こんにちは。10max(@10max)です。
家族がベトナムにやってきて間もない8月21日に、子供たちに(いや自分もですが)ベトナムの歴史の一端を学ぶべく、統一会堂とベトナム戦争証跡博物館を訪れました。
戦争証跡博物館見学の模様についてはこちらをご覧ください↓
ベトナム戦争証跡博物館@ホーチミン - 誰が為の戦争かを考える
こんにちは。ベトナム駐在生活が始まり間もなく3ヶ月になる10max(@10max)です。筆者に遅れて家族がベトナムにやってきて1週間が経ちローカル飯屋での乾杯デビューを果たした翌日の8月21日、家族でホーチミン市内の統一会堂(Indepen...
統一会堂 – 南ベトナム大統領官邸であり、サイゴン陥落の象徴
統一会堂(Independence Palace)は元々南ベトナムにおける大統領官邸でした。
1975年4月30日、北ベトナムの戦車がレユアン通りを真っ直ぐに進軍し、この旧大統領官邸の鉄柵を突破して無血入城を果たした瞬間にサイゴンが陥落、ベトナム戦争は終結しました。そうした歴史上の事実から、この統一会堂はサイゴン陥落の象徴とも言えます。
旧大統領官邸という事で、内部には閣僚会議の部屋や戦時の作戦立案室、通信室から、映画室や娯楽室、迎賓や社交のための部屋などもあり、煌びやかさと戦時の緊迫感が隣り合わせた独特の空気感を醸し出しています。
展望台からサイゴン消滅の瞬間に思いを馳せる
最上階は展望台になっています。個人的には統一会堂においてここが最も訪れたかったハイライトでした。
SONY ILCE-7C (28mm, f/7.1, 1/160 sec, ISO100)
なぜここを訪れたかったかと言うと、ここからレユアン通りを一望できるからです。
このレユアン通りを解放戦線の戦車や兵士が行軍し、大統領官邸を無血で占拠した光景を想像します。その北ベトナム軍の行軍を、手を振り笑顔で迎えるサイゴン市民達の姿をこの景色に重ね合わせます。
そうしていると、あたかも自身が半世紀前の重要な歴史の目撃者になったかのような想いに駆られます。
この後ベトナム戦争証跡博物館へ向かいます。
そちらは更に印象に残る戦争関連施設でした。
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