さて、毎度路地をぶらついた感想などの雑文しか掲載していない本旅行記であるが、たまには見どころを紹介したいと思う。今回は古都アマラプラを代表する僧院、マハーガンダーヨン僧院である。
ミャンマー国内最大・最高位の僧院
マンダレーは日本で言えば京都のような町である。イギリス領になる前に長い間都が置かれた地であり、この町を中心として何度か遷都が行われている。その一つが、ここアマラプラである。
であるからして当然ながら仏教の中心でもあるため、国を代表する僧院があるわけである。それが、マハーガンダーヨン僧院である。
マハーガンダーヨン僧院は朝の托鉢でクライマックスを迎える
僧院内は撮影禁止である。しかし落胆する必要はない。
何しろこの僧院で最も人の心を打ち、そして壮観であるのは、朝の托鉢風景であり、その光景は自由に撮影することが出来る。
SONY CYBERSHOT (6.1mm, f/4, 1/105 sec, ISO100)
SONY CYBERSHOT (8.5mm, f/4, 1/110 sec, ISO100)
地元の人達の敬虔な姿にも心打たれる
この托鉢の風景を織りなすのは僧侶たちだけではない。地元や国内から訪れる信心深いミャンマー人たちが、僧侶たちに寄進を行っている姿には、熱心な仏教徒でなくとも心打たれるものがある。
SONY CYBERSHOT (18.3mm, f/4, 1/60 sec, ISO100)
SONY CYBERSHOT (14.3mm, f/4, 1/100 sec, ISO100)
SONY CYBERSHOT (6.1mm, f/4, 1/115 sec, ISO100)
マハーガンダーヨン僧院見学時の注意事項
ところで近年は外国人旅行者も増え、ときに僧侶に声をかけたり無礼な振る舞いも見られることから、政府が以下のような注意事項を示している。
- 見学は指定された場所から
- 僧侶の食事場所、僧房への立ち入り禁止
- 禁煙、禁アルコール
- 僧院内での撮影禁止
守らないとライオンに噛みつかれるかも知れないので気をつけよう。
SONY CYBERSHOT (6.1mm, f/4, 1/490 sec, ISO100)
[2003.9.26]
ミャンマー旅行記:ミャンマーの地平には三角屋根が並ぶ | 記事一覧
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