午前7時半頃マンダレー到着。
マンダレーのバスステーションにて「地球の歩き方」で探したお目当ての「ボザンナホテル」の客引きに遭遇。とりあえず彼についていくが、なぜかホットシャワーの調子が悪く、近くの「ロイヤルゲストハウス」に変更した。
しかし一方、ボザンナの客引き(トゥーという)とは、おんぼろピックアップトラックをチャーターして近郊のアマラプラ一帯とマハムニパゴダをガイドしてもらうという話をしていたので、そちらはそちらで12ドルで頼むことに。
マンダレーはかつての古都の近くに栄えたミャンマー第二の都市である。
まずは事始めに近くのカフェ(食堂)で初モンティーを食す。
トゥー曰く、マンダレーでは街のいたるところにカフェが存在するため「カフェ・シティ」と呼ばれることもあるらしい。オサレでセレブな旅人として高名な筆者にふさわしい街であるといえよう。
そういえばガイドをしてくれたトゥーは筆者と同じ25歳で、中国系の色白の(トゥーは超黒い)18歳の彼女がいるとのことであった。
なかなかの努力家らしく、彼女の学校の出口でいつも張り付いて毎日声をかけつづけ、2ヵ月後にようやく口を聞いてくれたという。そこで愛の告白を行い、そこからさらに一ヵ月後にOKの返事をもらったとか。
今日の日本であればストーカー呼ばわりされかねない風潮であろうが、これがミャンマーののどかな町角で行われる限りそれは純愛と映るのであるから、人の心は 妖し(あやかし)であるな。
ちなみにヤンゴン空港から乗ったタクシーの運ちゃん同様、結婚するまで性交渉は行わないとのこと。これがミャンマーの文化だとか仏教だとか。
(まあ最近はお隣の中国等の影響で少しずつオープンになりつつあるのだとか)
さて、彼の運転でマンダレー郊外の古都、アマラプラへ向かう。所要時間は30分〜1時間弱といったところか(適当)。
道中、まるで沖縄の離島の光景でも見るような水牛車がトコトコと歩んでいた。
沖縄もミャンマーも自分の郷里からは遠い地だというのに郷愁を抱いてしまうのがアジアの妙である。
かつて都として栄えたアマラプラという町は、今日ほのぼのとしていて非常に落ち着く町であった。
まずは町の中をブラブラする。
SONY CYBERSHOT (16.6mm, f/4, 1/60 sec, ISO100)
SONY CYBERSHOT (6.9mm, f/2.8, 1/60 sec, ISO100)
やはり名所でも何でも無い人々の風景を見るのは最高である。
このあと、マハーガンダーヨン僧院でお坊さんを眺めたり、木でできた長い橋を渡ったり、マハムニ・ムニャムニャ・・・なんだっけ・・・というようなところを巡る。
[2003.9.26]
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