こんにちは。ベトナム・ホーチミンシティでの駐在生活も3週間が過ぎた10max( @10max )です。
さて、圧倒的なズボラさで全米を泣かせて来た10maxとは言え、海外赴任に当たってはいくつかの準備や手続きをせざるを得ませんでした。逆にあまりの手続きの多さに今度は10maxの方が泣きました。
ということで、海外赴任に当たって行った主な手続きをまとめると共に、同じような境遇の方にとって何かしらの気づきやヒントになりそうなTipsをご紹介したいと思います。
なお、内容によってはそれぞれ詳細を別記事に記しておりますので、そちらもご覧頂ければと思います。また、内容が増え次第随時更新していきます。
※この海外赴任準備シリーズは、あくまでも筆者が実際にあれこれ検討したり実体験する中でどうしたか、というお話であり、専門家によるアドバイスではありませんのでご了承ください。また、記事内でご紹介した各サービスの最新情報は公式HP等でご確認下さい。
海外赴任時の主な手続き一覧
まずは思いつく&思い出せる限りの、海外赴任・移住時の一般的な手続きを一覧にしてみました。
なお、年金や扶養手当などの関係は会社からの指示に従っただけなのでここでは省略します。また、「壮行会的な飲み会も必要な手続きだ!」と思われる方もおられるかも知れませんが、必要性は人によるのでやはり割愛します。
- クレジットカードと銀行口座
- 携帯電話は日本SIM・海外SIM併用
- 運転免許証の事前更新
- パスポートの事前更新
- 固定電話・インターネットの解約
- 電気・ガス・水道
- NHKの解約
- マイカーの売却
- 住民票の除票と海外転出届け
他にもあると思いますが、全て挙げるのはズボラな10maxには不可能なので許して下さい。思いついたらまた追加したいと思います。「これが抜けてるぜベイベー!」などTwitterやコメントで頂けたら幸いです。
海外赴任前の手続き方法まとめ
クレジットカードと銀行口座
クレジットカードは、日本のサービス(日経電子版、Amazonプライムなどなど)を引き続き使い続けるためにも継続が望ましい所。また銀行口座については海外在住の場合の対応が銀行によって異なるので、残せるものは残し、残せないものは海外利用に向いた銀行に移行しました。
詳細は下記記事を御覧下さい。
携帯電話は日本SIM・海外SIM併用
携帯電話については様々な利便性を考慮して、日本のSIMをほぼ0円で活かしつつ海外現地SIMと併用する方法を採用しました。こうすることで電話番号を維持できるだけでなく、一時帰国時の利用が簡便になったり、各種サービスのSMS認証設定変更の手間などを省くことが出来ると言ったメリットもあります。
詳細は下記記事を御覧下さい。
固定電話・固定インターネットの解約
筆者は固定インターネットはOCN光を利用し、電話はオプションのひかり電話を付けていました。
出来れば固定電話の番号を維持できれば、と思ってOCNに問い合わせてみましたが、こちらに関しては海外転居などの際に電話番号を維持することは出来ないようです。
ということで、固定電話なんてほぼ利用していないので、ここは割り切って解約してしまいました。
一点注意点としては、光の解約に当たって自宅内工事や機器の返却が必要な場合と不要な場合があり、もし必要な場合は工事日程の調整や返却キットの送付日などを考慮する必要があります。その場合は自宅を引き払う日との兼ね合いが出てくるので、早めにサポートセンターに連絡して日程を調整しましょう。
なお、筆者の場合は工事も機器返却も不要でした。
運転免許証の事前更新
海外駐在中に運転免許証の期限が切れてしまうと、場合によっては失効してしまう場合もあります。
運転免許証には事前更新の特例制度がありますので、それを利用して出来るだけ現在の免許証の有効期限を先に延ばしておくのが吉でしょう。
筆者の場合さらにおまけとして、前回更新時からベトナム赴任までの間にゴールド免許の資格を取得していたので、恐らく本帰国するまで更新する必要が無いくらいまで期限を先延ばしする事が出来ました。絵に描いたような棚ぼたです。
詳細は下記記事を御覧下さい。
パスポートの事前更新
パスポート更新自体は海外駐在中でも行うことが出来ます。しかし気を付けなければならないのは、現地の労働許可証やビザの更新の際も有効なパスポートが必要になるため、そこで色々手続きが増えて面倒です。なので、もし海外駐在中に切れてしまいそうな場合は赴任前に事前更新しておくのが吉です。
原則としてパスポートの更新は通常有効期間が1年未満でないと受け付けてもらえません。しかし、所定の書類を準備すれば1年以上前でも事前に更新可能です。
詳細は下記記事をご覧下さい。
電気・ガス・水道
電気は基本料金ゼロ円の電力会社に
