ロングビーチの夕暮れで心の洗濯をし、今度はフーコックの夜の街へ心を踊らせに行きます。お目当ては、地元でも評判の海鮮鍋の名店「Ra Khơi」と、ナイトマーケット散策です。
赤い電動タクシーは通常の3倍
キムホアリゾートホテルから海鮮鍋屋のRa Khơiまでは徒歩だと30分近くかかるので、タクシーを利用する事にしました。ちょうど子供達が、フーコックの町中でよく見かける赤いオープンエアの電動タクシーに乗りたいと言っていたので、それを利用してみることにします。
こういう赤いモビルスーツ、じゃない、ネオクラシックな電動タクシーが町中の至るところに停まっています。
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座席は7人乗り(運転手除く)で、最後尾の席は後ろ向きになっています。オープンエアのドライブはやはり大変気持ちがよく、子供達も喜んでいました♪
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フーコック島でもGrabが便利
ただし、この赤いタクシーは普通のGrabの3倍近くするのでご注意。速さの話じゃありません。料金です(笑)
なので、フーコック島滞在中に短距離で1度くらい利用してみるのはありですが、常用したり遠距離での利用は避けましょう。2022年12月現在、フーコック島でもGrabはすぐに捕まえられて普通に便利です。
OLYMPUS E-M1MarkII (42mm, f/4.5, 1/60 sec, ISO6400)
フーコックで人気の海鮮レストラン「Ra Khơi」
フーコック島と言えばシーフードですが、「Ra Khơi」というお店が非常に高名であると知り、行ってみることにしました。
「Ra Khơi」の場所
Ra Khơiはナイトマーケットの入り口辺りから徒歩で5分ほどの便利な場所にあります。このストリートには他にも多くの飲食店が並んでいます。
こちらがRa Khơiの店先です。海鮮料理屋というよりもクラブのようなド派手な出で立ちに、思わず通り過ぎそうになりました。大きなクリスマスツリーまで飾られ、余計に異彩を放っています。
OLYMPUS E-M1MarkII (12mm, f/4.5, 1/60 sec, ISO1000)
しかし中は普通です。18時過ぎに入店しましたが、18時半頃にはほぼ満席になりました。さすが有名店です。
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お薦めは「タイ式海鮮火鍋」
お店のお姉さんに「Hot Potが食べたい」と言うと、このメニューの「泰式海鮮火鍋」をお薦めされました。
フーコック島に来て「タイ式」はいかがなものかと思い、フーコック風は無いのか、と身振り手振りで訊きましたが、それでも強く泰式海鮮火鍋を推されたので、お姉さんを信じてそれを頼みました。
Apple iPhone 12 Pro (4.2mm, f/1.6, 1/50 sec, ISO100)
海鮮鍋には米麺である「ブン」が付いており、そこそこボリュームが有りそうだったので、追加はもう1品だけ、海鮮チャーハン(Cơm hải sản)を頼みました。家族4人にはこれで丁度いい分量でした。
「hải sản」というのは文字通り「海鮮」あるいは「海産」をベトナム語表記したものです。「Cơm」はご飯のことで、チャーハンのことは「Cơm chiên」とも呼ばれます。
英語も通じないベトナムの地方のレストランで注文に困ったら、とりあえずこの「Cơm chiên」を頼んでおけば間違いないです。お米の違いからか、日本のチャーハンよりも更にパラパラしていて、本当に美味しいです。
Apple iPhone 12 Pro (4.2mm, f/1.6, 1/50 sec, ISO100)
料理が来るまでの間、フーコック島の地ビール「BIVINA」を飲んでおきます。
ベトナム語ではビールのことを「BIA」と言いますが、「BIA+VINA(Vietnamをよくこう略す)」で「BIVINA」ということでしょうか・・・ストレート過ぎて笑えますし、相変わらずベトナムビールらしい味の薄さで笑えます。
OLYMPUS E-M1MarkII (24mm, f/3.5, 1/60 sec, ISO640)
やがて海鮮炒飯がやって来ました。海鮮チャーハンの良いところは、パラパラの食感と味ももちろんですが、海鮮が細かく刻まれているので食べるのが楽ちんというのもあります。
大きなエビとかカニは殻を剥くのが非常に面倒くさいので避けがちなんですよね。(じゃあ海鮮屋に来るな!という突っ込みは自動皮むき器の提供とセットでお願いします(笑))
