんでしょうけど、ちょっと路地に入ると、40年前から変わっていないところもきっとたくさんあるんだろうなと思います。
「無上装夜総会」・・・何のことだろうと思ってググったらnaoggioさんのブログが出てきました!
なるほどそういう意味かも・・・naoggioさんの予想に一票(笑)
これは写真映えしますね。
新しいのか古いのかわからない不思議な空間、外からの眺めも何か惹きつけられてしまいます。
ビル内に入って、散策して、迷って、知らない出口からでて…またそこに知らない風景が…って想像の翼が膨らんじゃいます。
pentaroさん、こんばんは。
本当に不思議な空間です。
映画やドラマ、アニメで使われるのもうなずけます。
確かに迷宮のような雰囲気がありますね。
中に入ってみればよかったなあ。