電気については、電力自由化以降様々なプランを提供する電気会社から選べるようになったので、基本料がゼロ円のプランを提供する会社に乗り換えるのがよいでしょう。そうすることで一時帰国などの際に自宅で電気を利用することが出来、単に解約するよりも便利です。
筆者宅はその中でも料金が比較的安かった「あしたでんき」を選びました・・・が、どこかのおバカな指導者がおバカな侵略をおっぱじめてしまったせいで石油価格が高騰し、なんと「あしたでんき」が既存ユーザーも含めてサービス供給停止を発表してしまったのです!事情は分かるので料金改定などなら理解できるのですが、大事なインフラを「供給停止」って本気かよ・・・
と言うことで大慌てで他の電力会社を探しました。さすがに「供給停止」なんて殺生な事をする電力会社はあまり見かけませんでしたが、「新規受付停止」を始めている電力会社は既にぼちぼち出始めていました(これは仕方ない)。
ということで最終的に乗り換え先に決めたのが「0円でんき」。こちらは供給停止はもちろん、新規受付も続けています。その代わりに基本料は0円のままで、従量料金の値上げを行っています。ありがたや〜。
また、切り替え申込みはオンラインで完了し、非常に簡単でスムーズでした。切り替えにかかる期間としては通常1週間程度のようですが、筆者が申し込んだ時には申込が殺到していたため2週間程度要しました。
ガスは利用停止
都市ガスについては、筆者のエネオス都市ガスのケースでご紹介します。
エネオス都市ガスの場合、利用停止すれば基本料金は掛かりません。止める方は前日までに連絡をすればよく、帰国時に再開するためには7営業日前までに連絡をする必要があります。
こちらは各ガス会社に問い合わせて頂ければと思います。
水道は元栓を閉めずに利用停止
以下は東京都水道局の場合ですが、まあきっと他も同じでしょう(適当)。
水道の場合、よく言われるように生命維持の最後のインフラという事もあり、完全に利用できなくするような解約手続きは基本的には行わないようです。物理的には使えるようにしておいて、基本料金がかからないようにするために手続き上だけ利用停止の連絡をしておく、という考え方です。
東京都水道局によれば、この利用停止の連絡は、極端な話、引っ越しの当日に「明日から使わない」と連絡すれば良いそうです。
その際に念の為「たまに帰って使うかも知れないので元栓を閉めないように」と伝えておくと安心だそうです。
注意しなければならないのは、利用停止の状態であっても、一度でも使う(=メーターが回る)と、そこから基本料金が回り始めてしまうという点です。
なので、一時帰国などで一時的に利用する場合や、親族が自宅の掃除のために訪れて水道を使う場合は、事前に「◯月◯日の1日だけ使うので翌日からまた止めてほしい」と伝える必要があります。
NHKの解約
NHKも忘れずに解約しましょう。
解約には、NHKふれあいセンターに電話をして、解約の申込書を送ってもらい、解約理由などを書いて提出します。海外転勤などであれば問答無用で認められるでしょう。
ただし、申込書が届くまでに1週間、それを提出してから解約までに数週間かかるようなので、余裕を持って手続きしましょう。にも関わらず解約の申込(ふれあいセンターへの電話)の受付は1ヶ月前からしか出来ないという信じられない神ルールなので気を付けましょう。
マイカーの売却
あまりにも気に入っていた理想的な車だったので、長期保管というエンスーな選択肢も考えましたが、結論としては断腸の思いで売却しました。
一括査定ではなく、オークション形式のユーカーパックというサービスを利用した所、非常にシンプルな手続きで高額で売却することが出来ました。詳細は別記事にまとめる予定です。
住民票の除票と海外転出届け
市役所や区役所へ行って海外転出届けと住民票の除票をする必要があります。
筆者の区の場合、出国日の14日前から受付られるとのことでした。
ただし、この届出をした段階でマイナンバーカードも返却しなければならないため、もし他の手続きなどで住民票や戸籍謄本などをコンビニなどで取得したい場合には、それらを取得した後で転出届を行うとよいでしょう。
さいごに
以上、海外赴任に当たっての手続きについて思いつく限りまとめてみました。
各分野の専門家ではないのでもっと良い方法があるのかも知れませんが、少し工夫することで海外生活や帰国時の利便性が向上するので、ぜひ参考にしてみて下さい。これらの手続きを余裕を持って行うことで、心置きなく壮行会で酔っ払い、送り出してもらいましょう(酔っ払い過ぎて何か起きても責任は取りかねます←「お前に言われたくない」と思われた読者の方、それは内緒です)。
以上、どこかのどなたかのお役に立てれば幸いです^^
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