OLYMPUS E-M1MarkII (24mm, f/3.5, 1/60 sec, ISO640)
そして本命の「タイ式海鮮火鍋」が運ばれてきました。
この調理の方法が実に面白く、最初はこのように周りに食材が盛り付けれていて、
OLYMPUS E-M1MarkII (18mm, f/5, 1/60 sec, ISO1250)
ややあってお姉さんが再びやって来て、真ん中の蓋をパカッと開けるとこんな風に煮立った汁が登場しました。そこへ具材を落とし込むのです。へぇ〜、そうなってたんだ。
OLYMPUS E-M1MarkII (16mm, f/3.1, 1/60 sec, ISO500)
結構時間を掛けて煮込みます。
よく煮込んだら、個々人のお椀にブンを盛ります。
OLYMPUS E-M1MarkII (24mm, f/5, 1/60 sec, ISO1250)
その上に煮込まれた鍋の具材を盛り付け、ブンがよく温まるように一度汁を鍋に戻しては再度お椀に入れて、と数度繰り返します。
OLYMPUS E-M1MarkII (20mm, f/3.3, 1/60 sec, ISO500)
で、出来上がり。海鮮の出汁がブンにも染み込んで実に美味しいです。
ちなみに調理は全てお姉さんがやってくれました。要領が分からないので非常に助かりますね。お願いしないとやってくれない店でも、お願いすればやってくれるところが多いと思います。
なお、エビは殻をむくのが面倒だったのでまるごと食べました(笑)煮込まれているので全然問題有りません。
OLYMPUS E-M1MarkII (22mm, f/3.3, 1/60 sec, ISO800)
ナイトマーケット散策
さて、ナイトマーケット方面へ散策しに行きます。
全然関係ないですが、途中の寿司屋に何か妙な違和感を感じたのでよく見てみると・・・
OLYMPUS E-M1MarkII (16mm, f/3, 1/60 sec, ISO640)
「人間の寿司」とありました。人間を寿司にしてはいけませんね・・・
OLYMPUS E-M1MarkII (46mm, f/3.9, 1/100 sec, ISO1000)
フーコックナイトマーケットの場所
フーコックナイトマーケットの入り口はこの地図の五差路になっている場所です。
そこで撮影したのがこちら。活気が溢れていて気分が盛り上がりますね!
OLYMPUS E-M1MarkII (12mm, f/2.8, 1/60 sec, ISO200)
「Chợ đêm」の「Chợ」は市場、「đêm」は夜という意味です。
OLYMPUS E-M1MarkII (16mm, f/3.1, 1/200 sec, ISO200)
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フーコックのナイトマーケットではアイスクリーム屋さんをよく見かけます。「KEM」というのがアイスクリームのことです。
OLYMPUS E-M1MarkII (19mm, f/3.2, 1/320 sec, ISO200)
日本風の屋台もありました。こちらはたこ焼き屋さん。日本から旅行で来ているならあまり食指が動かないかも知れませんが、ベトナムに住んでいるとむしろ心惹かれるものがあります。
なお、Ra Khơiで結構お腹一杯になったので、買い食いはせず眺めて雰囲気を味わうだけにとどめました^^;
OLYMPUS E-M1MarkII (12mm, f/2.8, 1/250 sec, ISO200)
ナイトマーケットを出て、船着き場沿いの公園に出ました。ベトナムでは暑い昼間よりも夜涼しくなってからの方が子供達の姿が増えます。
OLYMPUS E-M1MarkII (12mm, f/2.8, 1/60 sec, ISO3200)
子供達だけでなく、謎の瞑想をしている人達もいました。
OLYMPUS E-M1MarkII (28mm, f/3.6, 1/40 sec, ISO6400)
散策を終え、Grabを呼んでキムホアリゾートホテルに戻ります。
ヤシの木の間にライトで浮かび上がるコロニアル風の建物が南国風情を醸し出し、中々良い感じです。
明日はフーコック島からさらに近隣の離島へ渡るツアーへ行く予定・・・だったのですが・・・(つづく)
OLYMPUS E-M1MarkII (12mm, f/2.8, 1/60 sec, ISO4000)
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