こんにちは。靴磨きが面倒すぎて白い靴が黒い靴になりつつあり、一粒で二度美味しいと開き直っている10max(@10max)です。
とは言え流石に通勤用の白い靴が黒い靴になるのは見過ごせないので、いつもホーチミンの路上に展開している靴磨き職人さんにお世話になっています。
激安で靴をピカピカにしてくれるという、筆者のような面倒くさがりな人にピッタリなサービスなので、相場感や利用方法、注意点なども含めてご紹介したいと思います。
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ホーチミン市内の靴磨き職人の出没場所・時間帯
飲食店がよく出ている場所なら結構色々なところに居るとは思うのですが、やはり遭遇する可能性の高い場所や時間帯というのがありそうです。
頻出なのはやはり観光客や駐在員などの外国人が多い場所です。何故なら、スリッパやサンダルを履いているローカル住民は靴を磨かないためです。
筆者の行動エリアの中ではやはり下の地図の辺り、観光客の多いドンコイ通りやグエンフエ通り界隈では、よく靴磨きセットを持って声をかけてくる靴磨き屋さんをよく見かけます。
時間帯は昼時が比較的多いようですね。食事がてらわらわらと現れてくる駐在員などに声をかけて来ます。
ホーチミンの路上靴磨き職人の相場・注文方法・注意点
路上靴磨き職人達は、上で触れた通り昼時に飲食店の多いエリアで客待ちをしている事が多いです。
こちらが筆者がベトナム赴任以来ずっとお世話になっている靴磨きのお兄さんです。こんな感じで、靴磨きセットのボックスを持っているのが靴磨き職人の目印です。
彼は、上のマップのオレンジの丸内の右下の方にある「Pho Thin By SOL」という激美味フォー屋の前辺りでいつも営業しています。
また先日「世界位の果までイッテQ!」でデヴィ夫人と出川さんが食事をしていた「フォー・ハー」の真ん前でもあります。
彼はいつも大抵下の写真のデヴィ夫人に向かって右辺りで客待ちをしているので、デヴィ夫人と出川さんも声を掛けられて靴を磨いてもらったかも知れませんね(いやない)。
ちなみに、フォーハーに関しては揚げフォー(恐らくPho Xao)より普通のスープフォーの方がずっと美味しい、というのは筆者も同感です(笑)
路上靴磨きの相場は100円〜200円程度
何の話でしたっけ。
そうそう、靴磨きです。靴磨き職人達は、客が昼食を食べに店に入る前に声をかけてきて、お願いすると靴を引き取り、代わりにこんなサンダルを渡してくれます。
以前はこのようなビーサンでしたが、最近は鼻緒の無いタイプのサンダルを出してくれるようになりました。磨いて貰うような靴なら大概靴下を履いているでしょうからそっちの方がいいですよね・・・。
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さて、注意点として、お願いする際に最初に料金を確認しておいた方が後でトラブルにならないでしょう。
相場はエリアや常連度などによって変わってきますが、概ね2万ドン〜4万ドン(100円〜200円)くらいのようです。
筆者は最初にこの靴磨き屋さんを利用した際に3万ドンと言われたので以来3万ドン払っています。コロナで厳しい時代を過ごしたでしょうし、毎年給与水準が5〜10%上がる国なのでまあいいでしょう。
明らかな観光客の場合には5万ドン(250円)とややインハイに投げてくる事もあるようですが、まあ驚くような値段ではありません。もし時間と手間が惜しくなければ「ノーノー、20k(2万)!」辺りから交渉してみるのもよいでしょう。
観光エリアのボッタクリには要注意
なお、ベンタイン市場やホアンキエム湖周辺などの、観光客が集中するエリアでは要注意というか、トラブル報告が絶えないのでむしろあまり利用をお薦めしません。
最初に無料などと言って後で靴を人質(物質)に高額(千円以上)をふっかけてくるボッタクリ靴磨き屋もいるようなので、くれぐれも最初に料金を確認するようにし、「無料」などと言ってくる場合には利用を避けましょう。あと、日本語上手い人とかも避けるが吉。果ては同意もしないのに勝手に靴を磨いたり修理し始めるツワモノもいるので、その場合は日本語でまくしたてるなど覇王色の覇気を存分に発揮して追い払いましょう。それさえ怠らなければ、ベトナムは比較的詐欺などは少ない国なので過度に心配しなくても良いと思います。
※例えば「2万ドン」はベトナムでは「20(Twenty)」とか「20k(twenty K)」と言います。ドンの数え方や換算方法などについては下記記事をご参照下さい。
さて、靴磨きをお願いすると、食事をする店内まで入ってきてくれて、靴とサンダルを交換し、店外で靴を磨いてくれます。こうした店との緩やかな共存関係もベトナムらしい部分です。
そして磨き終わると店内に持ってきてくれたり、時には店を出た時に声を掛けてくれます。料金は後払いです。
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元・白スニーカーが真っ白に!ベトナム式路上靴磨きの実力
では最後に路上靴磨きの威力を確認しましょう。
こちらが磨いてもらう前のスニーカーです。
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「そんなに汚れていないジャマイカ!」
と思われるかも知れませんが、一応仕事で履いているのであまり汚れが目立つのはよくありませんからね。
しかし、果たしてここから更にどれほど白くなるのでしょうか・・・
では職人のお兄さんに磨いてもらった後の姿がこちらです!
ドーーーン!!
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美しい!!
輝くような白さです。特につま先の辺りよ。上部の合皮部分はもちろん、ソールの側面もすっかり白くなっています。
150円でこんなに綺麗になるなんて、最高じゃないですか。
ということで、筆者などは
「そろそろ靴磨いてもらいたいな〜」
なんて思うと、その靴を履いて出勤し、グエンフエ通りのPho Thin by SOLやフォー・ハー付近でランチを食べるようにしています。
でも、いつも必ず同じ時間と場所で客待ちしている訳ではないので会えないこともあり、そんな時には気になる女子の通学路でこっそり待っていたのに会えなかった中学生みたいな切ない気分になります(アニメの見過ぎ)。
みなさんもぜひ利用してみて下さい。靴磨きのためにベトナム行きのチケットを取ってみても良いかも知れませんね!(いや良くない)
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