ベトナム・海外赴任準備編

海外赴任時の番号維持用携帯SIMはpovoが最強 | 月額無料・SMS海外受信など本当に必要な4つの条件

2023年10月12日更新:SMS送受信にはデータ容量購入が必要としていましたが、筆者の勘違いだったため、該当箇所を削除しました。ご指摘下さった読者の方、ありがとうございましたm(_ _)m

こんにちは。先日ベトナムでiPhone15Proを購入し、新しい環境を整えるだけでワクワクしている変人10max(@10max)です。

ベトナムでiPhoneを先行予約&割引購入してみた件
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実はそのスマホ環境の旧機種(iPhone12Pro)からの引継ぎの中で、日本の番号維持用のSIMをpovoにしておいて本当に助かった・・・と思いました。

以前下記記事でお伝えした通り、筆者はベトナム現地SIM(Mobifone)と、日本の携帯番号維持用eSIMとのデュアルSIMでスマホを運用していますが、本記事はその日本側の携帯について、実際に海外で詰みそうになった体験などから求められる条件と、それを満たすお薦めキャリア・格安SIMの話です。

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海外赴任時の日本側の番号維持用のキャリア・格安SIMご検討の参考になれば幸いです。

※以下、本記事公開時点の情報です。可能な限り適宜更新しますが、最新状況は各自ご確認下さい。

海外赴任, 番号維持, 基本料無料, SMS海外受信, おすすめキャリア, povo

ベトナム駐在中の現在のスマホSIM運用

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海外赴任時の日本用携帯SIMに本当に必要な条件

ベトナム赴任後1年3か月が経ち、現地でのスマホ購入・機種変更も経験し、実体験から日本側の番号維持用の携帯キャリア・格安SIMを選ぶ際に重視すべきと考えるポイントは以下の3点です。

  1. 実質基本料無料(または超安価)
  2. 海外現地でのSMS受信可
  3. 帰国時だけ簡単に一時利用可能
  4. eSIMが選べる

一応それぞれ簡単に理由を記しておきます。

実質基本料無料

まあ、これは重視すべきと言うより願望ですね。ほぼ番号維持&一時帰国時にしか利用しないので、当然ながら海外に住んでいる間の利用料は限りなくゼロに近くしたいです。

※厳密には税金代わりのユニバーサルサービス料などがあって完全にゼロ円にする事は不可能です。これも無くそうかどうしようか的な話が総務省で行われているようですが。

海外現地でのSMS受信が可能

これがかなり大事で、無いと詰んでしまう状況が多々あります。お察しの通り、SMS認証が必要になるケースがあります。海外で日本の番号宛のSMSを受信できるかどうかは、キャリア・格安SIM事業者によって異なります。

海外で暮らし始めたばかりの頃はそのまま使い続けられてしまうのですが、数ヶ月経って忘れた頃に、そして先日の筆者のように機種変更なぞをした瞬間に、怒涛のように襲ってくるSMS認証の嵐よ・・・。

特に冷や汗をかいたのは、以前、日々足に使っているGrabに登録している日本発行クレカの再紐付けで、日本携帯のSMS認証が求められた際です。実はこの時は現地発行カードのGrabへの紐づけが出来ていなかったので、危うくせっかくのGrabが現金払いオンリーになってしまうところでした。その際にPovoでトッピング購入することでSMSが受信出来ることを知り、九死に一生を得ました。(その後現地のVietcombank側で制限を解除することで現地カードをGrabに登録出来たのですが)

クレジットカード, SMS認証

Grabに日本のクレカを紐づけていると、何かのきっかけで再紐づけが必要になった際にSMS認証が必要になる

eSIMが選べる

海外現地SIMがeSIM対応であれば大きな問題にはなりませんが、そうでない場合、SIMカードの挿し替えが必要になります(デュアル物理SIMスマホなどという変態スマホでない限り)。一時帰国時や、海外で日本のSMSを受信する度にSIMを差し替えるのは面倒この上ありません。

もっとも今はeSIMを選べるキャリア・格安SIMが殆どなので、選択肢に困ることはあまり無いでしょう。契約する際に忘れずにeSIMを選択しましょう。

ただし、スマホ自身がeSIMに対応している必要があるので気を付けて下さい。最近のスマホの多くはeSIMに対応しており、iPhoneならXs以降がeSIM対応しています。

SIM一覧, iPhone

筆者はベトナム、日本、海外旅行用と3つのSIMが同時にインストールされている状態がよくある

帰国時のみ簡単に一時利用可能

一時帰国のたった1~2週間だけのために、例えばプラン変更が必要だったり、ましてや手続きのために電話や店頭対応が必要だったりすると面倒過ぎます。

羽田や成田の空港に着いた瞬間から使いたいので、スマホでパッと手続き完了出来るのが望ましいです。

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海外赴任時にお薦めの格安SIM比較

では上の条件に焦点を当てて、検討対象になりそうな格安SIMを横並びで比較します。参考までにドコモの番号保管も載せておきます。

povo mineo 日本通信 HISモバイル irumo ドコモ番号保管
月額料金 0円 250円 290円 290円 550円 手数料3850円

月額440円

海外SMS受信 ×
eSIM対応
データ容量 トッピング次第 常時32kbps 1GB 100MB未満 0.5GB
帰国時利用手続

アプリでトッピング購入

アプリで変更手続

一定量までは手続不要

一定量までは手続不要

一定量までは手続不要

電話/店頭

*ユニバーサルサービス料除く

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全てを満たすpovoが最もおすすめ – ただしいくつか注意点

現時点で月額基本料が最安クラスのものを並べていますが、いずれも海外SMS受信やeSIMには対応しています。

従って結論的としては、シンプルに月額利用料の勝負となり、povoが最強と言えます。

そう言えばかつて月額無料でブイブイ言わせた楽天モバイルはもはやこの表にすら登場しません・・・

povo利用時の注意点

最後に念のためpovoの注意点をいくつかお伝えしておきます。

まず基本月額無料ですが、180日間トッピングを購入しないと解約されるとされています。ただ、その時期になるとご丁寧に下のようなリマインドメールを送ってくれるので、最安のトッピングを購入しましょう。220円程度のワンタイムのトッピングをいつも買っています。

Povo, 180日, トッピング未購入

2023年10月12日追記:SMS送受信にはデータ容量購入は不要でした。設定で海外ローミングをオンにするだけで利用可能です。筆者の勘違いだったため、下記削除します。ご指摘下さった読者の方、ありがとうございましたm(_ _)m

また、海外でSMSを受信するためには、海外データ容量を購入する必要があります。SMS認証が必要な時だけ、0.5GBで640円程度のトッピングを買いましょう。

上記いずれも、トッピングは、インターネット環境があればpovoのスマホアプリで簡単に購入することが出来ます。

以上、どこかのどなたかの海外赴任準備等の参考になれば幸いです。

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